カミナのヒーローアカデミア   作:ファルコン太郎

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遅くなってごめんよ


カミナるデク VS かっちゃん

 

モニター室

 

 

切島が叫ぶ

「爆豪ズッケェ! 奇襲なんて男らしくねぇ‼︎」

 

「奇襲も戦略! 彼らは今、実戦の最中なんだぜ!」

 

「緑くん、よく避けれたな!」

 

「というか緑谷のやつ、意外とやるじゃねーか‼︎」

 

クラスメイト達は爆豪と緑谷の戦いに盛り上がる

 

 

「カミナさん。さっきのセリフって・・・」

「ああ、一丁前に俺の真似をしてやがる」

 

カミナはモニターを見ながらニヤリと笑う

 

「さぁデク、お前の力を見せてやれ・・・!」

 

 

ーー

 

「雑魚で出来損ないのデクじゃない! 僕は僕だ! 頑張れって感じのデクだ‼︎」

 

 

「生意気言うじゃねぇか、そういう所がムカつくんだよ! クソナードがぁ‼︎」

 

二人が互いに叫ぶ

 

 

『おい爆豪くん! 状況を教えたまえ! どうなってる⁉︎』

 

爆豪の通信機に飯田の連絡が入る

 

「黙って守備してろ! 俺は今ムカついてんだぁ!」

 

『気分を聞いてるんじゃない! おい!』

 

爆豪が通信を切る

 

爆豪は爆発の勢いで飛ぶ

 

BOOM!

 

 

「麗日さん、行って! グゥッ!」

 

爆豪の蹴りが緑谷を襲い、緑谷は腕でガードする

 

「よそ見か 余裕だな!」

「してないさ!」

 

緑谷はガードと同時に爆豪の足にテープを巻き付ける

 

「確保証明のっ! クソが!」

 

(かっちゃんが焦った! なら次は、右の大振り!)

 

緑谷は体勢を低くして転がるように避ける

 

そして、爆豪が右手による攻撃のためについた、軸足である左足にテープを巻き付ける

 

「せぇい!」

 

そして力一杯後方に引く

 

「ぐおっ⁉︎」

 

爆豪はバランスを崩し、前に倒れる

 

 

(これでかっちゃんは僕しか追ってこないはずだ! 距離を取って作戦を練らなくちゃ!)

 

緑谷は一時撤退をする

 

「待てコラデク!」

 

爆豪が続け様に叫ぶ

 

「なぁオイ! 俺を騙してたんだろォ⁉︎ 楽しかったかずっと! だから生意気になったんだろ⁉︎ 随分と派手な個性じゃねぇか! 使ってこいや 俺の方が上だ!」

 

緑谷は苦しそうな顔をしながら走る

 

 

ーー

 

 

 

 

 

 

「・・・・違うぞデク。それじゃダメだ」

 

モニターを見ながらカミナはそう呟く

 

 

 

 

 

 

ーー

 

 

緑谷は爆豪からかなり離れ作戦を練る

 

(麗日さんをガン無視で僕を狙い撃ち、やっぱりこれはかっちゃんの暴走だ。二人は連携が取れてない!)

 

緑谷は勝ち筋を見つける

 

(麗日さんが核と飯田くんを補足し次第僕も向かって2対1! そのために・・・)

 

 

「僕がかっちゃんに勝つ! そのために・・・・」

 

緑谷は息を吸い、叫ぶ

 

 

「かっちゃん、僕はここに居るぞ!」

 

 

その数十秒後、爆豪が曲がり角から現れる

 

 

「鬼ごっこは終わりかよデク。自分から場所を晒すなんて舐めてんのか?」

 

「違うよ」

 

緑谷は拳を構える

 

 

「逃げちゃダメだったんだ。君は強くて、カッコよくて。だからきっと僕は心の奥底では、君を恐がってたんだ」

 

緑谷は爆豪の目を見る

 

 

「けど逃げてちゃ、何も掴めないんだ」

 

 

そこにはもう怯えの色は無かった

 

 

「僕はもう逃げない。口先だけじゃない、本当の意味でだよ」

「・・・・」

 

 

緑谷は構えをとる

 

 

「かっちゃん」

「何だよ」

 

 

「僕は、本気で君に勝つよ」

「面白れぇ」

 

爆豪は籠手を構える

 

 

「「行くぞ‼︎」」

 

両者は走り出す

 

「殴り合いだぁ!」

 

爆豪が爆破を使い、縦横無尽の攻撃を仕掛ける

 

 

(まずい、これじゃ狙いを定めれない!)

