カミナのヒーローアカデミア   作:ファルコン太郎

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お久しぶりデス、スミマセン

新章ダヨ


第三章 ヴィランってのは偉いのか⁉︎編
間違いと武器


 

 

 

ずっと見ていない夢を見た

 

 

 

『ギガァドリルブレイク‼︎』

 

 

 

グレンラガンのドリルがチミルフの機体を貫く

 

 

『あばよ・・・ダチ公』

 

 

ここで自分は死んでしまう

 

 

 

いつも通りならここで夢が覚めるはずだった

 

 

けれど、夢は終わらない

 

 

 

 

雨が降ってる

 

 

シモンは泣き崩れている

 

 

ヨーコは口を抑えて立ち尽くす

 

 

他の仲間達も皆泣いている

 

 

 

———あぁ

 

 

 

場面が変わる

 

 

シモンがグレンラガンに乗り狂ったようにガンメンを破壊する

 

 

キタン達とも言い争う

 

 

 

————-俺はシモンを信じてる、だが

 

 

 

大グレン団の他のメンバー達ですら仲が悪くなっている

 

 

シモンではなくキタンをリーダーにするつもりらしい

 

 

 

———-もしかして

 

 

 

そして10倍返しをすると約束した女は

 

 

『カミナ・・・・』

 

 

泣いていた

 

 

—————俺はまだ、死んだらダメだったのか?

 

 

◾️ ■ ■

 

 

「・・・・シモン」

 

カミナは目を覚ますと自分の目に手を伸ばす

 

 

「チッ、また泣いてやがる」

 

カミナは顔を洗ってから制服に着替え部屋を出る

 

朝食は作る気力も無かった

 

 

ーー

 

 

カミナが雄英から指定されたアパートから登校すると、校門の前にはマスコミがわんさか居た

 

「何だこりゃ」

 

カミナは取材を受ける気分ではなかったのでマスコミにバレないように校門を通る

 

 

カミナは丁度登校していた緑谷達を見つける

 

 

「おはようカミナくん!」 

「おう、おはよう。なあ、あれ一体何なんだ?」

 

カミナはマスコミ達を指差す

 

「え、知らないの?」

「なんかマスコミがオールマイトが先生になったことを聞きたいんやて」

「・・・へー」

「うわ、あからさまやな」

「ま、俺には関係ないな」

 

カミナはそう言って歩きだす

 

「ねぇ、何だかカミナさん機嫌悪い?」

「なんやろ、いつもと雰囲気違うけど」

 

緑谷達は校舎に入っていく

 

 

ーー

 

HR

 

「昨日の戦闘訓練お疲れ。Vと成績見させてもらった」

 

相澤が爆豪と緑谷を見る

 

「爆豪・・・もう大丈夫だろうが、もうガキみたいな真似するなよ。能力はあるんだから」

「・・・分かってる」

「緑谷も腕ぶっ壊しても戦える根性は分かったが、いつまでも『制御出来ないから仕方ない』じゃ通らないからな。俺は同じことを言うのが嫌いだ。それさえ出来ればやれる事も多い。気張れよ緑谷」

「はいっ!」

 

 

「さて、今日のHRの本題だ。急で悪いが・・・」

 

ざわ・・・とクラスに緊張がはしる

 

 

「学級委員長を決めてもらう」

 

「「「「「学校っぽいの来たーーーーー‼︎」」」」」

 

 

皆が自分がやりたいと手を挙げる中、カミナだけはつまらなそうに頬杖を付いていた

 

すると近くの轟がカミナに話しかける

 

「神野、意外だな。お前はやりたくねぇのか?」

「ん? あぁ、学級委員はなぁ・・・中学のころから見てたけど、めんどくさそうだからな」

「まぁ、そうかもな」

「あと気分じゃねぇ」

「気分か、なるほど・・・」

 

カミナはそう言って窓の外を眺める

 

 

その後、飯田の発案による多数決で4票を取った緑谷が学級委員長となった

 

 

ーーー

昼休み

 

カミナは昼食を早々と食べ終え、ある部屋の前にいた

 

 

「ここがサポート科のラボか」

 

 

カミナは工房に来ていた

 

 

ゴンゴンッガチャ

「すんませーん! 1-Aのカミナですー!」

 

 

 

「君さぁー、フツーどうぞって言われてから入ってこないー?」

 

巨大なモニターに向き合っていた女子が叫ぶ

 

 

「メールには勝手に入って来いって書いてあったんだが?」

「ありゃ? そうだっけ?」

 

女子が椅子から降りてカミナの正面に立つ

 

 

 

「改めて自己紹介を。アタシはサポート科3年の

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     ルチア・フェックスだよ」

 

 

 

 

そこには金髪のツインテールを団子にし、ゴーグルと白衣を着た女子がいた

 

「おそらく君の装備は私が専属になるから〜。以後よろしくねカミナ。あ、私も呼び捨てで良いよ」

 

「あぁ、よろしく頼むぜルチア」

 

 

ルチアが手を出してくるのでしっかりと握手をする

 

