はい、最近FG○で星5が出ないファルコン太郎です
もう福袋に賭けるしかない
なんとびっくり、お気に入りが500超えてる、マジか
何だろう、評価が上がってる気がする。うれしい
りおんさま、誤字訂正しました。ありがとうございます
雄英高校 会議室
会議が終わり、教師陣がワラワラと部屋を出る中、相澤は席に座ったままだった
それは、会議の内容が原因だった
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会議開始直前
相澤はプレゼントマイクと話していた
「『神野神名の入学について』って何だろうな」
マイクは渡されたプリントの案内をピラピラしながら言う
「大方、特待生にでもするんだろう。あれだけ優秀だったんだ。アイツの家庭事情を考えて学費の免除や奨学金なんかの話だろ」
「あ〜そういや孤児院の出身だったか? お前がかなり前に助けた所の、たしか弱い敵だったけど10歳位で倒したって言ってた」
「7歳だ。まだ碌に体も出来てない状態でな」
「成程・・・イレイザーヘッドのお気に入りって訳だ」
「別にお気に入りって訳でもねぇよ」
「ヘイヘイ、そういう事にしとくよ」
マイクは思う
(お前が一個人に興味を持つだけでも珍しいってのに、詳しく覚えてるなんてお気に入り以外に何があんだよ)
そんな会話をしていると校長が会議室に入ってくる
「それでは、神野神名君の『特別枠入学』についての会議を始めるよ」
校長はモニターにカミナを映し出す
「神野神名、個性は螺旋力というものらしい」
「螺旋力? 余り言葉だけでは分かりませんね」
「ああ、僕も個性届けの内容を見るまで分からなかったのさ。そして内容だが、エネルギーを纏ったり、流すことで能力の向上。腕がドリルになっていたのはエネルギーを硬質化させたものらしい。エネルギーは自身の体内だけでなく、他人や木刀などの無機物にも流せるらしい」
だが、と校長は区切る
「問題はそこじゃない。これだ」
モニターには仁王立ちしたカミナと巨大ロボが映る
「彼の個性は機械のハッキングが出来る」
「ハッキング、、、つまり、彼の個性は」
「ああ、彼の力は『タルタロス』のシステムに干渉出来るかもしれないってことさ」
校長は続ける
「そこで、ヒーロー協会は神野君を特別
『⁉︎』
「彼がもし、敵になったとしたら世界中が大混乱になるかもしれない。だからそうならない様にしろと、会長直々に指令が来たのさ」
教師陣は納得してしまう。敵の収容所であるタルタロスのセキュリティをハッキングされたら社会が大変な事になると
だが、相澤は納得がいってなかった
確かに自分があの時ヒーローを薦めたのは監視の意味も入っていた
だが、今は純粋にカミナにはヒーローになって欲しかった
だからカミナには雄英で最高峰の教育を最高の形で受けて欲しかったのだ
握った拳がギリギリと音を立てる
「イレイザー」
「!」
隣のマイクが相澤の肩に手を置く
「気持ちは分かるが抑えろよ。俺たちゃヒーローなんだ」
「・・・分かってる。・・・・・助かった」
「気にすんな」
校長は一呼吸置いて続ける
「次にこれを見てほしい。これは実戦試験の結果さ」
1位 神野 神名 65 60
2位 切島 鋭次郎 39 45
3位 爆豪 勝己 77 0
4位 麗日 お茶子 28 45
5位 塩崎 茨 36 32
6位 拳藤 一佳 25 40
7位 緑谷 出久 2 60
8位 飯田 天哉 52 9
9位 鉄哲 徹鐵 49 10
10位 常闇 踏影 47 10
「これは・・・流石に圧倒的過ぎないか?」
「彼が救助に力を入れてなかったら、敵ポイントだけでも一位を取れそうですね、、、」
教師陣は、カミナが途中から受験生が負ける寸前のロボだけを倒していたのを思い出す
「皆んな、彼の点数に驚くのも分かるけど話を戻すよ。さて、彼が特別枠になる事でヒーロー科が一クラスだけ21人になる。A組かB組のどちらかに、、、」
相澤は挙手する
「だったらA組にお願いします。神野を監視する以上、俺の個性の方が適任でしょう」
「そうだね。じゃあ頼めるかい?」
「分かりました」
B組の担任であるブラドキングは「むぅ、、、出遅れたか」と唸る
相澤の隣でマイクは目を見開く
(この野郎、お気に入りをさらっと自分の担当にしやがったぞ!)
