カミナのヒーローアカデミア   作:ファルコン太郎

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設定だけ投稿ってダメなんですね。注意してくれた人感謝です

神名くんはカミナ、カミナの兄貴はアニキって表記します。紛らわしいからね

ついにカミナくん個性出します

怪猫さん誤字修正ありがとうございます


敵だ!

 

(嘘をついた)

 

仲間達にヒーロー目指してると嘘をついた

カミナは罪悪感を感じ、いたたまれなくなり施設を抜け出していた

 

「俺を誰だと思ってやがる、か。ほんとに誰なんだろうな」

 

カミナは施設の近くの川の橋の上にいた。アニメや漫画でよくある河川敷があるような立派なものじゃない。田舎にある石造りの古ぼけた橋だ。時刻はもう17時をまわり、施設の門限もとっくに過ぎている

 

 

ちなみに施設がある県は都市圏だが、建っている場所はそこまで栄えた場所じゃない。むしろ少し寂れかけている。

 

 

「『カミナのアニキ』はどんな人なんだろうな」

 

カミナは夢に出てくるアニキを想像する。アニキ目線での記憶を見るので本人の見た目は分からないのだ。

 

カミナはアニキのことを知りたいのだ

 

 

カミナはネックレスのドリルを掲げる。

 

「このドリル、シモンって人も持ってたよな。コアドリルって言ったっけ」

 

カミナは夢を思い出す。シモンがコアドリルと共に戦う姿を

 

「でも・・・これは光らない」

 

あの輝きは綺麗だった。まるで心臓の鼓動のように点滅するあの光

 

カミナはこれが同じものなら、同じように光るかもと期待してしまっていたのだ

 

「個性を流し込むのかな?」

 

カミナの個性はエネルギー系だと思っている。一度個性が発現した時に使ってみたが、エネルギーを纏わせたり、放出できたりしたのだ。他にどんな効果があるかまだ分からなかったが、先生達に勝手に個性を使うのを許されなかった。それでも先生たちにバレないように毎日特訓をしている。本人もよく分かってないが胸の奥に何かが回っているのを意識するとエネルギーを生成出来るのだ。

 

この個性ならドリルを光らせられるのではと期待を込める

けれど緑色のエネルギーを流し込んでも、ドリルは光る気がしない。

 

少年はやっぱりかと、落胆する

 

「アニキさんよぉ、俺はどうすればいいんだ?」

 

少年が深く考えこもうとした時、頭に何かが流れ込む

 

(なんだこの感覚、初めてだ!)

 

何かが鮮明になろうとしている感覚がする

 

(何かが、分かりそうだ!)

 

 

そこに乱入者が居なければだが

 

 

「おい、何してんだガキ」

「ん?」

 

その感覚は意識が外れたせいで途中で止まってしまった

 

「(あぁクソッ!邪魔しやがって、文句言ってやる!)何っすか?」

カミナが振り返るとそこには男がいた

 

格好は黒いタイツに首に布のようなものを巻き付けている

ボサボサの髪に無精髭で不潔感が漂っている

 

「・・・不審者?」

「違う」

 

どうやら違うようだ

 

「おっさんこの辺りじゃ見ないよね、仕事?」

「まぁそんなところだ」

「・・・無職?」

「違う」

「でも、なんかホームレスっぽいよ」

「それは・・・あーなんだ・・・」

 

男はガジガジと頭を掻きながら

「まぁ、こんな時間に子供が1人だと危ないだろう。親が心配するから早く家に帰れ」

「親はいないっす。施設には・・・事情があって帰りにくい」

「・・・すまん。親御さんについては軽率だった」

「別にいいっす。特に気にしてないんで」

「そうか、なら先生方が心配するだろう?どうせなら送っていく」

「いやいいっすよ。すぐ近くなんで、怪しいし」

「・・・そうか、だが危ないぞ。最近だがこの辺りで・・・」

「それじゃ、さいなら」

「あっ、おい!」

 

 

 

カミナは走って施設に向かう。

あの感覚を邪魔されてイライラしていたのだろう。同行をバッサリ断った。

 

途中でもう使われてない商店街を通る

橋から施設はそう離れてはないので、近道をすれば走って10分も掛からない。施設の裏口から入って先生には外で眠ってしまっていたとでも言い訳すればなんの問題もない。

 

 

はずだった

 

 

 

 

 

「あれ〜〜こんなとこに子供がいるってラッキーじゃ〜ん」

「ッ!」

 

突如現れた男にカミナは全力で飛び退く

 

(ヤバい、こいつは危険だ!)

 

カミナの本能がいっている。こいつは危険だと

さっきのホームレスもどきとは違う、不審ではなく明らかに危険だと

 

「ねぇねぇ、この辺りに孤児院があるんでしょ?この辺り入り組んでておじさん迷子になっちゃったんだ。よければ案内してくれない?」

 

 

男の年齢は20代後半くらいで小太り、緑色のパーカーを着てフードを深く被っている。しかし、見える口元がニチャりと笑う

 

「すみませんね、あんたみたいな不審者に教えれないんすよ」

「そっかそっか、じゃあ案内したくなるようにしよう!」

 

男が掴みかかってくるが、カミナは難なく避ける

 

「あれ〜早いなぁ」

「そう簡単に捕まってたまるかよ」

「ん〜じゃあ大人げないけど仕方ない。あぁ仕方ない」

 

 

男は楽しげにヘラヘラと笑いならがパーカーを脱ぎ捨て体を変形させる。

その姿は部分的に毛皮に覆われた、白い人狼のようだった

 

(絶対仕方なくじゃない、個性使いたくてたまらなかったなコイツ!)

 

 

「ほらほら!逃げないと食っちまうぞ!」

「ッ!」

 

カミナは全力で駆け出す

 

少し大人びてはいるがカミナだって7歳、まだ子供なのだ

大人が、不審者が個性を使って襲って来たら普通は逃げ出すものだ

 

だが、魂が、本能がそうさせなかった

 

「あれ?逃げないの?」

「・・・・」

「あれ〜もしかして分かっちゃったの?君賢いな〜」

 

 

「君が孤児院に逃げたらそのまま場所が分かったのに」

 

 

そう、カミナは本能的に分かってしまったのだ。このまま自分が逃げたら仲間や先生に被害が出ることを

 

だが逃げるのをやめたのはそれだけじゃなかった

逃げる行為自体を体が拒否するのだ

 

頭にチラつくのはアニキの夢だ

『逃げてちゃあ!何も掴めねんだよ!』

 

(クソッ、やってやろうじゃねーか!)

 

カミナは個性の特訓を思い出す。

 

(胸の奥から渦を巻くようにエネルギーを発生させて。それを右手に集中させる!)

 

 

右手にエネルギーの塊が野球ボールくらいの大きさが集まり、カミナは人狼の顔面に投げつける

 

「オラァ!」

「どぅわ!」

 

しかし人狼の両手でガードされてしまう

 

「いや〜びっくりしたなぁ」

やはり殆どダメージがない

 

だが、カミナは構える

 

「あれ?もしかして戦うの?」

「ああ、そうだよ」

 

 

 

 

「かかって来やがれ!てめぇは、敵だ‼︎」

 

 

 

 

 

 

 




読了ありがとうございます!感想や意見などをくれると作者のモチベが天元突破します!

執筆って楽しいけど大変だ

ドリルみたいに上手くは進めないね
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