お待ちどう様
カミナが書きたいのにカミナの戦闘までが長すぎる
なんかランキング上位に君臨する格上のグレンラガン×ヒロアカの小説があって怖い
あっちはあえて見ないようにしてこれ書いてるので、パクりっぽくなってたらゴメンなさい
わざとじゃないんです作者様!
ヒエェ、5年も放置した雑魚が調子乗ってすみません!
A組観戦席にて
「八百万さん凄すぎる・・・!創造のタイミングやダークシャドウとの戦闘を最小限にする立ち回り、そして弱点の発見、正直八百万さんを舐めてたかもしれない」
「常闇も間違いなく全力だった。力のぶつかり合いだけが勝負じゃないってことだな」
「モモちゃん凄い!」
「凄い、うん・・・」
「ケロ、響香ちゃんどうしたの?」
「いや、ウチとしても凄く嬉しいんだけどさ・・・」
耳郎は後ろを見る
「障子見たか?見たよな!やりやがったぜアイツ!」バシバシ
「神野、頼むから落ち着いてくれ。叩くのをやめてくれ」
「アレ見たらなんか落ち着いた」
「神野くんテンション高いなぁ。大好きじゃん」
「私次、あのヤオモモと戦うんだけど、キツいなぁ」
————————
『そんじゃあ次々!!第7試合、個性ダダ被り対決!』
モニターにポーズまで一緒の2人が映し出される
『漢気一筋ド根性!爆豪チームの前衛担当!ヒーロー科、切島鋭児郎!』
『VS!』
『漢気一筋ド勘定!神野チームの前衛担当!ヒーロー科、鉄哲徹鐡!』
「ウッシャア!見てろよ塩崎、心操、神野ォ!!」
「紹介までダダ被りかよ・・・でもカミナに挑む為にも、勝つ!」
『熱苦しい第7試合!スタート!!』
「「うぉおおおおおおおダリャアア!!」」
硬い拳がぶつかり合い、火花が迸る
「オゥラ!!」
「ダリャア!!」
個性でも性格的にも小細工が出来ない2人は正面からの真っ向勝負しか選択肢はない
「俺は、カミナの奴に挑戦を!」
「んだと!それは俺のだぁ!」
殴り合いは苛烈を極める
ガードはするし、クリーンヒットもする
しかし避ける事だけはしない
己の個性と意志の硬さのぶつかり合い
限界だろうと止まらないし、止めるつもりもない
そして、十数分もの全力の殴り合いの結果
「「ダリャア!!!」」
お互いの右フックが互いの顎に命中し、2人とも同時に倒れる
『個性ダダ被り組、鉄哲VS切島!真っ向勝負の殴り合い!制したのは!?』
『両者ダウン!引き分け!』
2人とも同時に気絶した為、回復後に簡単な勝負での決着になる説明がされる
『鉄哲と切島が回復してる間に次の試合を始めるぜ!』
「ちょ、茨!なんでアンタ鼻血出してんの!?」
「お気になさらず」
「リカバリーガールんとこ行こうか?」
「お構いなく」
———————
治療を終え、売店のご飯や栄養食、水を大量に持ってきた八百万は観戦席に戻る
「戻りました・・・」
「おう!モモ、お疲れ!」
「・・・はい、ありがとうございます」
「何でそんな離れた席座るんだ?こっち来いよ」
「いや、まぁ」
「どうした、疲れてるのか?顔赤いぞ」
八百万はカミナと目を合わせない
(自覚してしまった途端恥ずかしくなったなんて言えない!)
