GODEATER2 ~アラガミとの因縁~   作:とるてぃーや

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今回は観客視点です。遅くなってすいません。


閑話~極東ショッピング~

 5···4···3···2···1···どうぞ!!

 

「はい、始まりました極東ショッピング!!」

 

「今回は俺、結城大和と」

 

「不城楼俄でお送りします」

 

どうぞ、の合図で二人が舞台上の柱から飛び降りてくる。·······ゴッドイーターだから出来るんだろうなぁ。

自分以外にも周りの大勢ーーまあ十数人くらいだけどーーが驚きの声を上げた。

 

だけど、舞台の二人は意にも介さずざわめきが静まるのを待っている。

強者の余裕?でも大和さんは強者じゃないし。

 

しばらくしてざわめきが収まっていくと、舞台上の二人·····いや、大和さんだけだ。大和さんがマイク片手に叫んだ。

 

「みんなー!!ノってる!?今日hぐはっ!!」

 

「そういう企画じゃ無いから」

 

「了解ですぜ······」

 

テンションをおかしな方向に持っていこうとする大和さんの鳩尾に楼俄さんの裏拳が決まる。

······あれは痛いな······手加減の欠片も無い気がする·····

ま、まぁ大和さんは無事みたいだし、問題無いか。

 

「がほっごほっ·····気を取り直しぐほっ!!」

 

無事······なのかな?思いっきり咳き込んでるし······

 

「じゃあ大和はほっといて、記念すべき一回目の、一品目の登場です!!」

 

楼俄さんの呼び掛けに、舞台の裏手から黒装束の人が台の上に布をかけた物を持ってきた。

 

「実は、僕らも商品は知らないんですよね······うまく紹介出来るかな?」

 

「大丈夫ですよ楼俄さん。ま、とりあえず出品者に登場してもらいましょう。出品者はこの方ですどうぞー」

 

と同時に、舞台奥にある扉が開いた。中から出てきたのは······リッカさんだ。エンジニアだし、機械系統かな?

 

「こんにちは、リッカさん。今回の出品物のおすすめポイントは?」

 

「やっぱり味かな。あと食感も捨てがたいよ」

 

味に······食感。食べ物みたいだけど·······リッカさんの出品だとアレしか······

いや、違うだろう。いくらリッカさんでもこんな時にアレを出したりはしないはず······

 

「では、布を取ってみましょう。それでは、ゴー!!」

 

大和さんが布を剥ぎ取ると、そこには······

 

「冷やしカレードリンク~クラッシュタイプ~」

 

だと思った。リッカさんと言ったらこれだもんね。極東支部の自販機で買えるけど飲んでる人はリッカさん以外見たことないな。

 

「やはりこれを出してきましたか······大和さん、これの良さは?」

 

「いやぁ~やっぱり舌にまとわりつく少し辛めのルーに、潰れたじゃがいもとか人参がたまらないですね」

 

「お、分かるね。大和君とは気が合いそうだよ」

 

あーあー、これは楼俄さんが捌かないとカレー談義始めちゃうね······

楼俄さん、早く!!

 

「とりあえず次の紹介しよ!?カレー談義するなら向こう行ってて!!」

 

「じゃあリッカさん行きましょう」

 

え!?普通行く!?この状況で!?······胆力すごいねー。

まぁいいや。次に期待しよう。

 

「え、えーと、大和君本当に行っちゃったね·····まぁ気を取り直して次の出品者はこちら!!どうぞ!!」

 

さっきと同じ扉が開き出てきたのは······カノンさんだ。

また黒装束が台をはこんでくる。

 

「次はカノンさんですか」

 

「あ、あの、よろしくお願いします········」

 

「さぁ、布取りましょう!」

 

布の下から出てきたのは······バケツ?

 

「カノンさん、このバケツにはどのような?」

 

「違います!バケツじゃなくてその中の·······」

 

カノンの言葉に楼俄さんはバケツの蓋を開けた。中に入っているのは·······おお、プリンだ。

 

「えーと·····お菓子作りが趣味なので、バケツプリンに挑戦してみました」

 

カノンさんのお菓子作りの腕前は僕も聞いた事がある。店顔負けの味らしい。

·····あれ買おう。

 

「カノンさん、この商品のポイントは何でしょうか?」

 

「はい·····パンプキンペーストをベースに、少し柑橘系の果汁も入れた爽やかでコクの出るようにと頑張りました。

名付けて·····ボルケーノプリンです!」

 

とても美味しそうだな。そういえば、ここに出る物全てが楼俄さんのターミナル経由で買えるらしい。

でも、限定の一品物もあって、そっちは先着一名様だ。

 

「凄いですね···じゃあ僕が味見を!!」

 

観客席からあああぁぁぁ····と声があがる。そりゃそうだよね。

 

「確かに、ボリュームはありますがしつこくなくて、柑橘類·····ライムかな?良いですね~。

おっと、皆様ご心配かと思いますが大丈夫。これは一品物ではありません」

 

再びざわめく会場。でも、今度は歓喜のざわめきだ。

 

「皆様、お静かに。大和君は帰ってませんが、番組終了後に彼、もしくは僕のターミナル経由で売り出します。

売上金は出品者に」

 

番組終了まであと·····五分くらいか。すぐにいこう。何が何でも。

 

「お時間も迫ってきましたし、ターミナル番号を。僕のターミナルは359-4644-2580です。メッセージの送り間違いには気を付けて」

 

「まだだ!!大和、帰還!!」

 

「もう終わりだからターミナル番号言ってねー」

 

二人とももう素でやってるようだ。素であれなのか、榊博士といい、ソーマさんといい、極東支部でやってける気がしない····

 

「終わりか、残念だ。番号は241-5271-0681です」

 

「「次回もよろしくお願いします」」




極東ショッピングに出品するものを募集中です!詳しくは活動報告の方に書いてあるので、お願いします。
期限は、この小説が完結するまでです。
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