GODEATER2 ~アラガミとの因縁~   作:とるてぃーや

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えー、大変長らくお待たせしました。ごめんなさい。



名付け大会!!

大和は朝早く、ロビーで待機していた。大和の傍で水を飲んでいる男の子(仮)の名前を決めるためだ。

決めるためなのだが······

 

「ちょっと早く来すぎたかもしんねーな····」

 

「シンネーナ···」

 

そう、早く来すぎたのだ。ちょっとなんてもんじゃない。約50分も早いのだ。

まだこの時間はミッションを受ける事も出来ないし受ようとする人もいない。

しかし、ミッションを受けるカウンターにはもうヒバリが待機している。そこで大和と男の子(仮)は暇潰しにと、

ヒバリに男の子(仮)を紹介するため、声をかける。

 

「ヒバリさん、おはようございます」

 

「あれ、大和さんですか?今日はずいぶんお早いですね」

 

「ヒバリ!!」

 

「·······えと、この男の子は?」

 

男の子(仮)が叫んだ。ヒバリは声のした方を見る。

驚くのも無理は無いだろう。何故なら、ヒバリは昨日の出来事を全く知らないのだ。

 

「あー、それは俺から話しますよ」

 

「はい、よろしくお願いします」

 

そして大和は、所々をはしょりながら昨日の出来事を話した。

もちろん、大和が楼俄に頭を掴まれた部分ははしょったが。

 

「へー、そんな事があったんですね······

でも、本当にシオちゃんにそっくりですよ」

 

「極東支部の人は皆そう言うんですよねー」

 

大和とヒバリはしばらく喋っていたが、男の子(仮)の声で中断される。

 

「キタゾ!!」

 

「大和、ヒバリ、おはよー」

 

リッカや楼俄、榊らがロビーへ入ってくる。

しかし、その中に見慣れない銀髪の女性がいた。

 

「こんにちは、クレイドルのアリサ・アミエーラです。アリサ、とでも呼んでください」

 

「ああ、ブラッドのジュリウス・ヴィスコンティだ。ジュリウスとでも」

 

クレイドルと言えば、楼俄やソーマ、コウタ等が所属しているフェンリル極東支部独立支援部隊だ。

主な活動は支部のに対しての物であり、フェンリルの庇護下に無い地域の人々の支援、アラガミによって蹂躙された土地の奪還等である。

その中で、アリサ・アミエーラ少尉の率いるチームは極東支部のサテライト拠点の建築、それによる居住区域の増設を目的としている。

その事は大和も知識としては持っていたが、現実でアリサに会うのは初めてであった。

······最も、大和は既にソーマや楼俄といったクレイドルメンバーに会っているのだが、それに気づく程大和は聡くない。

 

「じゃあ、名付け大会を始めよう!」

 

榊の一声でほとんどが手を挙げる。手を挙げていないのはソーマだけだ。

 

「ハイハイ!!」

 

「じゃあコウタ!!」

 

コウタが当たるが楼俄とアリサが待ったをかける。

 

「コウタ、シオの時ノラミって名前をつけようとしたでしょ?」

 

「そうですよ。今度はノラオ、なんて名前つけようとしてませんよね!?」

 

昔名付け関連でコウタの言った名前で色々あった様だ。

しかし、コウタはどや顔で言う。

 

「お前らなぁ、俺がそんな変な名前つける訳無いだろ!?」

 

「じゃあ何にするんです?」

 

アリサの問に答えようとするコウタに全員の目が向く。

 

「お前ら、聞いて驚け!俺はな、「ノラスケ」ってのがいいと思う!!」

 

場の時間が一瞬止まり、全員が口を揃えて言う。

 

「「「コウタ(さん)········」」」

 

「それ、最高っす!!」

 

「「それはないわ········」」

 

「え?」

 

「え?」

 

前言撤回。ロミオだけが違う意見の様だ。

 

「ロミオお前····大丈夫か?」

 

「うるせぇよギル·····お前こそこの良さがわかんないのか?」

 

「大和、これはもう·····」

 

「そうっすね。殺りますか、楼俄さん」

 

「じゃあ僕がコウタを殴るから」

 

「俺がロミオっすね」

 

大和と楼俄はそれぞれの獲物の前に立つ。コウタとロミオがこっちを見る前に、

 

「「せーの·····」」

 

メギャッ

 

場の喧騒に突如不協和音が響き、コウタとロミオは床に倒れこむ。

榊とジュリウスは呆れ、その他は唖然としてその光景を見ていた。

······最も、アリサだけはコウタに追撃を食らわせていたが。二人の間に何が有ったのかは聞かない方がいいだろう。

 

「ま、まぁまぁ君たち落ち着こう」

 

「榊博士は良い名前ありますか?」

 

「私かい?そうだね·····セラフ、なんてのはどうだい?」

 

「バガラリーによくでる中二b「コウタは黙ってて?」·····はい」

 

コウタたの戯れ言は置いておくとして、博士の提案した名前の由来を大和が訊ねる。

 

「博士、その由来は?」

 

「天使の天軍九隊、その中の上位三番隊熾天使のセラフィムと言うのが昔は崇拝されていてね。

シオちゃんとそっくりだろう?今のところ特異点の特徴は見られないけど、ダークサイドには堕ちて欲しく無いからね」

 

今度は本当に場の全員がその名前を肯定した。

大和が男の子(仮)に聞く。

 

「なぁ、お前の名前、セラフ、でいいか?」

 

「ウン、ソレデイイ」

 

「じゃあお前の名前はセラフだな」

 

男の子改めセラフは特に関心を示さなかった。が、別に嫌でもなさそうだ。

とその時、アナウンスが鳴る。

 

『フライアが後数分で到着致します。ブラッドの皆さんはロビーにて待機をお願いします』

 

「ジュリウス隊長····」

 

「ああ、来たな·····」

 

「とりあえず、何かして待つか」

 

そこから先は名付け大会の参加者で談笑を楽しんだ。

 

 

 




まぁ名前決まりました。これでも頑張っt「作者中二病乙www」コウタ····
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