#3 ヴェルドラ 遭遇(その2)
小さきものだと、俺のことか?
というか頭に直接入ってきたなどうゆうことだ?
(おい!聞こえているだろう?返事をするが良い!)
誰なんだよお前は!!こっちは一回死んで目がまだ再生できてないっていうのに……
「誰なんだよお前は。」
オルガがそう言うとあの声の主が返事をしてきた
(我は、個にして完全なる者であり、4体しか存在しない竜種が一体暴風竜ヴェルドラである!)
「だから、誰なんだよお前は」
暴風竜?知者が言ってたMAみたいなやつか……
「その暴風竜様が俺に何の用だ?」
(なんだ、久しぶりの客人だと思ったのだか……違うのか。)
「ああ、違う用だな。」
(突然人間が我に体当たりを仕掛けてくるから不思議に思っていたのだ。ぐちゃぐちゃになっても再生するし、ユニークスキルか?)
「まあ、そうだな。」
(となればお前転生者だな。)
「ああ、そうだ。」
(やはりな実は我、300年もここにずっと一人で封印され暇だったのだ。)
「それで、俺になにをしてほしいんだ?」
(お前転生者なのならば前世の話をしてくれ)
まあ話しても減るもんじゃねぇしな
「いいぜ、話してやる。」
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「とまあこんなところだな。」
オルガはこうして俺はCGSを乗っ取り鉄華団を立ち上げヒットマンに射たれて死んだところまでを暴風竜に話した……
(ほう、MSやギャラルホルンなどは興味深いな…
ところでお前がマクギリスとか言うのの話に乗らなければよかったのではないか?)
「うっ」
痛いところを突かれ思わずたじろいでしまう
「そんなことより俺以外に転生者はいるのか?」
(ふん。転生者はたまに生まれてくる事がある。意思が強いと魂に記憶が刻まれるのだろう。 中には前世とやらを完全に覚えている者もいるようだが、珍しい存在ではない。 ただし、異世界からの転生者は少々珍しいな。)
「そうか…異世界からの転生者はいることにはいるんだな。」
(うむ。異世界へ行く事は今だ成功事例がない。だが、異世界からこちら側へ渡って来る者もいる。異世界人と呼ばれる者で、世界を渡る際に、特殊な能力を獲得するようだな。 そういう者と同等の知識を持つと確認された転生者の記録が残っている。)
「なら、俺は俺と同じ転生者を探してみようと思う。」
「ところでお前さっき封印されたとか言ってたな。」
(む? まあな。ちょびっと相手を舐めてたのは間違いないが・・・途中から本気出したが、負けたな!)
「相手はそんなに強かったのか?」
(ああ。強かったよ。加護持ちで、人間の勇者と呼ばれる存在だ。)
(そういえば、勇者は自分で自分の事を召喚者だと言っておったぞ。お前と同郷かもな。)
「そうだといいけどな。」
「何で、お前は勇者と戦ったんだ?」
(ああ一度、 300年前にな街を一つ灰塵にしたのだ。 たぶんその事が原因で、勇者が差し向けられ、封印されたのだろう。 勇者の用いるユニークスキル『無限牢獄』によってな。)
俺には、竜の気持ちなんて判らねぇ。 他人の気持ちだって、結局の所想像でしか判らないんだから。 でも、俺はコイツが悪い竜ではないのだろうと思う。 だって、気に入ったし。だから、
「よし!お前俺と家族にならないか?」
(な、なんだと? 人間分際で、暴風竜ヴェルドラと恐れられる、この我と家族だと!?)
「いやなら別に構わねえぜ。」
(馬鹿!お前!!! 誰も嫌だなどと、言っておらぬだろうが!!!)
「あっそうか?ならどおすんだ…」
(ちょ! ・・・仕方ないな! 我がお前の家族になってやるわ! 感謝せよ!)
「素直じゃあねえな。」
「じゃあ、宜しくな。」
(宜しくの!・・・そうじゃ、お前に名前をやろう。!)
「は、なんでだ?」
(同格と云う事を、魂に刻むのだ。我がお前に付けるのは、加護になる。)
「いや俺にはもうオルガイツカって言う名前があるんだが。」
(そうか…ならば我らのファミリーネームを考えてくれぬか。)
「いいぞ。暴風だから、テンペストとかでいいか?」
(決まり!だな!!! 素晴らしい響きだ。)
(今日から我は、ヴェルドラ=テンペスト だ!!!)
