ペルソナ5Rリメイク実況   作:ガスキン

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連日投稿しすぎた反動か間があいてしまいました。



実況十二回目

隙あらばネタを仕込む実況はーじまーるよー。

 

前回はブチ切れ杏ちゃんがペルソナを覚醒し、最後は女の子同士の美しいハグで終わりました。今回はその続きからです。

 

「……帰って来たの?」

 

「ああ。お疲れ様だ二人とも」

 

「ありがとうモル……あれ、私、モルガナの声が聞こえてる?」

 

「私も。何でだろう?」

 

「あっちに行ったからじゃねえの? よくわかんねえけど」

 

適当な感じで言ってるけど……正解なんだよなぁ。

 

「……ってうわ! もう七時前じゃん」

 

スマホに表示された時間を見て杏ちゃんが目を丸くします。体感的にはそこまで経ってないけど、パレスに行くと強制的に時間が進んじゃうんですよね。

 

「どうする? アン殿達も疲れただろうし、今日は解散するか?」

 

グ~~~~。

 

「……ご、ごめんなさい」

 

志帆ちゃんのお腹からとても可愛らしい音がなりましたね。おら視聴者共。少しだけ志帆ちゃんの恥ずかし顔アップにしといてやるから保存するなり記憶に刻むなり好きにしな!

 

……もういい? もういいの? 進めるよ?

 

「なんか、今の聞いたら私もお腹空いてきちゃった」

 

「ならメシいくか? また牛丼でもどうよ?」

 

「え~、ビックリぼーいにしようよ」

 

どこで食事するか各々が提案します。あ、そういう事ならウチ来る?

 

「「「え?」」」

 

というわけで、ルブランへGO。うふふ、こんなにたくさんの友達連れて行ったら惣治郎さんも驚くだろうなー。

 

「おう、帰って来たか」

 

オッス、だだいまです!

 

店内では常連のお客さんが一人コーヒーを飲んでいます。これはちょうどいいですね。

 

「あ? どうした?」

 

あのぉ、実は友達連れて来たんですけどぉ。

 

「友達だぁ?」

 

みんなで夕飯食べようって話になってぇ。そういう事ならぜひここのカレーを食べてもらいたいなぁって。僕、登校初日の朝に食べたあのカレーの美味しさに感動しちゃってぇ。ぜひともみんなにも味わって欲しいなぁって。

 

「……そいつはどーも」

 

そっけない返事ですが、ちょっと嬉しそうですね。無事好感度もあがりました。

 

「で、その友達とやらはどうした?」

 

という事は、いいんですか?

 

「ったく、連れて来ちまったんならしょうがねえだろ」

 

やったー! 流石みんな大好き惣治郎さん! よ、今日も声が渋くて素敵です。

 

「くだらねえこと言ってねえでさっさと呼べ」

 

了解です! おーいみんなー、入って入ってー!

 

「お邪魔しまーーーーっす」

 

「わあ、素敵なお店」

 

「この匂い……コーヒーかな。いい香り」

 

「……は?」

 

じゃあみんな、とりあえずワイの部屋に行こうぜー。惣治郎さん。後でカレー取りに来ますから。

 

「待て待て! おい、蓮。友達って、一人じゃねえのか!? それにあの可愛い女の子達は何なんだ!?」

 

竜司達を見て呆けていた惣治郎が慌てたように主人公の肩を掴みます。え、でもさっき僕”みんな”って言いましたよね?

 

「ぐっ、いや、確かにそうだが……。まさか、もう女友達まで作っていたとは……」

 

「この人がお前が世話になってる人か? ども、坂本 竜司っす」

 

「初めまして、高巻 杏です」

 

「鈴井 志帆です。すみません、いきなりお邪魔しちゃって」

 

自己紹介する三人に惣治郎も頭を掻きながら名乗ります。

 

「俺ぁ佐倉 惣治郎。……気にすんな。コイツに強引に誘われたクチだろ?」

 

「そ、そういうわけじゃなくてですね。私がお腹空いちゃったからここで食べたらって教えてくれただけで」

 

「わかったわかった。ただの冗談だからそんな申し訳なさそうな顔しなくていいって。腹、減ってるって? ならすぐに用意してやるよ。全員カレーでいいんだろ?」

 

「あざっす! 俺、辛口で」

 

「私は中辛でお願いします。志帆は?」

 

「私も杏と同じで」

 

「辛口一つに中辛二つね。で、お前はどうすんだ?」

 

ワイも辛口でオネシャスセンセンシャル!

