月の女神と一匹狼   作:柳芽帆奈

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皆様、明けましておめでとうございます。と言っても正月の期間なんてもう終わってるんですけどねwww


第六話「ああ逃れられない!(絶望)」

「はぁ、昨日は酷い目にあったよクソが」

 

 愛莉は変な能力使うし、紗乃にはディープキスを捧げられるし、灯佳は100tハンマーを振り回すし……この小説、D4DJの皮をかぶった別の何かじゃねえの?

 

 しかも……

 

「今日の放課後、二年二組の教室に集合!』

 

 というメッセージが愛莉から送られてきた。

 

 ……さぼっていい?だってもうただでさえ4人中3人おかしくなってる上に、ヤンデレが混じってるんだし……あー疲れたさぼるさぼるさぼる!(語彙力&思考崩壊)

 

 てな訳で俺は遊びに行くことにします異論は認めん!

 

「あら?翔悟がいないわね……翔悟ー!」

 

 あっ、やべヤンデレが来た!アレに捕まったら俺の自由はない……どこか、どこかに隠れる場所はないか……

 

 辺りを見回してみるとちょうど良い場所に掃除用具入れがあった。あっ、最高!ここに身を隠してやり過ごそう。

 

 バタンッ

 

「いない……さては逃ゲタワネ?フフフフフ♡ワタシカラニゲラレルワケナイジャナイ、ゼッタイニツカマエテヤルワ♡」

 

 あぁ、ヤンデレモードになってしまった。これでもう後戻りは出来ない。見つかればごーとぅーへるまっしぐらだ。

 

「翔悟ー!」

 

 愛莉がこっちにやってくる。それを扉越しにガタガタ震えながら見つめる俺。その距離はわずかに数メートル。頼む、過ぎ去ってくれ……

 

「いないわね……どこに行ったのかし」

 

 よし、行け!行け!

 

「……あら?」

 

 え?

 

「髪の毛……それにこの匂い……翔悟の家にある洗剤の匂いね。という事はここを通った……」

 

 しばらくブツブツと何か呟いていると、突然、愛莉が奇妙な行動に走り始める。

 

 パクッ

 

 何と髪の毛を口に加え始めたのだ。一体どういうk

 

「ひゃあああんんっ♡」ビクビクッ

 

 !?

 

「……んぅ♡間違いない、この近くにいるわ」

 

 ええええええええええ!?どういうメカニズム!?髪の毛食ったら絶頂して、俺の居場所がわかんの!?どうしよう、とてつもなく怖いんですけどどうしたら良いんですか。

 

「あぁ……♡翔悟の皮脂、美味しすぎてイっちゃったわ♡」

 

 あのねぇ、この小説まだ一般区分なんですよ!そういう事はR18でやれよ!

 

「それにしてもこの先には翔悟の気配が感じられないわ……何故なの。どこかに隠れているのかし……」

 

 ……あっ。

 

 ジー(´◉ ω ◉`)…

 

 ……

 

 バタンッ,キィィィ……

 

( 。 ・ω・)(・ω・ 。 )ジ~ッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「バルス!」

 

 カァァァァァァッ!

 

「きゃあああああっ、目が、目がぁぁぁ!」

 

 俺は持っていたスマホのライトの照度を最大にして愛莉の目を眩ませる。まともに受けた愛莉はどこかで聞いたことのある台詞を吐きながらのたうちまわった。それを見届けて俺は全力で愛莉の元から逃げ出す。

 

「ぐっ……ショウゴォォォ、マチナサァァィ!!!」

 

「やなこった!お前捕まえたら絶対襲うだろうが!」

 

「何故私の愛を避けるのよ!11年間家族以外の他の男を拒絶して処女を大切にとってきたのよ!?」

 

「重すぎて俺の手に負えませぇぇん!」

 

 やることなす事が重過ぎる!

 

(どうしよう……どこかで撒かないと確実に追いつかれるぞ……)

 

 俺の体力が無尽蔵ではない一方、アイツの体力は無限大というもはや勝たせる気ない無理ゲー状態である以上、正攻法では間違いなくヤられる……どうすれば撒ける……どうすr

 

 ポフッ

 

 な、なんだ……?この柔らかい感触は……

 

「翔悟?そんなに慌てて一体どしたの?」

 

【悲報】終了のお知らせ。

 

 目の前にあったこの柔らかいブツは何と茉奈のopでした。しかも俺の顔が埋まった瞬間、俺の頭に腕を回して抜け出せないようにする始末でございます。

 

「えー茉奈さん私今大変急いでいるのでその腕を解いていただけないでしょうか?」

 

「いーや、離してあげない♡私とこれからいっぱいイイコトするんだよ♡」

 

 あっ、やばい。茉奈もそっちに堕ちてる!

