GODEATER2 ~アラガミとの因縁~   作:とるてぃーや

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戦闘シーンの苦手な自分が頑張れるのはこのレベルです。
許して。


最後の休日  part2~進撃の誤射姫~

野次馬の群れから抜け出した大和は、現在進行形で鎮魂の廃寺へと向かっていた。

あの時、大森タツミという神機使いが騒ぎを収めていたのだが。

 

「あー疲れた····途中で助けてくれたの誰だろ?」

 

大和の頭にはそんな名前は存在しなかったようだ。

しかし、昔からいる神機使いであるカノンが大和の知識の穴を補う。

 

「あの人は大森タツミさんと言って、極東支部防衛班所属の旧型神機使いなんですよ。

すっごくリーダーシップがあって冷静なんです!」

 

「へー、よく知ってますね。。なんかあったんですか?」

 

「私も昔は防衛部に所属していましたから。」

 

「そうなんですか。......そろそろ着くので用意しましょう。」

 

「そうですね。....あ、着きました。いきましょう。」

 

会話が終わり、二人は臨戦態勢に入る。

今回のターゲットはシユウである。交戦エリアにアラガミの反応を確認した場合、

竹田ヒバリから無線連絡が入る手筈だ。

 

「じゃあ、俺がシユウの後ろからチャージクラッシュで奇襲するので、追撃をお願いします。」

 

「はい、頑張ります!」

 

『来ました!カノンさんからみて二時の方向です!!ご武運を!!』

 

「作戦通りいきますよ、カノンさん!!」

 

「はい!」

 

シユウは廃寺のそばの土を食べている。

大和はゆっくり近づき、チャージクラッシュの体制に入る。

 

『カウントダウンは任せてください!』

 

ヒバリからの無線には答えない。三人ともタイミングはわかっている。

 

「溜まりました!!合図したらお願いしますカノンさん!」

 

「了解です!」

 

一瞬の間、されど体感者には悠久とも思える時間の中、シユウは振り向く。

 

「行きまsうわぁ!?」

 

「私の射線上に入らないでって言わなかったけ?」

 

大和がバスターブレード、ラートーナを上段からふり下ろそうとした刹那、カノンの銃口が火を噴いたのだ。

 

「ちょっ、言ってませんよそんな事!?」

 

「そう。じゃあもう入らないで?」

 

「カノンさん性格変わってますよ!」

 

「知らないわよそんな事。」

 

カノンが違う方向に落ち着いたからか、大和のテンションも下がる。

 

「とりあえずこいつ殺りません?」

 

そう言い大和は後ろを指差す。

大和の指先にはカノンの銃撃を浴び所々傷ついたシユウがいた。

 

「......そうね、忘れてた。まずそいつ倒しましょ?」

 

カノンは銃口をシユウに向ける。......勿論射線上にいる大和のことは眼中にない。

 

「爆ぜて!!」

 

カノンの銃から爆発系のモルターがはじけ飛ぶ。

 

「もう当たらないですよ。」

 

大和は危なげなく躱し、イヴェイダーを展開する。

そしてその瞬間大和の目の前をモルターが駆け抜け、シユウを爆発で包む。

 

しかし、シユウは爆風の中を突き抜け、低空を維持し滑空して大和に迫る。

ただ、その攻撃は展開しているイヴェイダーが難なく阻み、大和までは届かない。

 

「任せてください!」

 

盾でシユウを押し返した大和は、力任せにラートーナを水平に薙ぐ。

 

「グオオオォォォ...」

 

「やっぱアラガミでも痛えのかっと!!」

 

ラートーナの刀身はシユウの太ももあたりを切り裂く。

手応えがあった、と大和は追うように分厚い刀身を返し、下段から振り上げる。

しかし、刃がシユウを捉えるより早く、シユウは空中に飛び上がる。

 

「チェックメイト!!」

 

飛び上がったシユウをカノンが撃ち落とす。

 

「ジ・エンド。」

 

撃ち落とした下には大和が既にラートーナを上段に構えた大和が待機していた。

熱を持った分厚い刀身がシユウの肩に食い込む。

その刃は腹の辺りでは止まらず、シユウを二つに分けた。

 

「グガガガガァァ......」

 

大きな断末魔が小さな悲鳴に変わるまでそう時間はかからなかった。

 

「やりましたね、やっと倒せました!!....あの、私誤射少なかったですよね?」

 

流石にこの時に「いや、俺が避けたから!」などと野暮な事は大和も口にしない。

 

「はい、少なかったです。コアとって帰りましょう。」

 

「そうですね、じゃあヒバリさんに無線繋げます。」

 

しかし、カノンがヒバリにかけるより早く、ヒバリから掛かってくる。

 

『大和さん、カノンさん、そちらの交戦域にとなりで戦っていたセクメトが向かっています!!

そちらにセクメトのミッションを受けていたコウタさんとソーマさんが向かっていますので

合流してください!!』

 

「分かりました....ここで待機しておきます。」

 

セクメトとはシユウの神属種である。

難易度が高いので、部隊長ランクにしか受注することは出来ない。

 

「俺らいても邪魔な気がしますけどね....」

 

「そうですよねぇ....」

 

セクメトやシユウは飛行することが可能なのでソーマ達より早く来るだろう。

そう思い、大和とカノンは立ち上がる。

と同時に、背後でシユウとよく似た、しかし数オクターブ低い声が響いてくる。

 

「「来たか(ましたか)」」

 

誰にともなくつぶやき、数秒後には刃を交えるであろう相手を睨めつける。

二人の脳内で、第二ラウンド開始のゴングが鳴る。

 




大和ォ...躱しやがって、誤射られればいいのに...
え?なに?大和が呼んでる?いま行く!と、大和くんに呼ばれたので最後に一つ。
シユウの見た目は、青い人型の腕の下に羽が付いたような奴です。
セクメトはその赤バージョン。
知らない人が分かればな、と思います。
では、大和くんのとこへ。行って来ます!!
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