その名前は、俺の魂に刻まれた。 見た目にも、能力にも変化はない。 だが、魂の奥深くで、何かが変化した。 それはまた、ヴェルドラにも言える事なのだ。 こうして、俺達は、家族になった。
「なあ知者スキルに名前をつけることは可能か?」
〔はい、スキルに名前を付与する事は可能です〕
「じゃあお前はリムルだ」
〔確認しました、スキル知者はリムルの名をもらいました〕
〔条件を満たしました、エクストラスキル知者はユニークスキル森羅に進化しました〕
「おうマジかやったなリムル。」
「あっそうだ、ヴェルドラこの洞窟を出る前に聞いておくがその封印は自分で解けないのか?」
(我の力では解けぬな。勇者と同格のユニークスキル持ちなら、あるいは可能性があるかもしれぬが・・・)
「ヴェルドラはユニークスキル、持ってないのか?」
(持っている。が、封印された時点で、全て使えないな。かろうじて、念話が出来るのみだ・・・)
うし、一回やってみるか
俺はそう言ってヴェルドラにふれた
〔ユニークスキル『捕食者』にて、ユニークスキル『無限牢獄』を捕食します…失敗しました 。〕
流石に、勇者の封印は格が違った。
どうにかできないか? どうすれば……
〔はい、ユニークスキル『無限牢獄』の一部解析が終了しました。脱出方法を提示致します。 肉体を伴う脱出は不可能です。物理的ダメージによる牢獄の破壊の可能性は0%です。
意思体のみの脱出の可能性は1%です。
外部に自らの依代を用意し、そこに移行を行う場合、成功率は3%です。 なお、この行動は転生に相当します。
依代との相性が悪い場合、記憶と能力の全てが消去されます。 脱出方法の提示は以上です。〕
ともかく。 脱出方法は、依代への転生か。
脱出するには、依代になるモノが必要みたいだ。意識だけでも可能性はあるみたいだが、低い。
(む?脱出方法があるのか!実はな、後100年も持たずに我の魔力は底をつくところだったのだ! なんせ、魔素の流出が止まらなかったものでな…)
「なるほど。それでこの辺りの魔素濃度が高かったのか。」
(うむ。かなり上位の魔物も寄り付けぬ。草も生えぬ土地だったろう。ここらで生息出来るのは希少な植物のみよ!)
ああ。 脳裏にヒポクテ草の事が思い出された。 それで、ほとんどが貴重な薬草だったのか。
「まあ…そういう事なら脱出を試してみるか?依代があれば、成功率上がるみたいだし。…で、依代ってどんなのがいいのかわかる?」
(…恐らくだが、意思のみ出ても、魔素を集めて核を再結成させる事が難しいという事だな。お前が牢獄に綻びを作った事で、成功の可能性が出来たのだろう。 で、依代。つまり、新たな核を用意するならば、そこに移るだけですむ。様は、転生か!)
「そういう事。で、用意出来るものなら探してくるぞ?」
(うーむ。実は、我には核は必要ないのだ…秘密だぞ? 我は、個にして完全なる者。意識生命体なので、この肉体に拘りはない。周囲の信仰に応えて、この肉体になっただけの話でな。)
意識だけ外に出ると、魔素と共に拡散して存在が消滅してしまうそうだ。 そしてどこかで、新たな暴風竜が生まれるんだそうだ、脱出は可能かもしれないが、別人の様にになってしまっては意味がないという事だ。 いっその事、『捕食者』で、ヴェルドラごと喰ってしまうか? 捕食者の胃袋の中で解析するか、隔離して『無限牢獄』の効果だけ消してから開放とか出来ないものだろうか?
〔はい、対象:ヴェルドラをユニークスキル『捕食者』の胃袋に収容する事は可能です。〕
可能なのか… 説明して納得してくれるなら、やるか。 このままだと、100年の孤独の後、消滅する運命なのだから。 俺は、ヴェルドラに『捕食者』の能力と、やろうとしている事を説明した。 もっとも、『森羅』の補正なしには成功は有り得ないだろうが…。
(クアハハハハ!面白い!!! ぜひやってくれ。 お前に、我の全てを委ねる!)
(そんなに簡単に信じていいのか?)
(無論だ!ここで、お前が帰って来るのを待つよりも、お前の中で外へ出る為『無限牢獄』を破る方が面白そうだ! なあに!我とお前と、二人でかかれば『無限牢獄』も破れるかもしれん!)
「ああ、分かったお前の命のチップを俺に賭けてくれ。」
(何を言っておる、我はすでにおまえに賭けておる。)
「じゃあ、今からお前を喰うけど、さっさと『無限牢獄』から脱出して来いよ?」
(クククッ! 任せておけ!そんなに待たせずに、お前の前に合間見えよう!!!)
よし! 俺は覚悟を決めた。 ヴェルドラに触れ、捕食を行う。 一瞬にして、ヴェルドラの巨体が目の前から消えうせた。 実にあっけなかった。
今までしゃべっていたのに。 いなくなって寂しさを感じる。 スキルを対象に行うと抵抗され失敗したのだが、流石にヴェルドラ本体もろともだと抵抗される事もなかった。 あの巨体を飲み込めた事には驚いたがね。
〔ユニークスキル『無限牢獄』の解析を行いますか?yes/no 〕 頼むぞ! 俺は祈るように、yes と念じた。
ステータス
名前:リムル=テンペスト
オルガ=イツカ
種族:人間
加護:暴風の紋章
称号:なし
魔法:なし
技能:ユニークスキル『森羅』(リムル)
ユニークスキル『捕食者』(一部期限)
エクストラスキル『スキル吸収』
スキル『水圧推進』
耐性:なし
三日月登場させようかな?
多分登場させるかのアンケートとると思います
日常パート入れるかい?
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今見たい
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オークのとこが終わったら
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いらねえ