ロイヤルな実況はーじまーるよー。
前回、突如として謎の声と共にフェードアウトからのセーブでした。早速ロードしましょう。イクゾー!(例のBGM)
今回もいきなりアニメから始まりましたね。ハッと目を覚ます主人公。そこは電車の中でした。頭上の広告に目を遣りつつ、ふと表情を曇らせます。
―――車のヘッドライト。
―――叫ぶ女性。
―――額から血を流すハゲ。
―――警察官に取り押さえられる主人公。
はい、プレイ済みのみなさんにはお馴染みのあの事件ですね。初見兄貴(いるのかな?)には何の事やらさっぱりでしょうが、後にちゃんと説明されますのでご安心を。
それから電車を降り、歩きながらスマホをいじっていると突如として目玉の様なアイコンが浮かび上がります。なお、歩きスマホは大変危険なのでよい子のみんなはやらないようにしようね。
直後、周りの人の動きが止まったり、街中にも関わらず焔が吹き上がり、さらにはその中から何者かがこちらを見つめているのに大して驚きもしない主人公。オメー、一周目のこの時点で「度胸」のパラメータMAXだろ。
アニメが終わり、操作開始。降りたばかりなのにまた電車に乗り込みます。そして暗転後、主人公は一人道路を歩みます。ここで隣を明らかにモブではない女性が通り過ぎて行きますが、リメイクでもここではまだ話しかける事は出来ません。
居候先である佐倉 惣治郎宅を探せと出ますが、周回プレイヤーにその指示はフヨウラ! さっさとルブランへ向かいましょう。
扉を開けると、そこには客席に老夫婦。そして一人に男性の姿がありました。はい、この男性こそ探していた人物である佐倉 惣治郎です。
「あ、そういや今日だったな」
向こうも主人公を見て気づいたようです。持っていた雑誌を置いて立ち上がりました。
「お前が蓮だな? 俺は佐倉 惣治郎。一年間お前を預かる事になっている」
どうも
……
よろしくお願いします
おっと、ここで選択肢です。このR×Rでは相手に対する返事の選択肢がロイヤルに比べものすごく増えています。ほとんどはどれを選んでも違いはないものですが、中にはフラグになっているものもあり、考えなしに選ぶのは得策ではありません。
第一印象は大事なので一番下を選びます。すると主人公は深々と頭を下げました。
「……」
何故か無言になる惣治郎。それに対し、?を浮かべる主人公。まさか、選択をミスったのか? と心配になりますがご安心を。これは純粋に感心しているだけです。
「お前、本当に事件なんて起こしたのか? ああいや、だからここに来たんだろうが……」
お、追加セリフですね。リメイク版では主人公のパラメータによってこのように相手のセリフが追加されたりリアクションが変わったりします。今回は主人公の「優しさ」ランクが3を超えていたのでこのようなセリフが追加されたわけです。実はこれも隠し要素に関わってきます。まあ、パラメータの関係上実質二週目以降にしかお目にかかれないんですけどね。
「……まあいい、ついてこい」
そう言う惣治郎に続いて二回に上がると、そこには物置……ではなく部屋、いややっぱ物置だわこれ。な場所が姿を見せました。
「お前の部屋だ」
うっそだろお前!? こんな汚部屋に人が住めるわけないじゃん!
「何か言いたそうだな?」
広い部屋だ
物がいっぱいだ
やった!
どこに喜ぶ要素があるんですかねぇ。けどまあ、喜ぶ蓮くんは可愛いので一番下を選びます。
「……本気か?」
あーあ、惣治郎に引かれちゃった。けどまあ、目をキラキラさせる主人公を見れて満足なので問題ありませんね。
「掃除はお前がやれ。夜は一人になるが悪さなんかするなよ」
こんな目をした子が悪さなんかするわけないじゃないですか!
「男に言い寄られている女を庇ったら男が怪我して訴えられた……だったか?」
ここで主人公の境遇が簡単に説明されます。先ほどの回想はその時のものだったわけです。この訴えの所為で主人公は前の学校を退学させられ、裁判所から転校と転居を命じられたところを、惣治郎が引き受けてくれたんですね。世知辛い世の中ですわ。
あの声だけしかいい所の無いハゲはその内報いを受けさせますが、今はまだ我慢です。
とにかく、保護観察期間として一年間、主人公はここで過ごす事になります。問題を起こせば即少年院送りですが問題ありません(起こさないとは言っていない)
その後、惣治郎から明日は秀尽学園高校への挨拶に行くと伝えられた所で再び一人となりました。まずはこの汚部屋の掃除から始めましょう。
手慣れた手つきで片づけていく主人公。まあ、何回もやってますからね(メタ発言)。なのに結局夜までかかるのは納得できませんね。さっさと終わらして街に出たかったのに。
そこへ再び惣治郎の登場です。バタバタしていたのが下まで聞こえていたのでしょう。部屋を一瞥すると落ち着いたんならさっさと寝ろと言われました。なので言われた通りベッドインしましょうねー。
さて、横になったのはいいがどうやら眠れない様子の主人公。その脳裏にあの時の光景が過ります。そう、例のハゲと遭遇したあの日の事です。
帰りが遅くなった主人公は男女の言い争う声を聞きその場へ向かいます。向かった先にはハゲの手で車に連れ込まれそうになっている女性の姿がありました。
許せない
助けないと
その前に
ここで「器用さ」が「職人級」、「度胸」が「大胆不敵」だと第三の選択肢が出現します。これを選ぶと、主人公は現場へ突入する前にスマホのレコーダーを起動させます。「器用さ」が足りないと後にバレて消されてしまいますが、足りているとバレない様に隠し通す事が出来るんですね。これは後に役に立つデータなので大事に持っておきましょう。
さて、この後は夢の中で長鼻と双子との顔合わせがありますが、特に説明する部分はありませんのでささっと流して今回は終わろうと思います。ご視聴、ありがとうございました。
本編中の説明がわかりにくかったら申し訳ありません。簡単に言うとパラメータと選択肢で一部シナリオに介入出来る様になったと思っていただければと。