アルトリア全部乗せ転生者のヒーローアカデミア 作:爆死常習犯
スタートゲートのランプが点灯する。緊張が止まらない……一つ一つと消えていく緑のランプ。そして3つ全てが消えた──
「スタート!」
ミッドナイト先生の掛け声と共に前方のみんなが一斉に走り出す。実はスタート時に前の方が渋滞するのを見越して、今回は後ろの方に場所を取っておいたのだ!謎のヒロインXXのアーヴァロンでみんなの上を飛んで行く予定なのでスペースを確保する作戦だ。
「オーダーチェンジ、フォーリナー!」
『さーて実況していくぜ!解説アーユーレディー?イレイザー!』
『お前が無理やり呼んだんだろ……』
先生も見ている事だし早速活躍して差し上げよう。飛び方全く分からないけど。騎乗スキル仕事しろ。あ、でもなんか行けそうな気がする。あと機械音どうやって出そうか。
全速力で他の人の上を通過するイメージで地面を蹴って跳躍する。ブースターらしき物は動いた、そのまま加速だー!そしてゲート左側の壁に盛大に激突した。壁で何も見えない。
「スタートダッシュ、失敗……」
『……あいつは何やってんだ?』
『俺にも分からん』
しばらくめり込んでたら地面に落下した。背中痛いんだが……。
『さあいきなり障害物だ!まずは手始め第1関門、ロボ・インフェルノ!』
大量に待ち構えている入試の時のロボット達。物凄い数が並んでいる様子は圧巻だ。
しっかり出遅れたけどまだ巻き返せるはずだ。ここまで低空ホバーしながら氷の上を通過してそこそこの人を抜かした。この密集状態で空を飛ぼうとすると事故りそうなので全速力を出すのは自重したけど。
いきなり戦闘か……魔力を使わずに進みたい所だけど今の操作の覚束なさだとしくじりそう。という訳で前方の方々に任せ──爆発か?
『1-A爆豪、下がダメなら頭上かよ!クレバー!』
入試の時のゼロポイント敵の上を通過していくクラスメイト達。機動力の高い、爆豪くん、瀬呂くん、常闇くんがそのまま向こうへ行ってしまった。常闇くんが意外と機動力が高いな……!
そのまま向こうへ飛んで行く3人を見ていたら八百万さんの砲撃が炸裂した。大砲っぽい物が出てるな、明らかに自分より大きい物でも出せるのかあの個性。しっかりとロボットの頭の部分に命中させて一網打尽だ。一瞬で目の前の敵が全員倒れ伏した。
「砂埃が……視界が悪いですが……進みましょう!」
周りの受験生達もロボットが倒れた事で再び進み出した。早いうちに前の方に出ておいた方が気が楽ですかね……。ホバー移動を再開する。
『落ちればアウト、それが嫌なら這いずりな!ザ・フォール!』
続いて第2関門、複数の足場とそれを結ぶロープ。この崖の向こうまで渡りきればいいみたいだから飛行との相性は抜群だけど……崖が深いなオイ!底が真っ暗で何も見えない。まあさすがに落ちても死なないようになってるよね。……なってるよね?信じてるからね?
「──見よ!バッ!……全国のサポート会社!」
「サポート科!」
「えー、アイテムの持ち込みいいの?」
なんか前方にクセの強い人がいた。そしてその近くに麗日さん、芦戸さん。まだA組の人もちらほら居るのでどうやら遅れすぎって事は無さそうだ。
そしてサポート科はアイテムの持ち込みがいいのか、そういえばヒーロー科はコスチュームを使えないみたいな事を控え室で聞いた気がする……どう見てもアーヴァロンはコスチュームにしか見えないな、よし逃げよう。
「あ、あっちにもサポート科いた!」
「わ、私はただの通りすがりのセイバーですよ?」
「「セイバー?」」
「チャージ完了、とーう!」
全力で飛んで行った。若干ふらついたものの、スタートと違ってあらぬ方向に飛んで行ったりはしなかった。人間、案外やればなんとかなる物だ。そのまま少し遠くの足場に着地する。
「セイバーは全員逮捕です!」
さてさて、先頭はもうこのエリアを抜けてるらしいし急がねば。まだかろうじて先頭の目視は出来てる。先頭は轟くんだ。なんで飛べる個性でも無いのにあそこまで速いんでしょうかね。
「なんかクセの強い子やったね……」
「セイバー?」
「私のベイビー達をアピールする場が!」
よし、このまま次のエリアまで一気に行くぞ、とぉーう!
