「なあ五条、お前が女体で一番エロいと思う部分はどこだ?」
「どうした急に」
「朝っぱらから何言ってるんだこの変態め」
「しかも女子がいる目の前で」
「相変わらず岳人は変態だな」
「恥を知れ」
「消えればいいのに」
「やめて!島津のライフはもうゼロよ!」
「五条…お前…」
大和と師岡と川神先輩とクリスと椎名さんに総罵倒を受けている島津を庇う俺という構図である
「なんだなんだ?何の話だ?」
「キャップは純粋だから知らない方が良い」
「?」
「大和さん、これお弁当です」
「お、ありがとうまゆっち」
「い、いえいえいえいえ!」
クリスとの決闘から数日、この川神学園にも多少は慣れてきたいつもの通学路、いつものように他愛のない話をしながら歩いていた
「五条くーーーーーーん!!!」
「おはよう川神さん、頑張ってるね」
「まあね!」
いつものようにタイヤを引きながら駆け上がってくる彼女は川神一子さん、ここにいる川神百代先輩の妹である。朝から元気だ
「私も川神だが?」
「あ、はい。ってそれよりどうしたの?」
「うん、実は五条くんに早速だけど話があるの!」
「なんでしょう」
「えーっとね…その……」
「?」
なぜかモジモジしている川神さん、二人のいる空間だけなぜか時間がスローモーションになっているように感じたと後に直江大和は語る
「うーん…ごめん!やっぱり学校に着いてから話すわ!先に学校行ってるから、それじゃ!」
「あ、うん」
「………」
「………」
「え、なにこの空気」
「なんかいつものワン子とキャラが違くなかったか?」
「まさか」
「おい転入生、お前ワン子に何をした?」
「こっちが聞きたいんですけど…」
➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖
結局川神さんの話があるって何の事だったんだろう
特にこちらから聞きに行くわけでもなく教室に入ってからも川神さんとは普通に他愛のない話をしたり師岡や大串達とアニメやマンガ、ゲームなどのトークをしたり大和がクリスをイジってるのをみて癒されてたり風間や熊谷とは今度うまい飯を食べにいく約束をしたりしている間に午前中の授業も終わろうとしていた
「む、チャイムだな。それでは午前の授業はここまで、午後も気を引き締めていくように、以上」
そういって小島先生が教室を出て行く
そしてこのあと急展開、川神さんの先ほどの態度の意味をここで俺達は知る事になる
「よしっ五条くん!」
「ん?」
昼休みになった直後、川神さんが勢いよく席を立ちそのままこちらへ向かって歩いてくる
「はいこれ」
「えっどういうこと?」
机に置かれたのは決闘用のワッペン、突然の事に一瞬思考が停止する
「今度はアタシと決闘よ!」
「」
「お、五条つぎはワン子と決闘すんのか?」
「クリスの次はワン子か、ウチに来てから大変だね、だいじょぶ司?」
「風間…大和…いや、まだやると決まったわけでは…」
「なんじゃなんじゃ、近頃の若者は元気がいいのう」
「あ、じーちゃんいいとこに!アタシこれから五条くんと決闘したいんだけどいい!?」
「もうかい、ついこの間クリスとやり合ったばかりじゃろうに、意外と血気盛んな子なんじゃな五条くん」
「え、いやだから、まだやると決まったわけでは…」
「五条ちゃん、ファイトですよ!」
「面白そうだからはやくやってよ」
「委員長…小笠原まで…」
「五条、作戦タイムだ、今日こそはシャッターチャンスを逃さねえ」
「川神さんスパッツだと思うけど…」
「それはそれでアリだ!」
「まあ福本がいいならいいけど…いやよくはないのか…」
「ほっほっほ、まあ可愛い孫の頼みじゃ、いいよ。今すぐやんなさい ワシの特権で許可する」
「」
「さあ、はやくやりましょ!五条くん、返事はハイ!?それともイエス!?」
「あ…イエスで…」
この拒否権のない問い掛け文句は決まっているのだろうか…
教室のボルテージは限界突破、またもやこの空気に逆らえず決闘を承諾せざるを得なくなってしまったところでパパッと次回に続ける事にしよう