 

「茉奈……?何をする気かしら?」

 

「ご想像の通りだよ、愛莉。今から私の部屋に連れ込んで童貞奪っちゃうんだから」

 

「ほう……死にたいらしいな」チャキ

 

「それはこっちの台詞。ちょっと今から年増を潰してくるから待っててね、私の王子様♡」

 

 チュッ♡

 

 え!?今ほっぺたにキスされた!?

 

「戦争じゃあああああああああああああああっ!」

 

 ようやく茉奈の胸から解放された俺。辺りを見回すとそこには各々の武器を携えて殺し合いをするという、D4DJとは何ぞやと心の底から叫びたくなるレベルの光景が繰り広げられていた。おいそこ『FAKE OFF』流すんじゃないよ!

 

「こ、こら!ケンカはやめなさいお前達!」

 

 ほら、先生来てもうた!どうするんだよお二人さん!

 

「武器なんて使うな!サシで勝負しろ!」

 

 違あああああああああう!!!この教師も頭狂っとる!

 

 残像が見えるスピードで殴り合う女子生徒、それを目の前でgkbr状態で見つめる男子生徒。止めてくれるはずの教師はサシで闘うように言うだけ言ってそのままトンズラ。この瞬間、2階廊下はカオスと化していた。もはや誰も止められn

 

「あけおめー」

 

 チュドォォォォォォォォン!

 

「きゃあああああああっ!?!?」

 

 ……え?な、何で愛莉と茉奈が吹っ飛んだの?まさか……

 

「……ふぅ。これで静かになった」

 

 それを横目に颯爽と現れたのは前話に引き続き、高尾灯佳!しかし、手には前回の最後に秒速9.8mで地球の底へとララバイしたはずの100tハンm……あれ、なんか書いてある。

 

2023年もどうぞ月狼を宜しくお願いします。by灯佳

 

「読者へのメッセージ」

 

 ……うん、もうツッコむのはやめよう!(脳死)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 〜教室〜

 

 ガラガラッ

 

『お、お待たせ……」

 

「翔悟、灯佳!随分遅かったじゃないか」

 

 馬鹿二人を俺と灯佳で引きずりながら教室へやってくると、待ちくたびれた様子の紗乃が出迎える。え?何で逃げなかったのって?灯佳に「逃げちゃダメ、貴方はたった一人のアルテミスのマネージャー」なんてマジトーンで言われちゃったらねぇ……

 

「ちょっと馬鹿二人にお灸を添えてきたところ」

 

「お灸?あっ……(察し)」

 

 どうやら紗乃も察してくれたようだ。

 

「それで?なんで俺らは集められたの?」

 

「呼んだのは愛莉だからね、聞いてみる?」

 

 そう言うと灯佳は肩を揺らして二人を起こす。茉奈はちょっと揺らしたらすぐに正気を取り戻したが、もう一方の愛莉はまだ気を失ったまま。激しく肩を揺らしても全く起きない。だ、大丈夫か……もしかしたら頭かどこか打ったんじゃ

 

「くかー、くかー……」

 

 あ、普通に寝てるだけか。心配して損した。

 

「……仕方がない。翔悟、手伝って」

 

「いいけど、何すればいいんだ?」

 

 ガシッ

 

「へ?」

 

 あ、あの、灯佳さん?なぜ後ろから肩を回してるんですか?は、羽交い締めみたいな体勢になってるじゃないか。

 

「眠り姫を目覚めさせるには王子様のキスが必要。さっ、きーす、きーす」

 

「ふぇぇ!?」

 

 とんでもない事をぬかし始める灯佳。それを止めようと紗乃や茉奈がこちらに向かってくるが、灯佳の力が強すぎて太刀打ちできない。そして愛莉との距離がどんどん近づいていく。唇が触れ合うまで、3、2、

 

「!!!この匂い!」

 

 ガシッ

 

 あっ!愛莉が急に目覚めてきて両頬を掴んできた!なんで俺の匂いで起きるんだよ!?

 

「ちゅむ♡はぁっ♡んんぅ……♡」

 

 そして羽交い締めにされたまま愛莉とキスをする。無論愛莉がソフトなやつで許してくれるわけがなく、唾液が口から溢れるほどのディープなやつをかまされる。

 

「おぉ、大胆」

 

「ぷはぁっ♡……ふふっ、いい目覚めのキスだったわよ。王子様♡」

 

「はぁ……はぁ……死ぬかと思った」

 

 眠りから目覚めた愛莉は艶々とした肌を輝かせながら俺に話しかける。

 

「ご、ごほん!それで愛莉、話というのは一体なんだったんだ?」

 

「……あっ、そうだった。すっかり忘れてたわ」

 

「「「「おい」」」」

 

 仮にもリーダーなんだからしっかりしろよ(汗)

 

「実はね……」

 

(後編へ続く)

 




なんか長くなりそうだったんで前後編に分けます。一体このヤンデレ歌姫は何を言い出すんでしょうね。感想等があれば是非下さい!それでは次回、またお会いしましょう。
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