結城友奈は勇者である 花結いのINFINITISM 作:朔月新
三ノ輪銀が仲間に加わり、勇者が揃った次の日。
「それさ。結局はどうするんだ?」
「ドクターヘルの方は兜博士に任せていいと思う。ZEROとか言う奴の証言によれば、今回のような出来事は別世界で経験済でそちらでは兜博士とマジンガーZが勝利しているらしい」
「私達の方は、本来のっていうのもおかしいけど、神世紀組がいる世界ではで敗北しているからな」
「ですが、それは日本が壊滅状態かつ最終決戦で生き残っていたのが高嶋さんと若葉さんの2人だけだったから。で、いいのよね?」
「はい。それで間違いないです」
それに対して三ノ輪銀ははっきりと答える。
「そして、最後に高嶋も死んで四国に封印されるというわけか。その時点で生存していた勇者は私だけか」
「いえ、若葉さん以外にも生きていたみたいですよ。秋原さんと古波蔵さんは」
赤嶺友奈が赤嶺美姫を介して伝えてきた。
「え、そうなの?」
「炎の壁が神樹様の樹海と同質の代物ならば生きている可能性は考察自体はありましたが」
「ご先祖様が見たのは魂が地上に戻っていったのを確認しただけで、今どのような状況なのかは把握していないようですが」
「それでも、元の世界に帰ってやるべき標が出来たのはおおきいかな」
神世紀組にとって明るい話題が降り注ぐ。
「だが、そもそもなんで炎の壁をそこまで張らなかったんだ? 四国は神樹様の影響で無理だったとしても勇者ごと封印できる力があるのに」
「それは、『神の逆手』をおそれていたんじゃないかな?」
いつの間にか赤嶺友奈が表に出てきて話に入って来た。
「神の逆手……」
「高嶋友奈が持ち、後に同じく神の逆手を持つ者に友奈の名が受け継がされた力」
「向こうでもそんなこと言ってたわよね」
「それ以上はよくわからないんだよね。反逆神側だった時の知識でも、それ以外の部分は人の持つ神に抗う力以上の説明がなかったからね」
「意外にファジーなんですね」
「私も友奈だったし、詳しく説明したら神樹様自身も殺せた可能性があるから説明したくなかったのかもね」
「アナザーな理由かもしれないわよ」
そう言ったのは歌野だった。
「どういうことだ?」
「神の逆手は神に仇なす力ではそもそもないのかもしれないって所かもしれないとだけ」
「ゴッドスクランダーの事と何か関係あるのか?」
「全く関係ないとは言わないわ。まぁ、」
「ああ。未来の勇者システムにアップデートするだけであそこまで戦闘力上がるとはな」
「えへへ」
「えへへじゃないわよ友奈。」
「SKLはこういいました。私の中にある神樹の力を私の知る世界の神樹達と共有化させたって」
「そのおかげでこれからは私達もデメリットなしで変身できるから参戦できるわよ」
「それはうれしいん事だけどさ。神樹達ってことは1本だけじゃないよね?」
「あ……」
「気づいてなかったんですね友奈さん」
そう言われて照れる結城友奈。
「それはいいとして一体どこの神樹なのかしらね」
「タマはどこだか予測ついているけどな」
「タマっち先輩そうなんですか?」
「そうでなければ、タマにこの力を貸してくれるわけないだろ?」
そう言って千鳥をみせる球子に一同は納得した。
「でも、あの世界に神樹あるのか? 似たような力があるのは知っているが」
「神樹達って言っているから、あの世界で神樹様に呼び出された他の世界の神樹も貸してくれているありますよ」
「あの時の神樹様に協力してくれる世界って考え方で言うなら確かに、今の友奈に力は貸すでしょうね」
「そうかもしれないわ。でも、あの子達、今頃どうしているのかしらね」
「そうですね……」
そういって、神世紀組は思い出にふけるのであった。
サブタイトルはゆゆゆいの伊代島杏のURタイトル
デュークさんは会話に出せていませんがちゃんと一緒に聞いています