八百万は両手で顔を覆ってしまう
そこに助け舟が出される
「ゴメン神野、ウチらにヤオモモ貸して。女子トークすっから」
「ん?おう、分かった」
「あんがと、ヤオモモおいで」
「おいでおいで」
「カモ〜ン」
「ありがとうござ、ちょっと待ってください。何だか嫌な予感がするんですが」
「まぁまぁ・・・で、どうなのよヤオモモ」
「今の態度さ・・・自覚しちゃった?」
「恋だね」
「うぇっ!ちょっ!何で!?」
「よし、全部終わったら事情聴取って事で。・・・今はこっちの方が休まるっしょ?」
「・・・お気遣いありがとうございます」
「ん、ゆっくり食べな」
—————-
『第一回戦最後の第8試合!』
『中学ではちょっとした有名人!カタギの顔じゃねぇ!ヒーロー科、爆豪勝己!』
『VS!』
『俺こっち応援したい!ヒーロー科、麗日お茶子!』
「不安な組み合わせだ」
障子はカミナとこの勝負の行方を話す
「神野、爆豪ではなくお前があの場に立っていたらどうする?」
「全力で戦うな。誰だってそうだろ」
「だよな。俺でもそうする」
「どういう結果になっても、同情はしねぇ。勝ったやつが強い。それは変わらねぇ」
「・・・あぁ」
『第8試合、スタート!!』
「退くなんて選択肢ないから!」
「じゃあ死ね」
麗日は浮かせるために速攻をしかけるが、爆豪の爆破は麗日を寄せ付けない
「ナメん・・・っ!」
麗日は爆破により発生した煙幕と、上着のダミーを使い爆豪の背後に回り込む
「その手は、
爆豪は振り返りと同時の爆破で麗日を吹き飛ばす
「煙幕に奇襲、ポニテと同じ戦法だ。通じるかよ」
「・・・ッ!」
麗日は再度突進するも
「おっせぇ!」
素の身体能力で劣り、加えて爆豪の圧倒的反射神経の前には麗日は狙い撃ちされる的でしかない
しかし
「おらぁああああ!!」
麗日は何度も、何度も特攻をかける
「・・・悪くない作戦だ・・・あとは、オチャコの耐久戦ってところだな。頑張れよ・・・」
「途中でバレるリスクもある。まさに賭けだな」
「まだまだぁ!!」
「あの変わり身が通じなくて、ヤケを起こしてる」
麗日の突撃の意味が分かっていない者も確かにいるのだ
「あぁ!?」
「神野、落ち着け!問題になる!」
観客たちはセメントスに意見をはじめる
「なぁ止めなくて良いのか?大分クソだぞ?」
「見てらんねぇ!おい!それでもヒーロー志望かよ!そんだけ実力差があるなら早く場外にでも放り出せよ!女の子いたぶって遊んでんじゃねーよ!」
「そーだそーだ!」
会場中が爆豪のブーイングを始め、最悪の空気の中でカミナは立ち上がる
「テメェら良い加減に黙りやがれ!!」
カミナの怒鳴り声が会場中に響く
「何も見てねぇテメェらが、本気で戦ってるバクゴーを・・・!」
『やめろ神野』
相澤が放送席からカミナを見ていた
「けど・・・!」
『いいから、座れ神野』
「・・・ウス」
カミナは一礼し、大人しく席に着く
『今遊んでるって言ってたプロ、もう帰って転職サイト見てろ。学生の方がちゃんと見てるじゃねぇか』
相澤はブーイングが聞こえても麗日から目を逸らさなかった爆豪を見る
『爆豪はここまで上がってきた相手の力を認めてるから警戒してるんだろう。本気で勝とうとしているからこそ、手加減も油断も出来ないんだろうが』
「そろそろかな・・・ありがとう爆豪くん」
麗日は手を構える
「油断してくれなくて!」
麗日が仕掛けたのは大量の流星群という捨て身戦法
「勝ぁあああつ!!!」
麗日は自身を無重力化して爆豪へ突っ込む
(勝って私もデクくんやカミナくんみたいに!!)
