みんなお待たせ!
アホの作者の妄想小説どーぞ!
皆さんの待ってたという言葉に胸が熱くなってます
嬉しいよ、ありがとう
まぁお気に入りは減るとちょいへこむけどね☆
『スターーーーーーーート!!』
「速攻必殺!改良版螺旋ジェット!!」
開始合図と同時に最後尾に居たカミナは足から螺旋力を放出し飛び上がる
螺旋ジェットは個性把握テストの立ち幅跳びの際に使った技を強化し、ジェット噴射の様に螺旋力をつかう技にしたのだ
カミナはそのまま混雑する人混みの上を通過していく
「人が多いなおい!」
カミナがスタートゲートの通路を螺旋ジェットで抜けると、下の地面が凍っていくのが見えた
そして先頭の人混みから抜け出した轟と目が合う
「チッ!お前はやっぱ抜けるよな!」
「ハ!俺を誰だと思ってやがる!」
カミナは氷結を発動させる轟と空中で向き合う
「落ちろ!」
「いきなりか!」
轟の氷結の波が迫るが螺旋ジェットを使い空中で回転しつつ避ける
そして回転しながら急接近し
「当たるか、よっと!!」
轟の頭部に蹴りをぶちかます
轟は側頭部とカミナの足の間に左腕を入れガードはしているが、勢いが強く体勢を崩す
『おおっと!神野、華麗なる空中機動で轟にカウンター!』
『轟もガードはしてるが、結構ダメージあるぞあれ』
「ぐっ!」
「お先だぜ!」
カミナは轟を蹴った勢いを使いそのまま追い抜き、着地と同時に螺旋力で強化した足で走り出す
「そう上手くはいかせねぇぞ!半分野郎!青髪!」
「もう来やがった!速いな!」
A組がそれに追走する
カミナ<轟<A組<<残り、という並びになるがそこまでの差はない
むしろ増強系の個性などはこういう種目にめっぽう強いため気が抜けない
この先どう転ぶかは誰にも分からない
「・・・クソ!他の奴らまで!」
(トドロキのやつ少し遅くなったような、気のせいか?)
カミナが追走する轟の分析をしているもその思考は打ち切られる
障害物競走、その最初の関門が現れる
『『『ターゲット・大量!!』』』
『さぁいきなり障害物だ!まず手始めに・・・』
「こ、こいつはっ!」
『第一関門!ロボ・インフェルノ!!』
ロボ・インフェルノ
そう、ロボ
ロボなのだ
『あ、イレイザーこれ・・・』
「(ニヤリ)」
振り返ったカミナの表情は、それはもうとても、とても悪そうな笑顔だった
「「「「「「「「は、走れええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!」」」」」」」」
切島、小大、心操を含む、ある
他の生徒たちは何が何だか分からないが彼らに釣られ走り出す
切島達の共通点は、ヒーロー科の入試実技が"カミナと同じ"という事であり、そこで彼らはカミナのとんでもない姿を見ているのだ
ロボ達を自分達にしむける、ロボを乗り物にして走り出す、はたまたそれの両方か
どちらにしても彼らにはたまったものじゃない
「お前に、決めたぁ!」
カミナは螺旋ジェットで飛び上がり、1番正面にいた0点ロボの頭部に腕のドリルを刺し螺旋力を流し込む
ドリルを刺されたロボは一瞬動きを止めると腕組みをして仁王立ちをする
「再び、コイツは俺が乗っ取った!!!!」
「「「「「「はぁ!?」」」」」」
「「「「「やっぱり!」」」」」
『oh・・・』
『障害物考えたの誰だ』
実況も頭を抱えてしまう
「ハッハァ!お先に失礼するぜぇ!!!!!」
カミナは0点ロボの頭部に乗りそのまま走り出す
「クソッ、待ちやがれ!!」
轟の氷結がロボの体の大部分を覆う
が、しかし
「効くかぁ!そんなもん!!」
ロボは易々と氷結の拘束をぶち破る
ロボの出力に螺旋のパワーが追加されているのだ
グレンラガンとはスペックの差は凄まじいが、それなりに強化はされるのである
「や、やべぇ!あのままじゃ独走されるぞ!」
「でも、他のロボは操られてないから襲ってくるわ!」
「クソ親父が見てんだよ・・・道を開けろぉ!!」
轟は大出力の氷結を放ち、動き0点ロボたちの隙間を通る
「後続に道を作ったか。でも、早く追いつかねえと」
__________
一方緑谷は初手の轟による氷結を避け、ロボの軍勢に道を阻まれていた
(周りの妨害も見てロボットの攻略をしなきゃ・・・どうする?)
