カミナのヒーローアカデミア   作:ファルコン太郎

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カミナのアニキによってメンタルが覚醒すること
感想でも言ったんですが、作者はこれを「カミナった」と呼んでいます
これを読んでくれる読者の方だけでもいいから、認知してもらうと嬉しいな



邪魔するな!

 

「すっげえええええ!これがオールマイト‼︎」

 

市民たちはその凄さに歓声をあげる

 

「・・・・・」

 

ヘドロを倒したオールマイトは、ある事を考えていた

 

飛び散ったヘドロはヒーローに回収され、無事に警察に引き取られた

 

 

 

そして、カミナと緑谷はヒーロー達にものすごく怒られていた

 

「君達が危険を冒す必要は全くなかったんだ‼︎ そして特に君! 助ける為とはいえ、結果助かったからお咎めなしたが、個性の無断使用は公務執行妨害で逮捕されてもおかしくなかったぞ!」

 

そう、個性を使ったことにめちゃくちゃ怒られていた

 

 

 

一方、爆豪はそのタフネスを買われヒーローの勧誘を受けていた

 

 

 

 

そんなこんなで説教が終わり、カミナと緑谷は帰路に着いていた

 

「・・・俺らを怒ったけどよ。その割には大苦戦だったじゃねーか」

「仕方ないよ、僕たちは一般人なんだから」

「納得がいかねぇ・・・」

 

カミナは解せないようだ

 

「あ、駅はこっちだからここまでだな」

「そうですね、、、カミナさん、本当に色々ありがとうございました」

 

緑谷は頭を下げる

 

 

カミナは微笑む

 

 

「イズク、お前の気合い、見せてもらった。お前は敵に突っ込むガッツがある。お前はヒーローになれる、俺が保証する」

 

「カミナさん、、、僕、頑張ります! 無個性とか関係なく絶対になれるように頑張ります‼︎ また、会えますか?」

 

 

「おう、俺もヒーロー志望だからな。いつか会えるだろうよ」

「そうなんですね! え、カミナさんお幾つなんですか?」

「俺は中三だ。お前と同い年だぞ」

「・・・え、えええええ!」

 

緑谷は驚いた。年上のお兄さんと思っていたからだ

 

「すごく・・・兄貴肌なんですね」

「おう、アニキって呼んでもいいぜ?」

「アニ、、、よ、呼びませんよ⁉︎」

「そうか、そりゃ残念だ」

 

カミナはカラカラと笑うが、緑谷は本当に呼びそうになっていたため焦る

 

落ち着きを取り戻し、緑谷はカミナに向きなおる

 

「カミナさん、もし次会った時はカミナさんに誇れるようになっておきます。まずは体を鍛えます! 個性なんて無くても誰かを守れるようになるくらい!」

「ああ、俺を驚かせてみろ!」

 

「はい! それではまた!」

 

「おう、またなダチ公」

 

緑谷はカミナが見えなくなるまで手を振っていた

 

ーーーーーーーーー

 

緑谷と別れ、駅の近くを歩いていると、騒がしい足音が近付いてきた

 

「私が来た!」

 

オールマイトが曲がり角から現れた

 

「あん、オールマイトじゃねーか。何の用だ?」

「少年、君にお礼が言いたかったのさ。あの時、私の代わりに爆豪少年を助けてくれてありがとう」

 

 

「バクゴウ?・・・あぁ、そいつはイズクが助けたんだよ。礼はあいつに言ってくれ。それより、、、アンタには言わなきゃならん事があったんだ」

 

「ん? 何かな?」

カミナはオールマイトに近づく

 

 

 

 

 

カミナはオールマイトの胸ぐらを掴む。シャツが千切れんばかりの力で

 

 

「お前が、あいつの事を決めんじゃねぇぞ‼︎」

「ッ!」

 

カミナは激怒していた。他人の夢を否定する奴は大嫌いだったからだ

 

「今日のあいつを見ただろ! 無個性だって、自分が弱いと知りながら、仲間を助ける為に命を懸けた! あれがあいつの気合いの凄さだ! あいつはヒーローになれんだよ‼︎」

 