「ダメだ。潰される」
爆豪は左手を上に向け、大規模の爆破を行う
その衝撃で瓦礫は吹き飛び、無重力化していた麗日は爆風で後ろに飛ばされる
「デクや青髪のヤロウとつるんでっからな。お前もなんか企んでると思ってたが・・・危ねぇな」
「・・・一撃・・・!?」
左手を痛めただけの爆豪を見て麗日は絶望する
「・・・バクゴーには見られたら反応されちまう。だから
「・・・なるほど、あの"溜め"の時間を作ってはいけなかったのか」
「・・・だが、それでも対応されそうなんだが・・・タラレバってやつだな」
麗日は秘策は通じなかったけれど立ち上がり爆豪へ挑もうとする
しかし、体は限界を迎えており倒れ込んでしまう
『麗日さん行動不能、爆豪くん2回戦進出!』
ミッドナイトの公平なジャッジがされる
気持ちと心は折れてはいなかったが、身体は限界だった
「けど、スゲェ気合いだったぞオチャコ。俺は認めるぜ、お前のこと」
————————
第2回戦第1試合
そこに出場する緑谷はスタジアムの通路を重い足取りで歩く
『決勝で会おうぜ』
「・・・麗日さん」
緑谷が戦いの直前に自分たちに告げられた麗日の覚悟を思い出していると、後ろから走ってくる音が聞こえてくる
「デク!ハァ、ハァ、間に合った!」
「カミナさん・・・!」
カミナは緑谷のもとに焦った様子で駆けつけていた
「そんなに慌ててどうしたんですか?」
「お前に言わなきゃ、託さなきゃいけない事がある、時間もないから手短に言うぞ」
カミナは緑谷の両肩を掴む
「お前の好きにやれ」
「・・・え?」
「トドロキの事情も、お前への宣戦布告も知ってる。なら、やるのはお前だ、お前なんだ」
「カミナさん、なんで知って・・・」
「いいから聞けよ。デク、俺はお前を信じてる。それは前も言ったな」
「はい」
「だから俺はお前に託す。アイツの間違いを、お前なら正せるってな」
「僕が、轟くんを」
「俺じゃねぇんだ。お前じゃなきゃできないことだ。だから、あのバカのツラをぶん殴って、勝って、目を覚させてやれ」
「・・・出来ますかね?」
「安心しろ、もし駄目そうなら・・・」
カミナは右手の親指で自分を指す
「俺とお前でやるんだよ」
「僕と、カミナさんで」
「だから好きにやってこい!お前が負けても次が俺だからな!責任も、ケツも全部俺がふいてやる!」
「ハハハ、何ですかそれ・・・」
カミナは拳を突き出す
「なってこい、ヒーローに!」
「・・・久しぶりですね、それ!」
緑谷は拳をぶつけると走り出す
「行ってきます!」
「おう!」
カミナは手を振りそれを見送る
「出てこいよバクゴー」
「・・・チッ、んだ青髪」
「オチャコ、惜しかったな」
「どこがだ」
「アレ、デクや俺に頼らないで考えたんだぜ。焦ったか?」
「・・・ケッ!」
「・・・トドロキのこと、余計なお世話って言うか?」
「・・・知らんわ。勝手にしろや」
「んじゃ、させて貰うぜ」
「・・・おい、青髪」
「ん?」
「ポニテは俺が潰して決勝に行く」
「・・・アイツは強いぞ」
「俺のが強ぇ。だからそっちの半分野郎かデクはテメェが倒して上がってこい」
「へぇ・・・」
「テメェとの決着はテッペンでだ」
「俺が勝つって信用してくれてんのか?」
「俺以外に、誰がテメェを倒せんだ?」
「ハッ!上等だ!もしお前が上がって来たら、俺が誰かをその身に叩き込んでやる」
———————
『お待たせしましたお前たち!2回戦第1試合はビックマッチだ!』
『一回戦の圧勝で観客を文字通り凍りつかせた男!ヒーロー科、轟焦凍!』
『方や、一回戦は激闘の末の勝利で観客を熱くさせた男!ヒーロー科、緑谷出久!』
『今回の体育祭!両者トップクラスの成績!まさに両雄並び立ち!今!』
(まず氷結が来る!)
(あのパワーを好きに撃たせるのは危ねぇ、開始と同時にぶつけろ!)
2人は構える
『緑谷VS轟!スタート!!』
「スマッシュ!!」
合図と同時に来た氷結を緑谷は指一本を犠牲にした一撃で防ぐ
(後ろに氷で吹っ飛ばしは対策されてる!なら、直接叩くしか・・・来る!)
緑谷は轟の2度目の氷結を2本目の指を犠牲にして打ち消す
『また破ったぁ!』
(急いで見つけろ、隙を!)
3度目の氷結を打ち消す
「お前は・・・なるほど耐久戦か。すぐ終わらせてやる」
(威力を上げた!今だ!)