「なんだマイク?」
「いや・・・何でもない」
「もう一つ、神野君に伝える内容についてさ。監視の件は隠して、神野君には特別枠入学という形で納得してもらう。特別枠の内容は、彼の家庭事情を考えて学費はこちらが負担する。そして学校と自宅との距離を考えて一人暮らしをしてもらう、というものさ」
確かに時原園は雄英とは距離が離れすぎている。一人暮らしをしてもらうのは妥当な考えだと考える、本来ならだが
ミッドナイトが挙手をする
「校長、それは神名君のプライベートも監視するという事ですか?」
「流石にそこまではしないさ。それはもう人権の問題だよ。ただ敵に襲われる事を想定してセキュリティの高い場所には住んでもらう」
(結局監視じゃねーか)
相澤は背もたれに寄りかかる
「以上で会議は終わりなのさ。皆んなお疲れの所悪かったね、ありがとう」
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「イレイザー、俺たちも戻ろうぜ」
マイクが相澤の隣に立つ
相澤は席を立ちながら愚痴る
「理解はできるが納得はできないってやつだな。合理的じゃない」
「人間そんなもんだろ」
マイクは笑っていた
会議室を出て相澤は廊下を歩きながら赤くなった空を眺める
カミナと初めて会った時のような
(神野、全力で指導してやる。だから負けんなよ)
相澤は自分が考えたことに困ったように頭を掻く
「はぁ・・・マイク、お気に入りってのは、否定出来ないな」
「だろ?」
ーーーーーー
試験から一週間後
時原園の運動場には四つの影があった
あえて言うが、カミナと三色トリオである
一体何をしているのかというと
「フッフッフッフッフッ!」
「38 39 40 41 42 〜」
カミナは懸垂をしていた
「48 49 50! はい終わり〜」
カミナは着地する
「ふぅ〜」
青林と黄森がコソコソと話す
「カミナは何であんなに筋トレしてんの?」
「試験の結果が不安なんでしょ。特に筆記が」
「うるせーな。だったらお前らはどうだったんだよ」
「ん?俺達も不安だけどカミナ程じゃないし」
「筆記も実技も手応えあり!」
「むしろ、雄英でカミナがロボット倒したことの方が聞きたいよ」
カミナはその事に疑問を持つ
「あん?お前らはロボとかと戦ってないのか?」
「当たり前だよ、雄英には治療ができる個性の人がいたからそんな事出来たんでしょ?」
「俺達はグラウンドで面接官の前で、一人ずつ何が出来るか見せてたな」
「そうそう、凄い個性の奴もいたな。なんかちっちゃい地震起こせるやつ」
カミナは考える
「・・・もしかしたら、そっちの形式の方が良いのかもな」
「どういうこと?」
黄森が尋ねる
「そうだな、お前らなら俺が戦ったロボをどう倒す?」
「無理だよ、俺らの個性は火力型じゃないもん」
「そうだな、ロボットだと相性は悪くないが、10分じゃ殆ど倒せない」
「だな、機能停止も難しいな」
「やっぱりな、、、」
カミナは続ける
「あの試験は対人に特化した個性じゃ乗り越えれない。対人の個性を鍛えていた奴にとっては最低極まりない状況だ。お前らみたいに身体を鍛えてたら可能性はあるが、あれは学校側のミスだな」
そんな時、園長の声が聞こえる
「カミナ! 結果が来たぞ!」
『‼︎』
四人は走り出す
リビングには施設の皆んなが集まっていた
「カミナ、早く早く!」
「急かすな、何だこれ? 円盤?」
カミナは円盤を起動する
『私が投映された!』
「オールマイトだ!」
「スッゲェ!」
「てか何で⁉︎」
興奮する子供達
『今年から教師として働くことになったんだ!』
「・・・チッ」
舌打ちをするカミナ
『なんとなく君の今の顔が分かるが、とりあえず我慢してほしい』
オールマイトが苦笑いをする
『さて、君の合否だが、おめでとう! 入試トップで合格だ!』
「「「「「おおおおお!」」」」」
見ていた皆んなが驚く
『君が倒した敵ポイントは65ポイント、そしてヒーローとして周りの受験生を助けたことの
そして、とオールマイトが続けようとするが、画面の向こうの様子が変になる
『え、ここで終わり? 君からの方が合理的? あ、そう、ちょっと待って!』
オールマイトが居なくなる
『ここからは俺が説明する』
相澤が映る
「イレイザーヘッド⁉︎」
「マジか‼︎」
「イレイザーが先生ってこと?」
「いーなーカミナー」
「イレイザー好きー!」
「私も好きー! エンチョーは?」
「ワシも大好きさ」
オールマイトが出て来たより盛り上がっていた
時原園はイレイザーに助けてもらって以来、イレイザーのファンになっていた
それはもちろん
「マジかよ、イレイザーさんが教師⁉︎」
カミナとて例外ではなかった
『流石に100点オーバーが出るとは思っていなくてな。お前を特別枠として入学させる事にした』
「特別枠・・・」
『お前自身の状況も考えてな。まず、奨学金制度にするつもりだったらしいが、安心しろ。学費はこちらで負担することになった』
「やったなカミナ!」
園長が喜ぶ
『そして、近くにアパートを借りるつもりだっただろう? そっちもこちらが用意する事になった』
「特別枠凄っ!」
「至れり尽くせりじゃん」
『鉄爪園長、必要な同意書や資料などは同封されてるので確認してください。分からない所があれば、問い合わせの電話番号も用意しています』
「これか、確認したぞい」
『最後に、、、』
相澤はニヤリと笑う
『来たな、神野!』
『
「・・・おう!」
カミナは立ち上がり、後ろを振り向く
時原園の面々の顔を順番に見ていく
「行ってくるぜ‼︎」
神野神名、夢の高校生活が、今始まる‼︎
読了感謝っす
それではそろそろ雄英編開始ダネ!
マイクは山田にするのは何か嫌なんだよ
感想、意見、評価おなしゃす
せーのっ、天元突破ァァァァイ!