 

「さてと、装備の件だよね。遅くなって悪かったね〜アンタのドリルと個性の解析が思ったより進まなくてさぁ〜」

 

そう言ってルチアは棚に置いてあるケースを持ってくる

 

 

「これがアンタの新装備、『マトイ』だよ」

 

 

ケースの中には白い剣で、本来刃がある場所にレールの様な溝あるものだった

 

 

「それにアンタの個性を流してみな」

 

カミナは柄を握り螺旋力を流す

 

すると剣の溝に螺旋力が集まりチェーンソーのような刃が生まれた

 

 

「・・・こいつは凄ぇ」

「まだ終わりじゃないよーん。持ち手を折り畳んでみな」

 

カミナがマトイの柄を変形させるとそこには銃口が出てきた

 

 

「これ、まさか・・・」

「うん、打てるよ。しかも連射でね。威力はアンタの匙加減」

 

 

カミナは興奮する

 

「凄ぇ!凄すぎるぜ! ルチア、あんた最高だな!」

 

「そりゃどーも、アタシも楽しめたから礼はいらねーよ

 

 

・・・あと、もう一つ」

 

 

カミナがマトイをケースにしまい帰ろうとするとルチアが止める

 

その顔色はあまり優れない

 

 

「どうした?」

「これもアンタの装備の一つだ」

 

 

ルチアは棚から黄色と黒の警戒色の、手のひらくらいの大きさしかない小さいケースを取り出す

 

 

「先に約束してくれ、こいつを開けるのは本当に命の危険がある時にするって」

「どういう事だ?」

「いいから、約束してくれ。じゃなきゃアタシはコイツをアンタに渡さない」

「・・・分かった。本当に命の危険がある時だな」

「あぁ、その時はこのロックを外しても構わない。だがその時以外は絶対に使っちゃダメだ」

「了解だ。俺を誰だと思ってやがる。約束は必ず守る」

 

 

ルチアはカミナにケースを渡す

 

「ベルトの邪魔にならない所に付けれるようにしてるから。じゃ、アタシの用はこれだけ・・・」

 

 

ウーウーーーーーーー!

 

『セキュリティ3が突破されました。生徒の皆さんは速やかに屋外に避難してください』

 

 

「んだとぉ⁉︎」

 

ルチアが驚き叫ぶ

 

 

「おい、セキュリティ3って何だ!」

「侵入者が出たってこと! ッチ! 雄英バリアはどうなってのさ!」

 

ルチアは座っていた巨大なモニターを操作し、映像を映す

 

 

「侵入者は・・・報道陣か! まったく、だからメディアは嫌いだよ!」

 

ルチアはカメラ映像を次々と出していく

 

 

「んな!? 雄英バリアがぶっ壊されてんじゃねーか!」

「粉々だね。ぶち抜いたって感じじゃなくて粉砕、もしくは分解みたいな個性の仕業だ」

 

カミナと椅子を回転させたルチアは向かい合う

 

「とりあえずわざわざ避難はしなくて良さそうだね。だけど・・・」

 

「あぁ」

 

 

 

「「少なくとも、これはただのマスコミができる事じゃない」」

 

 

 

「・・・カミナ、約束してなんだけど」

「あぁ」

 

 

ルチアはカミナの持つ小さいケースを指差す

 

 

「そいつの出番、意外と早く来るかもしれないね」

「・・・だな。警戒しておくぜ」

 

 

カミナはルチアと軽い雑談をして教室へと戻っていった

 

 

 

その後、1-Aのクラスでは委員長が飯田になってカミナは驚いた

 

 

緑谷達はカミナの機嫌が戻っていて安心した

 

 

 

➖➖

 

カミナが装備を持ってラボを出たのを確認し、ルチアはモニターを操作する

 

 

そこにはコアドリルの中に入っていた設計図のデータが映っていた

 

 

 

「カミナは父親から貰ったって言ってたけど」

 

ルチアはデータを基に改良したマトイともう一つの設計図を睨む

 

 

「実の息子の個性が狙われるって分かってたのか・・・けどこんな()()をフツー残すかね」

 

 

画面にはサングラスを掛けたような顔が胴体と同化している人型のマシンが映っている

 

 

「マシンの名は『グレン』ね・・・少し型は古いけど凄いスペックだわ」

 

 

ルチアはこのグレンにあえて現代風の改良をせず、設計図通りに作ったのだ

 

 

 

 

 

「校長から聞いてたけど、カミナの個性は一体全体何なんだって話だね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい、まずは放置していた事を謝罪します

知らないうちに感想も書いてあって嬉しかったです

気まぐれにはなりますが、更新はするのでたまに見た時に
「あ、これ更新してんじゃん」って軽い感じで見てくれると嬉しいです


補足ですが、ルチアはプロメアのキャラです。CVは新谷真弓さんです


ちなみに、カミナのメインウェポンのマトイはプロメアのマトイテッカーが持っている剣をイメージしてください。マトイギアのままだと剣ってよりも槍って感じだったのでこうしました

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