緑谷は体勢を低くする
(右足、だけ!5%!)
強化した右足で地面を蹴り、氷結を避け轟にサイドから迫る
『緑谷回り込んだ!』
緑谷は2回分の指を犠牲にして、これが個性の撃ち合いになると誤認させたのだ
(痛みがなんだ!一々そんな事で足を止めるな緑谷出久!)
緑谷は左の拳を握る
(心操くんとの戦いで格闘技が重要なのは分かった。でも今の僕じゃ素人に毛すら生えてない状態だ。でも・・・)
緑谷だって体育祭までの2週間、遊んでいた訳ではない
心操のように格闘技を身につけた訳ではないが、個性を使っての"撃ち方"だけなら練習した
(電子レンジのワットを、この
緑谷は力強く地面を踏み込み拳を放つ
「8%!デトロイトスマッシュ!」
緑谷の貫くような拳が轟の腹に突きささる
「ガッ・・・ハァ!」
『モロで良いのが入った!』
「チッ・・・!」
轟は地面を転がりながら緑谷に氷結を放つも、緑谷のデコピンが間に合い打ち消される
(右手全滅・・・!)
緑谷は自分のの拳を食らってもなお、氷結を発動できる轟の身体能力に歯噛みする
(強い!隙をついても決めきれなかった!やっぱり、決定打が足りない・・・!)
緑谷は出力をオーバーして痺れる左手を見ながら思う
(それに・・・ここで倒すことで轟くんを救えるのか?)
「よそ見かよ。余裕だな」
「・・・しまっ!」
緑谷が気付いた時には轟の氷結は眼前まで迫っていた
「間に合え!」
緑谷は咄嗟に左の1本を使い氷結を防ぐも、氷の上を渡ってきた轟に直前まで気が付かなかった
「あっぶ!」
緑谷は轟の振り下ろしを避けるが、轟は体勢を崩した緑谷に氷結を放つ
(足が巻き込まれた!・・・なら、まとめて吹き飛ばすしかない!)
緑谷は左腕犠牲のスマッシュに切り替える
(これに賭ける!)
緑谷のスマッシュは轟を吹き飛ばすも、氷結のブレーキにより場外手前で止まる
「さっきまでより高威力だな。近づくなってか」
緑谷は轟の様子に気がつく
(腕、震えてる。そういうことかよ・・・!)
「悪かったな。ありがとう緑谷、お陰でヤツの顔が・・・」
「そっちこそ!どこ見てんだ!!」
緑谷の
緑谷は轟が視線を逸らした瞬間に両足のOFAの5パーセントで接近していたのだ
『轟、再びクリーンヒット!緑谷、やるぅ!』
「〜〜〜ッ!」
緑谷は折れた指で殴ったため痛みに悶絶する
「ぐぅ・・・お前!」
轟も再び氷結を放つが、緑谷は折れた指を使って打ち消す
「轟くん、左の熱を使えばその冷気の限度を解決できるだろ。皆んな本気でやってる。勝って目標に近づくために!半分の力で勝つ?舐めるなよ、僕は君を2発殴ったけど、まだ君には傷一つもつけられてないぞ!」
緑谷は折れた拳を握り締め轟に叫ぶ
「全力でかかって来い!」
「神野、緑谷のやつ・・・」
「焚き付けたのは俺だ。責任も全部背負ってやるつもりだったが・・・少し、あいつの覚悟を舐めてたな・・・」
「全力?クソ親父に金でも握らされたか!?」
轟は緑谷に向かうい走り出すが動きが鈍い
「遅い!」
緑谷の強化した右足が轟の腹部に入る
『緑谷攻める攻める!おいおい、マジで行けるのかぁ!?』
観客たちは驚く
明らかにボロボロで重傷な緑谷の方が今押しているのだから
緑谷は轟の氷結を壊れた指で打ち消し、カウンターで攻撃を決めるというコンボが何度も続く
いくら元々の身体能力が高かろうとも、轟の体には着実にダメージが溜まっていく
しかし、緑谷も個性を使うたび右手が、もう自分で握れない程ボロボロになっていた
「なんで、そこまで・・・」
轟は攻撃を避けながら問う