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『さあ、早くも最終関門かくしてその実態は……一面地雷原!』
「なるほどな、こりゃ先頭ほど不利にな障害だ。エンターテインメントしやがる」
「──そして華麗に、着地ー!」
一気に最終関門の所まで来た主人公。ろくに飛んだ事も無いので着地をちゃんと出来る訳もなく。うつ伏せに落下して地面が派手に爆発した。
「大丈夫です、爆発には慣れてますので──」
そのまま爆発であらぬ方向に吹っ飛んでいく謎のロボット(?)。どんどん叫び声が遠ざかっていく。
「……何やってんだあいつ」
先頭を走る轟を盛大に困惑させて退場した。謎のヒロインXXは今日もギャグ時空に生きている。
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「1番の活躍の場だったはずなのに……よりによって全国放送で……うっぷ……」
爆発であちこちへと吹き飛ばされ続けて結局通過した頃には約20位、そして現在は三半規管にクリティカルヒットしたことでテレビに覆面を取ってリバースしている姿を披露された訳だ。……さすがに写してないよね?ねえ?ちなみに過去には全裸を晒した人もいたらしい。もう、生放送するの辞めなよ。
「大丈夫です、これでも最終関門を抜けた時にはまだ余裕があったはずですから……」
フラフラになりながら何とか小走りで競技場へと帰ってきた。うん、長時間飛ぶと三半規管が死ぬな。地雷原で爆発しまくったせいで空中を飛び回ったのも影響している。なんで普通の爆発で吹っ飛んだ人が空中で回転するんですかね。さすがはギャグ時空。
そして順位は……ギリギリ予選通過かな。高くは無いけどこの状態なのでもう予選落ちじゃないなら今はいい、それより気分が悪いんだが。あ、ビニール袋ありがとうございます。
全員揃ってから結果発表があった。順位は本当にギリギリの42位、あ、危なかった……。上位42名が通過ということで青山くんは予選落ちとなった。ビームを出せるキャラ対決、大勝利だ。障害物競走では聖剣使ってないけど。ちなみに彼はお腹が痛いのを震えながら堪えている。なんかすまない青山くん。とりあえず彼の肩に手を置く。超スピードで何処かへ走り去って行った。
「次からはいよいよ本戦よ!ここからは取材陣も白熱してくるよ、気張りなさい!」
そしてルーレットが回り出す。何このバラエティー的な演出。そしてルーレットが回ってるけど競技自体は決まってるらしい。じゃあ要らないよねこの演出。
「第2種目は……これよ!」
モニターに表示される騎馬戦の文字。うん、知ってた。原作知識様々だ。最初は謎のヒロインXXのアーヴァロンで飛び回るつもりだったのは無くなった。黒歴史が口から生産されてしまう。
「基本は普通の騎馬戦と同じよ。2人から4人でチームを組んでもらうわ。ひとつ違うのは、先程の結果に応じて各自にポイントが振り当てられる事」
順位ごとのポイント表が表示される。42位から5ポイントずつ上がっていく感じになっている。
「そして1位に与えられるポイントは……1000万!」
バランス調整下手くそか!?観客がたくさん居るからって悪ノリして逆転要素をぶち込んだんじゃないんだろうな……?知ってたけどそれでもいきなり1000万ポイントが出てくるとビビるよね。
「それじゃこれより15分、チーム決めの交渉スタートよ!」
作戦は既に決めている。トーナメントで勝つためにもここは温存一択だ。という訳で目的の人物に近づく。
「さて、私と組みませんか?心操くん」
謎のヒロインXX(オリ主)
筋力 B
耐久 B
敏捷 B
魔力 D
幸運 E→B(オリ主の影響により強化)
宝具 EX
ギャグ時空に生きている事でおなじみ。主人公の場合、どちらかと言うとただのポンコツ。幸運B……幸運とは(哲学)
スキル
乗着 EX
聖槍甲冑アーヴァロンの加護。-1秒後に着ていた事に出来る。オリジナルのXXが遅刻常習犯だったため身に付けた早着替えスキル。
刑事の直感 E
犯人逮捕に導く刑事の天啓。事件解決に使わない方がいいランク。そしてご存知の通りオリ主は学生である。刑事とは(哲学)
最果ての正義 A
宇宙の最先端にして最果てである『境界』からの力。別宇宙の上位存在たちですら追い返す『宇宙のバランスを取る』パゥワーだが、XXはよく理解していない。ちなみにオリ主も作者もよく理解していない。
コスモリアクター B
勝利の因果を引き寄せる主人公補正。引き寄せる中心がオリ主なのでついでにギャグもセットでやって来る。
騎乗 A→E+(オリ主の影響により弱体化)
例のごとくオリ主によるただの気合い。何かに一緒に乗るならハンドルは任せない方がいいだろう。
宝具
ランクEX/対人宝具
ロンゴミニアドLRのセーフモードを解除し出力を上げてからのダイナミックセイバー斬り。相手は惑星ごと爆発する。対人とは(哲学)
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体育祭でいきなりイロモノが現れた。空を飛べるって普通に強い。そして主人公、まさかの自力で幸運Bです。
次回辺りからはいよいよ戦闘が激化してくるので描写を頑張ります。
アニメオリジナルの部分の話、いる?
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いる!
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別に要らない