カミナは拳を握り、殴りそうになる衝動を抑える

緑谷が憧れていると知っていなければ殴っていた

 

「碌に知りもしない相手に夢を諦めさせる事が、ヒーローのトップがやる事か⁉︎ 夢じゃなく現実を見ろだ⁉︎ 違うだろ! 夢も現実も自分で作るもんだ! 未来を、明日を掴む為に今を諦めないんだろうが‼︎」

 

カミナは叫ぶ

 

 

「あいつの人生を、あいつが憧れてるお前が邪魔するな‼︎」

 

 

 

オールマイトは何も言えなかった

 

 

「・・・全くもってその通りだ。申し訳ない」

「謝るならイズクだろ、俺はいいから早く行け」

「ああ、、、本当にありがとう」

 

 

「少年、信じてもらえないだろうが、今日彼を見て私も、彼はヒーローになれると思ったんだ。・・・すまない、それだけだ」

 

 

オールマイトは飛んでいく

 

「・・・ッチ、当たり前だろうが」

 

カミナは不機嫌に駅に入っていくのだった

 

ーーーーーーー

 

 

カミナと別れ、緑谷は爆豪と対峙していた

 

「デク‼︎」

 

 

「てめぇに助けなんか求めてなんかねぇぞ、助けられてもねぇ!

もちろんあの青髪にもだ‼︎ 一人でやれたんだ、無個性の出来損ないが見下すんじゃあねぇぞ。ヒーローになろうなんざほざきやがって! 恩を売ろうってか⁉︎ 見下すなよ、俺を‼︎」

 

爆豪は震えながら叫ぶ

 

「クソナードが‼︎」

 

(タフネス!)

 

緑谷はヘドロに襲われたにも関わらず、いつも通りな爆豪に驚いていた

 

(でも、無個性でも、出来損ないでもやるんだ。身の丈に合わないなんてもう言わない。僕は、、、)

 

 

「私が来たぁ‼︎」

「わぁ⁉︎」

 

オールマイトが来た

 

「オールマイト⁉︎ 何でここに・・・さっきまで取材陣に囲まれて、、、」

「抜けるくらいワケないさ、何故なら私はオールマ、ゲボォォ!」

「わあああ!」

 

オールマイトは吐血した

 

「少年、礼と訂正、、、そして「あの、オールマイト!」ん?」

 

オールマイトの話を遮り、緑谷は言う

 

 

「僕、ヒーロー目指します! どれだけ周りに、貴方に否定されたとしても、僕は自分の夢を目指します‼︎ カミナさんが言ったように、僕は僕ですから!」

「ッ!」

 

そして緑谷は叫ぶ

 

「ぼ、僕を、誰だと思ってるんですか!」

 

「真似しちゃった」と、緑谷は少し恥ずかしそうにする。しかし、その顔は晴れやかだった

 

(こいつは、、、彼は本当に凄いな)

 

オールマイトは困ったように頭を掻く

 

 

「少年、改めて私から礼と訂正、提案をさせて欲しい」

「?」

「君たちが居なければ、君の身の上を聞いていなければ、口先だけのニセ筋となるところだった! ありがとう‼︎」

「・・・ニセ筋」

 

「あの場で君達が、熱いハートを待つ彼と、小心者で無個性だった君だったから、私は動かされた!」

 

「トップヒーローは学生時代から逸話を残している」

 

「彼らの多くが話をこう結ぶ!」

 

「『考えるより先に体が動いていた』と!」

 

緑谷は胸が熱くなる

 

「君達もそうだったんだろう⁉︎」

「・・・うん!」

 

 

「彼からも言われてるだろうが、改めて私からも言わせてほしい」

 

 

 

「君はヒーローになれる」

 

 

緑谷は膝をついてしまう

 

緑谷は嬉しかったのだ。自分を初めて認めてくれた人と、憧れのヒーローが言ってくれたのだ。ヒーローになれると

 

 

 

「君なら私の"力"を受け継ぐに値する!」

 

 

「へ?」

「何て顔をしているだ? 提案だよ‼︎ 本番はこれからさ。いいか少年・・・」

 

 

