ドラゴンはあんまり関係ないクエスト3   作:アフロダイB

8 / 13
卑弥呼、絞殺

監獄を後にして適当な船旅の途中に立ち寄った村「ズー」で草原に街を作ろうとしている爺さんがいると情報を手にする。

 

じゃあ集落くらいは出来ているだろうと様子見に行ってみたが、見事にただの原っぱだったので噴いた。

何もねえ。

 

爺さんは街を作るのに商人が必要だと主張してきたのですがそれより弁護士の方が必要だと思う。

土地の権利とかどうなってるの。

 

取りあえず要望通りに商人をルイーダの酒場で手配。

え?名前…?どうしようかなぁ。

 

「街の名前は商人の名前の後ろにバーグとつける」

 

爺さんが言ってたのを思い出したので商人「ハン」を仲間に加える。

草原に着いた商人は早速街づくりを始めました。

 

「ハンバーグの街にようこそ!」

 

ヽ(・∀・)ノ 無駄に食欲がそそられますね。

 

全裸で置いてきて商売も何も出来ないはずなのに、ハンの手腕は大したもので次々と街を大きくしていきます。

何もなければ暴力しかないだろうから多分そうしたんだと思う。

しかし、そのせいか街はいかがわしい繁華街に向かって一直線。

ぼったくりバーとか建つ始末です。

最後は住人が暴動を起こしてハンは捕らえられてしまいました。

 

ハンバーグの街は終わってしまいました。

 

ハンの屋敷も取り壊される事になったので掃除をしてたらまたまたオーブを手に入れました。

ついでにハンの様子も見に行ったんですが、商人として失敗した彼は違う方向に進んでました。

 

「修行するぞ。修行するぞ。」

 

空中浮遊とか言って座りながらジャンプしてた。

とりあえずメロンを置いて帰りました。

断食後に思いっきり食べてくれ。

 

さて、これで手に入れたオーブは4つ。

オーブは全部で6つあるらしく、こうなるとフルコンプしたくなるのがオタクの性というもの。

 

情報を集め、オーブはジオングとかいう田舎にあるという情報を手に入れました。

ジオングはかなり文明が遅れていて、武器がいまだにこんぼうとかどうのつるぎでした。

くさりがまという文明的な武器を持つつめきりさんはここではヒーローでした。

 

「山田のオロチという魔物が暴れて困ってるんだよ。アンタのこの超面白格好イイくさりがまで退治してくれよ。」

 

おうよ!まかせときな」

 

すっかりのせられて安請け合いしてしまった。

約束した後には延々とオロチの強さを聞かされ後悔しまくりのつめきりさん。

 

その時、村の奥から山田の生け贄となる美少女が現れ

 

「お兄ちゃん、助けてりゅん」

 

とグラフティな"えみりゅん語"でお願いされた。

まぁ行くしかないので渋々と洞窟に突撃しました。

 

すると首が八本あるデカい蛇が登場。

逃げました。

あんなの勝てない。

 

「マサイ任せた!作戦は頑張れ!」

 

山田の大蛇は強いんですが、首八本あるくせに2回しか攻撃してきませんでした。

それでもバカデカい大蛇の二匹分の強さ。

まともに戦っても勝ち目はありません。

そこでつめきりさん。神話に倣った作戦を立てました。

スサノオノミコトが使った作戦は現在もなお若者たちに合同コンパと言う名の乱交パーティーで受け継がれている伝統の作戦です。

 

即ち、酒に酔わせて眠った所をヤル。

 

かつてつめきりさんもこの作戦を実行したもののつめきりさんが下戸だったし女の子がめちゃ酒に強かったので自滅したという恐ろしい作戦です。

あの時はつめきりさんが捕食側だったが、今回の作戦はこちらが本当の意味で食べられちゃうので失敗は許されません。

 

まずは酒の手配ですが、正直蛇ごときに良い酒を飲ますのはもったいない。

 

「これでいいや。」

 

日本一水のまずい大阪の、さらに大阪一水のまずいH市の地酒を買う。

 

そのまま樽だけ置いてきた。

 

「怖ぇ~大蛇が出て来たらどうしようかと思ったぜ。」

 

勇者とは何だろう。

そんな風に女の子二人から憐れみの目で見られた。

 

「じゃあお前は蛇に勝てんのかよ!!」

 

逆ギレしておいた。

怖いもんは怖い。

 

しばらくすると大蛇が登場。

 

KOFのオロチとこっちの大蛇で選べと言われたら絶対KOFの方を選びます。

こんなでっかい大蛇に草薙の拳とか屁のつっぱりにもならんと思う。

 

で、日本一水のまずい大阪の、さらに大阪一水のまずいH市の地酒に頭から突っ込む大蛇。

よし、作戦成功!

 

「マズ…」

 

大蛇がなんか言いやがった。

 

マズ?まずまずイケるのマズ?それとも…

 

「なんか不自然にフルーツの味がする」

 

大蛇がなんか言ってる。

などと様子を見てたら隠れてるのがバレた。

 

万事休すです。

大蛇はこちらに気づくなりいきなり燃え盛る火炎を吹こうとしたのでつめきりさんは慌ててマサイを盾に隠れる。

 

「お前なら焦げてもきっと大丈夫!」

 

何の根拠もないセリフで隠れる。

 

そうこうしてるうちに大蛇が火を吹いた。

 

"ざんねん、わたしのぼうけんはここでおわってしまった"

 

を覚悟したんですが、燃えたのは大蛇の方でした。

原因はおそらく日本一水のまずい大阪の、さらに大阪一水のまずいH市の地酒。

 

燃えながら逃げた大蛇を追うと旅の扉を発見。

実はただの池だったら大蛇の餌になるなとか考えて躊躇してたらマサイが飛び込んだ。

 

しばらくすると池の底から女性の悲鳴が聞こえた。

 

「アイツやりやがった!!」

 

慌てて旅の扉に飛び込むと、そこには血まみれの卑弥呼様と今にも殴りかからんとするマサイ。

 

「ショッキング映像!!」

 

と一瞬焦りましたがよくみたら卑弥呼様の方は若干焦げてた。

アフロになってた。

どうやら大蛇の正体は卑弥呼様だったようです。

 

卑弥呼様は和英辞典を片手にマサイに必死に命乞いしてるところでしたが、そもそもキレたマサイは人の話を聞かない。

言語の問題ではないのだ。

 

和英辞典片手に必死な血まみれの巫女さんと何か叫びながら拳を振りあげているマサイの戦士。

一生に一度見られるか見られないかの光景です。

 

こちらの姿に気付き今度はこちらに命乞いを始める卑弥呼様。

またあんな蛇に襲われるのはまっぴらごめんなので彼女が人であるうちにくさりがまで首をキュッしました。

 

卑弥呼の死体からオーブと何故かつめきりさんの祖国の三種の神器である草薙の剣が出てきました。

壇ノ浦に沈んでると思ってたがどうしてこんな所に?

 

国宝を越えた神器なので岸田総理にゆうパックで郵送しました。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。