「期待に応えたいから、笑って答えられるように、カッコいいヒーローになるんだ!だから、みんな全力でやってんだ!」
緑谷の頭突きが轟を吹き飛ばす
「君の境遇も決心も僕には計り知れない!でも、半分の力で1番になるだなんてふざけるなって話だ!」
轟は緑谷の攻撃を受けながら昔を思い出していた
「だから、君を倒して目を覚まさせる!」
緑谷の拳が顔面を捉える
轟は殴り飛ばされながら狂ってしまった母の顔と父への憎悪を思い出す
「俺は、親父の力を・・・」
「君の力だろ!君は自分を、誰だと思ってるんだ!!」
「・・・!」
『なりたい自分に、なっていいんだよ』
母の言葉を思い出した轟の体から炎が溢れ出す
「勝ちたいくせに敵に塩送りやがって、どっちがふざけてるんだって話だ」
轟を煽っていた霜が炎によって溶けていく
「俺が誰かだと・・・俺だって、ヒーローに・・・!」
「焦凍オオオオオ!やっと受け入れたか!俺を超えていき、俺の野望をお前が果たせぇ!!」
エンデヴァーが客席で叫ぶが轟の耳には入らない
「緑谷、何笑ってんだよ」
「いや、凄いなって。待ちくたびれたよ」
「その怪我と状況でそれかよ。イカれてんな。どうなっても知らなねぇぞ」
「何勝った気で話してるのさ。本気出したからって勝てるかどうかは分かんないよ」
「言うじゃねぇか」
その瞬間、轟と緑谷は互いに最後の攻撃に入る
緑谷は100%の右腕を
轟は氷結と炎を
「緑谷、ありがとな」
二人の全力はぶつかりあい、スタジアム中に爆風が吹き荒れる
「デク!」
カミナは叫ぶ
風と粉塵が収まった後に舞台に残っていたのは氷を背にした轟だった
『緑谷君場外。轟くん3回戦進出!』
緑谷はベスト8敗退となったのだった
_________
スタジアムの通路、緑谷は搬送ロボに担架で運ばれていた
「デク!無事・・・じゃねぇな!生きてるか!?」
カミナは舞台の修復の間に緑谷のもとに駆けつけていた
「これで、ないよりマシだろ!」
カミナは緑谷の手を握って螺旋力を流し込み、微弱ながらも回復をさせる
「・・・カ、カミナさん・・・み、見てましたか?」
「あぁ、見てたさ!スゲェ気合いだった!見直したぜ!」
「ほ、ほんとですか・・・う、嬉しいな」
緑谷は嬉しそうに笑うと、少しだけ治った手でカミナの手を強く握る
「・・・でも僕、僕、カミナさんと、戦うって・・・」
「・・・こればっかりは勝負の世界だからな。残念、としか言えねぇ」
緑谷は涙ぐみながらカミナを見つめる
「カミナさん・・・僕も、色々、託していいですか?」
「あったり前だろ。俺を誰だと思ってやがる」
「はは、ありがとうござ・・・」
気絶した緑谷の手からは力が抜けるが、カミナは優しくもしっかりと握る
「・・・後は任せろ、だからゆっくり休め。・・・お前らも止めて悪かったな」
『イエイエ、オキニナサラズ』
カミナはそう告げて手を離す
搬送ロボが角を曲がり見えなくなったのを確認して、カミナは入場ゲートへ進む
「さてと・・・」
カミナは赤いサングラスを付ける
「もとからねぇが、負ける理由がなくなった」
次回予告風
「ついに始まる準決勝!けど僕はベスト8敗退!」
「しかしデク、お前かなり無茶したな!」
「すみません、でも轟くんを何とかするにはアレしか思いつかなくて」
「謝るな!俺がやれって言ったんだ。なら、俺に全部の責任がある!」
「流石にそれは無理があるのでは!?」
「だから、後は俺に任せとけ!」
「・・・はい!託します!」
「次回、カミナのヒーローアカデミア!『火消し魂』!」
「カミナさんが『ガロ』っぽくなるぞ!・・・ガロって誰!?」
「さらに向こうへ!」
「「Plus ultra!!」」