思いつきなので見苦しいかと思いますが、よろしくお願いします。
「すごいなぁ〜」
仮想世界での第一声はこれだった。
自分がゲームの中に入る、想像するだけでもワクワクするのに実際に入ってみたら想像を遥かに超える凄さだと私は思う。
そんなことを考えながら表通りに出ると赤髪に趣味の悪いバンダナをつけた男が通りを駆ける黒髪の青年に話しかけていた。
....始まったばかりだし知り合いがいるのはいい事だよね、盗み聞きは良くないけど、話に入れそうなら入ってみようかな。
「なぁ、あんた。その慣れた感じ、ベータテスターだろ?」
「ああ、そうだ」
「俺は
「なんだ?」
「ああ、大したこっちゃねーんだけどよ。戦い方のコツをご教授願いたいと思ってな」
「いいぞ、じゃあフィールドに行こうk『あの!私もご一緒してもよろしいですか?』ああ、もちろんいいよ。俺は
───フィールドにて───
「ウリァ!」
と言いながら
と戦っているのはクラインさんだ。
キリトくんにとりあえず戦ってみてと言われて戦い始めるまでは良かったのだがこれがなかなか難しい。
クラインさんは上手く攻撃ができていない様子だ。
私はキリトくんがお手本を見せてくれたソードスキルを使って倒したのでクラインさんを応援している。
「クラインさん頑張ってください!」
「そうは言ってもよぅ、こいつら動きやがるしなぁ」
「訓練用のカカシじゃないんだから当然だろ?しっかり構えて武器を振ってみろよ」
「しっかり構えて、ってこうか?」
クラインさんが曲刀を構えると刃の部分が赤く光った。
ソードスキルだ、キリトくんによるとあれはリーパーというらしい。
ゴウッ!という風を切る音と共にリーパーが放たれフレンジーボアのHPを余さず削り取った。
「よっしぁぁぁぁぁあ!」
「やりましたね!クラインさん!」
「おいおい、そのイノシシは他のゲームで例えるとスライム級だぞ?」
「ぇぇぇぇぇ!?オリャァてっきり中ボスか何かだと思ってたぜ」
『そんな訳あるか!(ないです!)』
その後はキリトくんも混ざり夕方になるまで狩りを続けた。
「なんか、腹ァ減ってきたなぁ。俺、5時に宅配ピザ頼んでるんだ、だからよオリャァこの辺で落ちるわ!今日は2人ともマジにサンキューな!あ、でもメシ食ったらすぐインすっからよ、都合が合えばまたやろうぜ!……ってありゃ?ログアウトボタンがねぇぞ!」
「おいおい冗談だろ?ほら、メニューの一番下に.....ないな」
「ま、サービス開始初日だしこういう話もよくあるよな!今頃運営は半泣きかもな!」
「クラインさん余裕ですね?5時に宅配ピザ、頼んでるんじゃないんですか?」
「あぁ〜!俺の照りマヨピザとジンジャーエールがぁぁ!」
「…にしてもおかしいな。こういう事態が起きたらプレイヤー全員を強制ログアウトさせるのが筋なのに」
「確かにそうですね、運営さんはどうしたんでしょうか…」
などと考えているとはじまりの街の方角から
リンゴーン、リンゴーン、リンゴーンと金の音が聞こえてきた。
その後私たちは青い光に包まれた。
目を開けるとそこは先程までいた草原ではなくはじまりの街だった。
強制的に転移させられたのかな。
はじまりの街は全プレイヤーが集められたかのように騒がしかった。いや、本当に全プレイヤーがいるのだろう。
すると街の中心に赤いローブの何者かが現れた。
「私の名前は茅場晶彦、今やこのゲームをコントロール出来る唯一の存在だ。
プレイヤー諸君は、既にメインメニューからログアウトボタンが消滅していることに気付いていると思う。しかしこれはゲームの不具合ではない。《ソードアート・オンライン》本来の仕様である。諸君らは自発的にログアウトすることは出来ない。また外部の人間による《ナーヴギア》の停止もあり得ない。もしそれが試みられた場合、《ナーヴギア》の信号素子が発する高出力マイクロウェーブが、諸君らの生命活動を停止させる。