 

「はいよ。なら用意出来たら呼んでやるからとりあえず他の客の邪魔にならねえように上に行っとけ」

 

「おっ、お前の部屋上にあんの? なら早く行こうぜ」

 

「私……男の人の部屋初めて」

 

「……な、なんかそう言われたら緊張してきたかも」

 

はえー。そういうもんなんですね。実況者は異性の部屋に入った事なんてありませんからよくわからないです。……おい、何だよ視聴者ニキ。その可哀そうな物を見る目は? お前らだってそうなんだろ? なあ? おい? そうって言えよ!(これまで見せた事のない激情)。

 

「「「……うわぁ」」」

 

おいおい、開口一番それかい? 僕の城に何か言いたい事でも?

 

「これが人の住む場所かよ……」

 

「ちょっと坂本、失礼でしょ。え、えっと……広さは十分だね」

 

「う、うん。広いね」

 

それってつまり広さしかいい所がないと? ……ま、おこちゃま達にはこの良さはわからないのでしょうからここは大人の余裕でスルーしましょう(主人公は学生です)。

 

「とりあえずテーブルと……そこのソファに二人座れそうだから、椅子が二ついるな」

 

「じゃあ、私達は下で布巾か何か借りて来るね」

 

初日に掃除した時に使えそうなものはまとめておいたので、そこから机と椅子を移動させます。そのままだとほこりがついたままなので、女性陣が戻ってきたら拭いてもらいましょう。

 

それにしても、友達を呼んで食事会なんていいですねぇ。しかも女の子も一緒! ……実況者が学生の頃はそもそも友達を家に呼んだ事すらありません。視聴者ニキ達なら私の気持ちもわかっていただけるでしょう。ね? ね?(圧)

 

「にゃふ……にゃふ……!」

 

……あ、すっかり忘れていました。そういえばモルガナを鞄の中に入れっぱなしでしたね。出してあげましょう。

 

「―――ぷはぁ! おい、吾輩を窒息させる気か?」

 

鞄を開けると同時に飛び出して来たモルガナが恨みがましそうに睨んできます。だが私は謝らない。

 

「はあ? 強引について来たくせに」

 

「強引にではない! 向こうの話をするのならば吾輩がいないと困るだろう。お前達素人だけでは不安だろうからわざわざついて来てやったのだ」

 

「なんで上から目線なんだよ……」

 

にゃふにゃふ言いながら胸を張るモルガナに竜司はため息を吐きます。まあまあ、可愛いから許してやろうよ。

 

「……なに漫才やってんのアンタ達?」

 

布巾片手に戻って来た杏ちゃんが竜司達を見て呆れていますね。このコンビは今後もちょくちょくこういうやり取りをしてくれるので要チェックや。

 

「とりあえずささっと拭いちゃうからみんな退いて退いて」

 

杏ちゃん達がテーブルと椅子を拭いてくれている間に下に降りましょう。惣治郎に呼ばれる前に自分から彼の所に行き手伝いを申し出るとわずかに評価が上がります。

 

「そこの皿並べろ」

 

おっと、どうやらカレーの用意が出来たみたいですね。待ちきれないよ! 早く出してくれ!