 

緑谷はタイミングを測る

 

 

「ここ!」

 

しかし、緑谷の突き出した腕は爆発を捉えただけだった

 

「グァ!」

 

そして、爆豪は目眩しを兼ねた爆破で軌道修正をし、緑谷の背中に爆破を叩き込む

 

「ホラ行くぞ! テメェの好きな右の大振り!」

 

「っ! 当たってたまるか!」

 

緑谷はすぐさま前に転がり込んで大振りを避ける

 

そして体勢を起こし爆豪から目を逸らさず距離をとる

 

そこで緑谷に通信が入る

 

『デク君!』

「麗日さん⁉︎」

『ごめん、飯田くんに見つかった!』

「場所は?」

『5階の真ん中フロア!』

(ほぼ真上か!)

 

 

「気を逸らすなんて余裕だなぁ‼︎」

「な、しまっ⁉︎」

 

緑谷が通信に意識を割いた瞬間、爆豪は緑谷の死角から接近していた

 

爆豪の蹴りが緑谷の右脇腹に入る

 

「ゔっ!」

 

続けて爆豪は緑谷の腕を掴み、爆破の勢いで回転する

 

「デク、良いことを教えてやる。格上を相手にするときにはな」

 

爆豪は高速回転しながら言う

 

 

「一瞬でも気を緩めたら死ぬんだよ!」

「グハ‼︎」

 

 

緑谷は床に叩きつけられ呼吸が止まりかける

 

だが、気合いでその場から離れ爆豪の追撃を避ける

 

 

BOOM!

 

 

緑谷のいた場所のコンクリートが抉られる

 

 

「デク、そろそろ時間だ。けり着けようじゃねぇか」

「はぁ、はぁ、そうだね」

 

爆豪は籠手を正面に構える

 

 

「てめぇのストーキングならもう知ってるだろうが、俺の爆破は掌の汗腺からニトロみてぇなもんを出して爆発させる。要望通りならこの籠手はそれを貯めれる」

 

「・・・マジか」

 

緑谷は右腕を構える

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ごめん麗日さん。後は頼む」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「行くぞデク」

「来い、かっちゃん」

 

爆豪は籠手のピンを抜き、緑谷はOFAのパンチを放つ

 

「くたばれやあああああ‼︎」

「SMAAAAAAAAAASH‼︎」

 

 

大規模の爆破のエネルギーと凄まじい拳圧がぶつかり合う

 

 

その勢いは天井を突き破り、上層を破壊する

 

 

二人のいた場所は煙が立ち込めていた

 

 

 

 

 

 

しかし、この二人は止まらなかった

 

 

「うおおおおおおおおおおおおお!」

「うらああああああああああああ!」

 

 

煙から飛び出した2つの拳が互いの顔面に突き刺さる

 

 

お互いが衝撃で吹き飛んだのに、二人ともすぐさま体勢を立て直し相手に特攻を仕掛けたのだ

 

 

爆豪は打った反動で右腕が動かず、緑谷は右腕がバキバキに折れている

 

 

それでも二人は残った左腕と脚で相手を攻撃していた

 

 

そこから先はノーガードの殴り合いだった

 

 

緑谷の拳が爆豪の頬に突き刺さる

 

爆豪の蹴りが緑谷の鳩尾に入る

 

緑谷のアッパーが爆豪の顎を打上げる

 

爆豪の拳が緑谷の顔面を正面から打ち抜く

 

緑谷の前蹴りが爆豪の胸部を捉え仰け反らせる

 

爆豪が仰け反った反動を使い緑谷の顔面に頭突きを食らわせる

 

緑谷は殴り返そうとするが足がふらつく

 

 

そして

 

 

 

「これで終わりだぁ!」

 

爆豪の左手の爆破をモロに顔面に食らう

 

左の拳が爆豪に届く事なく垂れ下がり、緑谷が床に沈む

 

 

「ちく、、しょう。勝ちたかった・・・・・」

 

緑谷は泣きながら呟き、意識を失う

 

 

 

 

『ヒーローチームwiiiiiiiiin ‼︎』

 

 

 

 

その瞬間、オールマイトによるアナウンスが聞こえてくる

 

麗日が核をゲットしたのだ

 

 

 

爆豪はそのアナウンスを聞きながら、涙を流して気絶している緑谷を見る

 

 

 

 

 

 

「・・・・アホが、テメェの勝ちだろうが」

 

 

爆豪は緑谷を見下ろしながら呟くのだった

 

 

 




大変申し訳ないと思っています

本当に忙しかったんです

ぼちぼち頑張りますので、感想などをくれたら嬉しいです
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