残念ながら現時点で、プレイヤーの家族、友人などが警告を無視し、《ナーヴギア》を強制的に解除しようとした例が少なからずあり、その結果、213名のプレイヤーが《アインクラッド》、及び現実世界から永久退場している。ご覧の通り、多数の死者が出たことを、この状況をあらゆるメディアが繰り返し報道している。よって、《ナーヴギア》が除装される可能性は低くなっていると言って良かろう。諸君らは安心してゲーム攻略に励むと良い。
しかし、十分に留意して貰いたい。今後ゲームにおいて、あらゆる蘇生手段は機能しない。HPが0になった瞬間諸君らのアバターは永久に消滅し、同時に、諸君らの脳は、《ナーヴギア》によって破壊される。
諸君らが解放される条件はただ1つ、このゲームをクリアすれば良い。現在君達がいるのは《アインクラッド》の最下層、第1層である。各フロアの迷宮区を攻略しフロアボスを倒せば上の階へと進める。第100層にいる最終ボスを倒せばクリアだ。
以上で《ソードアート・オンライン》の正式チュートリアルを終了する。最後に忠告しておく。これはゲームであっても遊びではない・・・・・・・・・・・・・・・・・。プレイヤー諸君の健闘を祈る。」
今なんと言ったのだろう。
このゲームからはクリアするまでログアウトできず
この世界で死ぬと現実でも死ぬ。そんなことが......できるのかもしれない、この世界を創った茅場明彦なら。
私は嬉しかった。
もう、あんなところに行かなくて済む。
自殺をすると迷惑がかかるからしなかったし抵抗すればもっと酷くなることが目に見えていたから抵抗もしなかった。かと言って学校に行かずに叔父夫婦を困らせるということもあまりなかった。
暴行を受けたことは無かったが精神的な攻撃や私の物に対する攻撃は酷かった。私にはなぜ私がこんなことをされるのか分からなかったが何か私に問題があったのだろう。
もうそれも過去の話となった。
100層まで行くのは時間がかかるだろう。その時間は彼らの記憶から私が消えるのには十分だろう。
友人と共に現実世界に戻れるのならそれが一番いい。だけど私だけが死ぬならそれならそれで悪くない。
そう思考を巡らせていると茅場が
「これは君たちへの贈り物だ」
と言ってギフトボックスに手鏡を送ってきた。
その手鏡を見た瞬間白い光に包まれ、視界が元に戻ると自分のアバターがリアルの自分の姿になった。周りからは動揺した人々の声が聞こえてくる。
『お前キリト(クライン)か!?』
『レシーナは全然見た目変わってないな⁉︎』
「私はアバターはほとんどいじってないんですよ」
と、急にキリトくんが私とクラインさんの腕を引っ張っで路地裏に引き込む
「2人ともよく聞いてくれ。俺は今から次の村へ向かう、今の話が本当だとしたら俺たちは強くならなきゃいけない。そのためのリソースは限られてる、この街にいたら他の人間と少ないリソースを奪い合うことになる。だから俺は次の村を拠点にする。幸い俺は次の村への道を知ってる、道中の危険なポイントも全部知ってるから2人を連れていても日が落ち切る前に次の村に着けると思う、2人ともどうする?」
「私は友達と会う約束をしているので一緒にはいけないです。代わりに困ったことがあったら助けてほしいです」
「ああ、もちろん。いつでもメッセを飛ばしてくれ。クラインはどうする?」
「俺は別のゲームでダチだった奴らと徹夜でならんでこのゲームを買ったんだ、アイツらもこの街のどこかにいるはずだ。俺はアイツらを置いては行けねぇよ......」
「そっか....まぁ、クラインもいつでもメッセ飛ばしてくれよ」
そう言ってキリトくんは私たちに背を向けて走り出した
「キリトよぅお前思ったより可愛い顔してんじゃねぇか!」
「クラインこそその野武士ヅラの方が100倍似合ってるよ!」
「ってことがあったの」
「ふーん。今から私達も次の村に行くから会えるんじゃない?そのキリトってやつに」
中途半端な終わり方ですがご容赦ください。
実は知り合いの物書き連中にお前が書いたの読みたいって散々言われていたのでこれを読ませようと思います。