「私の力を君が受け取ってみないかという話さ‼︎」

 

「力? 何を言ってるんですか?」

「私の個性の話さ少年」

 

オールマイトは語る、自分の個性が怪力やブーストなどと言われ誤魔化してきたことを

 

「平和の象徴、オールマイトはナチュラルボーンヒーローでなければならない。 私の個性は聖火の如く引き継がれてきたものなんだ」

 

「引き継がれて来たもの・・・それを僕に継がせるってことですか?」

 

「その通りだ少年、そして次は君の番という事だ」

「僕の・・・番・・・」

「私は隠し事は多いが嘘はつかん!」

 

 

個性(ちから)を"譲渡"する個性(ちから)・・・それが私の受け継いだ個性! 冠された名は」

 

 

 

『ワン・フォー・オール』

 

 

「一人が力を培い、その力を次に渡す。そうして救いの求める声と義勇の心が紡いできた力の結晶!」

 

「そんな凄いものを、、、僕に」

 

「ああ、元々は後継を探していたのさ、そして君なら託してもいいと思ったのさ! 無個性ながら、あの場で誰よりもヒーローだった二人の少年のうちの一人の君なら‼︎」

 

 

「だが、これは強制はしたくない。君の人生は君の物だ。私は君の邪魔はしたくない。だが、もし、、、」

「やります!」

 

緑谷は涙を拭い、オールマイトに言う

(こんなに言ってもらえて、カミナさんにも認めてもらって、断る理由なんてあるもんか‼︎ なるんだ、ヒーローに!)

 

緑谷の頭に浮かぶのは、恩人であるカミナの初めて助けてくれた時の大きな背中

 

「やります! お願いします、やらせて下さい!」

 

「即答、そう来てくれると思ったぜ」

 

 

ーーーーーーーー

 

一方、時原園では

 

「カミナァァァァ!お前、また敵と戦ったのかァァァァ!」

 

園長の怒鳴り声が響いていた

 

「俺は、男の意地を通しただけだ!」

「こんの馬鹿がぁぁぁぁ!」

「ぐぉおおおおお!個性使うなぁあ!」

 

カミナは園長による折檻を受けていた

 

 

「でも良かったねカミナ。学校に連絡いってたら雄英行くの無理だったよ」

「今回は助かったから保護者に連絡と厳重注意だけってさ、良かったねカミナ、浪人しなくて」

「カミナが問題起こしたら打屋先生泣くよ?あんなに期待してもらってるのに。それともカミナは期待を裏切るようなことは平気でする人だったっけ?」

 

三色トリオがカミナを責める。流石に三人も怒っていた

 

「いや、それは、違うけど・・・だが俺はやらなきゃならなかったんだ! 後悔はしねぇ!」

 

カミナの態度に四人は呆れる

「全くお前は・・・」

「まぁ、カミナだし」

「カミナだもんな〜」

「だね」

 

 

「おい、何だその反応は?おい、なんか言え!」

 

 

時原園は相変わらず騒がしかった

 

 

 

カミナは寝る前にあることに気付く

 

「そういやイズクのやつ、どこのヒーロー科を受けるんだ?」

 

ーーーーーーーーー

 

カミナと出会い、オールマイトに選ばれた日の夜

 

緑谷は自宅の近くの公園を走っていた

 

 

(オールマイトの特訓は2日後、まず体力だけでも付けないと!)

 

緑谷は走る、ヒーローになる為に

 

(特訓内容はトレーニングだと聞いた。元々身体を鍛えるつもりだったんだ、さらにきちんとした先生が付いてくれた)

 

 

緑谷は夜空に向かって拳を向ける

 

「カミナさん、僕やります‼︎」

 

緑谷はペースを上げる

 

「うおおおおおおお‼︎」

 

夜の公園に少年の雄叫びが響いたのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 




読了感謝です

デク君のメンタルは絶好調、カミナってます

アニキはジーハ村を出る時に村長と対立してたから、人の歩みを止める人は大嫌いだと作者は思います。実際作者も大嫌いです

感想、意見、評価おなしゃす!

それでは最後にご一緒に〜 せーのっ

天元突破ァァァァ‼︎
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