普段なら思考の海に沈みかける頭を意識的に切り替える
(違う、これじゃあ足りない。あの人に、追い付くために
緑谷はニヤリと少し不恰好だが不敵な笑みを浮かべる
『ブッコロス!!』
「行くぞ!」
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一方、カミナは既に2つ目の関門に辿り着こうとしていた
『先頭は第二関門に到着!落ちればアウト!それが嫌なら這いずりな!ザ・フォール!!』
そこに広がるのは底が深い谷とまばらにある足場に繋がったロープだった
『現在トップの神野!流石にそのデカブツじゃ地面の面積足りねぇぞ!』
しかし、カミナは谷を見た瞬間にロボをフルスロットルで加速させる
「俺らにゃ関係ねぇ!一気にぶっ飛べばいいんだよ!!」
どんどん迫る谷にカミナは恐る事なくロボを操作する
「お前なら行ける!このまま飛べぇ!!」
ロボは勢いよく谷を飛ぶ
そしてそのまま崖の反対側まで
「させるかよ!!」
行く事はできなかった
「・・・え?」
ガクンッと空中でロボの動きが止まる
上に乗っていただけのカミナは慣性の力でロボの前に飛ばされるように落下する
「な、何が!?ってあんにゃろう!!」
カミナが落ちながら見たのは、ロボの脚部の一部にロープのように長い氷が繋がっているものだった
轟は全身は無理だと判断し、足一本だけを最適なタイミングで凍らせたのだ
しかし、カミナもこのままやられない
すぐさま螺旋ジェットを使い空中で体勢を保つ
「ふぅ、危なかっ・・・た?」
カミナは視界が影に覆われてたため後方を振り返る
思い出してほしい
カミナは巨大ロボの前に飛ばされた
ロボも前に倒れる途中だった
つまりだ
「嘘だろ・・・」
最後にカミナが見たのは、視界を埋めるロボの装甲だった
最初にゴン!と小さな音が聞こえたかと思えば、ドゴォオオオオン!と大きな音とともに一部の足場ごと巻き込んで落ちるロボの下敷きにされ、カミナも谷の底に落ちていった
『か、神野ぉ!?嘘だろお前!?落下!まさかの神野落下ぁ!!!』
『マジか』
『イレイザー、あれ!?え、どうすんの、あいつ谷底に消えてったんだけど!?生きてる!?』
『俺に聞くな。ルール上落ちても失格にはならない。そのうち上がってくるだろ』
『な、なるほど。でもありゃ順位は落とすぜぇ。予選通過できるかぁ?』
『油断、慢心。色々あるが結果予選落ちなら、それはアイツの実力がそこまでだったってことだ。俺たちが今どうこういう事じゃない』
『YEAH!そりゃそうだ!よっしゃ、じゃあどんどん実況していくぜぇ!!』
(・・・神野、お前はその程度でくたばるタマじゃないだろ。さっさと上がってこい)
(って、思ってそうな顔しやがってコイツ)
「足止めのつもりだったがラッキーだな。そのまま上がってこないでくれ」
轟はカミナが落ちた穴を一瞥するとそのまま進んでいく
(最大の障害は排除できたってところか)
最悪ロボの時間稼ぎだけでもと思っていた轟は、偶然とはいえカミナの脱落できたことを喜ぶ
ロープを凍らせて進み第二関門も容易く攻略する
___________
場所は変わり観客席では
「1位のやつ圧倒的だな」
「最初のやつも良かったが、落ちちゃったもんな。ありゃもうダメだ」
「な、惜しかったけど、口だけだったか」
「しかし、現1位は個性の強さもあるが素の身体能力と判断力がズバ抜けてる」
「そりゃそうだろ。あの子、エンデヴァーの息子さんだよ!」
「どうりで、早くもサイドキック争奪戦か」
プロヒーローの中ではカミナの評価が落ちる中、眼光の鋭いサングラスの男と眼鏡の男が話す