 

「ほれ、お前とあの金髪小僧の分だ。女の子達の分は俺が持っていく」

 

アッハイ。

 

適当な感じで渡されますが、女の子達の分に比べて多めに盛られている所に食べ盛り男子への気遣いが感じられます。

 

「お、来た来たぁ!」

 

「うわぁ、美味しそう。……って、私達のは?」

 

「はいよ、キミらのはこっちね」

 

「あ、すみません。わざわざ持って来てもらっちゃって」

 

よーし、これで全員分揃いましたね。それじゃあ早速頂きま……。

 

「……待て。おい、奥の台の上でくつろいでる猫は何なんだ?……まさか、アレも友達とか言うんじゃねえだろうな?」

 

(友達じゃ)ないです。勝手について来たんですよ。

 

「ついて来ただぁ? おい、お前。ウチが飲食店だってわかってて連れて来たのか?」

 

おっと、お冠の様ですね。ここは杏ちゃんの迫真の演技に期待しましょう。

 

「あ、え、ええっと……その子、イジメられてたんですよ」

 

「アン殿!?」

 

「イジメ?」

 

「そ、そうなんスよ。小学生くらいのガキンチョ達に追いかけまわされてて、俺ら、偶然そこに通りがかったんスけど、そしたら蓮のヤツが可哀そうだからって助けに入ったんス。だよな鈴井?」

 

「う、うん。そしたらこの子、雨宮君に懐いちゃったみたいで、結局ここまでついてきちゃったんです」

 

「ちょ、お前ら……!」

 

杏ちゃんのとっさのでまかせに援護射撃をする竜司と志帆ちゃん。モルガナが違うと騒いでいますが無視だ無視。

 

「コイツが助けにねぇ……。なんだ、この猫に自分を重ねでもしたか?」

 

別にそういうわけじゃないですけどぉ。でも、一人ぼっちは寂しいもんね。

 

「……そうかよ」

 

主人公の境遇を知っている惣治郎に今の返答は刺さったようです。下からミルクを入れた皿を持って来てくれます。

 

「気まぐれだろうが目をかけてやった以上、お前にはその猫に対する責任がある。いいか、絶対に許可なく店に出すなよ。約束出来るんなら……まあ、好きにしろ」

 

やったぜ! めでたくモルガナを住ませる事が許されましたね。ここまですんなり許可が出たのも日ごろの行い(好感度稼ぎ)のおかげですね。

 

「もう少ししたら店を閉めるからな。女の子もいるんだ。それ食ったらあんまり遅くならない内に帰らせろよ」

 

「ありがとうございます。……あ、そうだ。このカレーっていくらですか?」

 

「いいよ。今回はおごりだ。気に入ったならまた食いに来てくれりゃあいい」

 

「あざっス!」

 

「蓮、皿はちゃんと洗っとけよ。じゃあな」

 

そう言い残し、惣治郎は店に戻ります。本人は絶対否定しますが、やってる事は息子の友達に手料理を振舞うお父さんなんだよなぁ。

 

最も、まだそこまでの仲ではないのですが。いずれ息子同然の存在になってやるから覚悟しとけよぉ。

 

「んじゃあ改めて、いただきまーす!……って辛えぇぇぇぇ!!!」

 

「うるさい坂本! 辛口なんだから辛いの当たり前でしょうが。さ、志帆。馬鹿はほっといて私達も食べましょ」

 

「坂本君、佐倉さんさっきモルガナちゃんのミルクと一緒にお水も持って来てくれたから飲みなよ」

 

「お、おう……」

 

「な、なあ、吾輩にも一口……」

 

「……猫にカレーって大丈夫なの?」

 

「玉ねぎ入ってるからダメだと思う」

 

「そ、そんな……!」

 

「……ん? ぶっ!? はははは! おい蓮! お前、眼鏡曇りすぎだろ!」

 

「あ、ホントだ! あはは! 何も見えてないんじゃないのソレ!」

 

「だ、ダメだよ二人とも、笑っちゃ、ふふ……」

 

あーもう(盛り上がりすぎて)滅茶苦茶だよ! けどまあ、みんなむこうでの疲れやショックを忘れるくらい笑ってくれてるから、それに比べれば主人公が辱めを受けるくらいなんともないぜ!

 

そういうわけで、みんなの笑い声をバックに今回はこの辺で。ご視聴ありがとうございました。




メインストーリーも大事ですが、こうした日常系の話も入れていきたいです。
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