「・・・あの男は戻ってくるな」
「本気ですか隊長?巨大ロボに潰されて、谷底まで落ちたんですよ?プロならまだしも、まだ15の子供が・・・」
「強さに年齢は関係ない。過去の積み重ねと経験、そして覚悟が足りるなら、そいつは折れないし、真に負ける事はない。そういう男を俺は知っている」
「なるほど・・・なら指名は彼に?」
「いや、まだこの後の奴を見てから決める。
___________
一方、先頭の轟はレース終盤に差し掛かる
『さぁ先頭は早くも最終関門!!その種目は、一面地雷原!怒りのアフガンだ!ちなみに地雷の威力は大したことはねぇが音と見た目は派手だから失禁必須だぜ!』
『人によるだろ』
「なるほどな、こりゃ先頭ほど不利な障害だ。エンターテイメントしやがる」
轟が一面の地雷を踏まないように走る中、爆豪が追いつく
「俺には、関係ねぇな!!」
爆豪は轟に爆発を浴びせながら叫ぶ
「テメェ宣戦布告する相手を間違えてんじゃねぇよ!」
「・・・チッ、どいつもこいつも飛んできやがって」
『おおっと!ここで先頭が変わったあああ!喜べマスメディア、お前ら好みの展開だ!!』
先頭の轟と爆豪は互いを氷結や爆破で攻撃しあうが確実に前に進む
しかし歩みは遅くなり後続がどんどん続き差が縮まりつつある
「お前に、構ってる暇ないんだけどな!」
「ハッ!ハナから眼中にないってか!?あぁん!?」
「言ってねぇだろ!早く、早くゴールしねぇと」
戦いながら轟の顔は焦燥や不安が顔から離れなかった
爆豪にとって目の前の自身を無視されたようで腹が立つが、心当たりはあるのだ
「何怯えてやがんだよテメェ!」
「・・・ッ!?」
「見て見ぬふりしてんじゃねぇぞ!分かってんだろうが!」
「俺を」
(声が、聞こえた)
「誰だと」
(そんな訳がない、落とした筈だ)
「思ってやがる!!!!」
(戻ってくるはずが・・・!)
ドッパァァァァン!!!!!
轟達のすぐ後方、地雷原の中心辺りから地中からの大爆発が起こる
「戻ってきたぜコノヤローーーー!!!!」
右手をドリルにしたカミナが粉塵の中から飛び出す
『うぉおおおおおお!?神野ォ、マジか!!』
『なるほど、掘ってきやがったか』
プレゼントマイクとイレイザーヘッドも驚く
「テメェは来るよな!青髪ィ!」
「言ったろ?俺を誰だと思ってやがる!」
爆豪は犬歯を剥き出しにして好戦的な顔を浮かべカミナへ爆撃を浴びせる
カミナも不敵な笑みを浮かべ回避し、轟に顔を向ける
「よぉ、また会ったな」
「お前、どうやって・・・!」
「ハッ!ドリルに決まってんだろうが!」
カミナは右手のドリルを轟の顔に突きつける
「俺だってな、
ここではない世界
地下にあったジーハ村では男は穴掘りが仕事
よく村長に対して反抗していただけで、カミナだって心得はちゃんとあるのだ
『穴掘りカミナァ!ラストスパートのここに来て、1位争いにカムバァァック!!!三つ巴だぁ!!!!』
プレゼントマイクが叫ぶがカミナは1つのワードが気になってしまう
「悪いが"穴掘り"は
カミナは爆撃と氷結を捌きながら言う
穴掘りとはシモンの代名詞なのだ
カミナは思い出す
『カミナのアニキじゃない!俺は俺だ!穴掘りシモンだぁ!』
1つ目は夢で見たグレン団たちの戦い
『・・・ドリルに、シモンに頼りすぎって事なのか?』
2つ目は体育祭前の2週間の特訓中の自身の呟き
シモンは自分自身を信じ前に進み始めた
ならば、カミナも前に進む番なのだ
けれどお互いが信頼し合うのをやめた訳ではない
たとえ世界が離れても、互いに背中は預けているのだから
「お前、委員長とかの肩書きは面倒くさいって言ってなかったか?」
「言ったろ?俺はアニキ程度で充分なんだよ」
「ンだそりゃ!どんな価値観してんだ!?」
「あぁ。それくらい、その称号はデケェんだ」
それは、穏やかで優しく、しかし力強い
まるで本当に大切なものを語るような顔だった
「そうかよ!ならもう言わねぇ!」
「ご理解ありがとよ!」
「礼いってんじゃねぇ殺すぞ!」
カミナ達の妨害し合いの進行がもうすぐ地雷原を抜けようとした時、後方で大爆発が起きる
『何だあの威力!?偶然か故意か・・・A組緑谷、爆風で猛追!!!っつうか抜いたぁあ!』
「「「ッ!?」」」
爆風に乗った緑谷がカミナ達の頭上を越えていく
「デクゥ!俺の前を行くんじゃねぇ!!」
「後ろ気にしてる場合じゃねぇ!!」
爆豪は爆速ターボ、轟は前方を凍らせ全速力で走る
「それでこそデクだ!倒しがいがあるってもんだぜ!!」
カミナも螺旋ジェットで猛追する
『元先頭の3人、足の引っ張り合いをやめて緑谷を追う!共通の敵が現れれば人は争いをやめる!争いは無くならないがな!』
『何言ってんだお前』
(失速した!着地のタイムロスを考えたらもう一回は無理!だから抜かれないように!)
緑谷は空中で一回転しつつ手に持った装甲を地面に叩きつける
ちなみに
緑谷が空中にいる時、爆豪と轟はわずかに左右に迂回するように動いていた
それは落ちてくる緑谷を避ける為でもある
だが、カミナはしなかった
本人の気質もあるが、自分のジェットのスピードなら真下を抜けられると信じていた
僅かに迂回した2人よりも前に出れるはずだった
「フン!」
ゴスッ
「ブベェ!」
緑谷の一撃はカミナを脳天から撃ち落とした
「え、カミナさ、って風!?」
カミナは頭から落ちたため、奇跡的に足の螺旋ジェットは緑谷を吹き飛ばすように前へ押し出す
そしてカミナが腹這いで落下した事によりその下の地雷が爆発し轟と爆豪は減速する
『緑谷!神野を生贄に後続妨害!イレイザーお前のクラスすごいな!どんな教育してんだ?いやホント』
『俺は何もしてねぇが、少なくともアレは教えてねえ』
「「待ちやがれ!」」
爆豪、轟の2人は緑谷を追う
「複数直撃は、流石にダメージが・・・でも負けられねぇ!!!」
カミナは倒れている間に10位ほどまでに落ちていたが、螺旋ジェットを振り絞りゴールゲートまで飛ぶ
『雄英体育祭1年ステージ!序盤の展開からだれが予想できた!?今1番に入ってきた男・・・!』
『緑谷出久の存在を!!!』
スタジアムは大歓声に包まれる
「俺が・・・またデクに・・・クソがっ・・・!」
爆豪は自分の左腕を掴みながら呟く
「・・・」
轟は黙って緑谷を見つめる
なんとか這い上がりゴールゲートを抜けたカミナは先程まで争っていた3人が既にスタジアム内にいるのを確認する
カミナは一息つきなが上を向く
「お前ら、やるじゃねぇか・・・あぁ、クソッ。マジで悔しいじゃねぇか・・・!」
その拳は強く、それは強く握られていた
ポロリ(落下)×2
あんだけカッコつけて妨害により負ける男
カミナやシモンだって人間で、だからこそ情けない所もあるんだ
完璧超人なんて居ないんだよ
実力が高くても負ける時は負ける
って思ってたらこうなりました
後悔はしてません
え、強化した心操がどうやってここまで上がったって?
原作とほぼ一緒だよ。ただ躊躇いがなくなっただけ
それ強くない?
あ、ちなみにこの小説の評価が下がるのは気にしてません
所詮私の文才だもん、酷いのは自覚してるし
はい、次回も書けたらよろしく!
皆んなバイビ〜☆