では、四話目どうぞ。
「ふぁぁ。良く寝た。ん?何だこの臭い?」
台所から焦げ臭い臭いがするから行ってみた。
「あっ、やっちまった···」
そこにあったのは鍋とその中に入っていたもはや真っ黒のおでん。
「とりあえず水に浸けといて帰ってから洗うか···」
やっちまったなぁ。ショック。
とりあえず、朝はナナ特製おでんパンを食べ、制服に着替え部屋を出る。
しばらくしてからミッションに行こうとロビーに行くと、ナナがいた。
「お早う、ナナ。」
「あっ、お早う大和君。」
しかし特に話題が無かったので、昨日から今朝までの話しをする。
「···でさぁ、朝起きたら部屋がすっげぇ焦げ臭いんだよ。やっちまったなぁって思ってさ。」
「あー、それは災難だったねぇ。」
などと他愛も無い話しをしていたら、エレベーターから誰か降りてきた。
「ふっふー♪」
···調子ッぱずれの鼻歌何か歌ってやがる。
「あれ?見ない顔だね、君ら。」
「あんたこそ「こんにちは」···こんにちは。」
ナナが被せてきやがった。しかも自分で気付いてねぇ。
「あ、もしかして噂の新人さん!?」
先輩か。喧嘩吹っ掛けなくて良かった。にしても噂とは何だ?
···新しいブラッド隊員が来たとかそんなもんだろうな。
「はいこれからお世話になります、先輩!」
うわぁめっちゃ礼儀正しいじゃねーか。挨拶するか。
「よろしくお願いしまーす。」
「先輩···うん、いいねその響き·····!」
あ、こいつ俺の挨拶聞いてねぇ。せっかくこいつに見あうレベルの挨拶してやったのに。
「俺はロミオって言うんだ。俺が何でも教えるから何でも聞いてくれ!」
···悪い人じゃないんだろうな、ハイテンションでウザいだけで。
「の前に、一つ言っておく。ブラッドは甘くないぞ、かくごしておけ。」
よし聞いてみよう。
「えーと···ろ、ロ、あ、ロミオ先輩。ブラッドは何が違うんですか?」
「なあ、今俺の名前数十秒で忘れなかったか!?」
ヤダナア、ソソソソンナコトナイヨ?
「まぁいいや。そういえば君らの名前は?」
「俺は結城大和です。」
「私はナナです。」
「わかった。で、さっきの質問だけど····ブラッドは「血の力」が使えて···必殺技みたいなので···
あ、うちの隊長凄いんだぜ。どんなアラガミもズバーン、ドバーンって倒しちまうんだからな。」
あ、この先輩絶対詳しく分かってないな、うん。
「すごーい!じゃロミオ先輩の必殺技ってどんなのですか?」
「バッカ、ほら必殺技って簡単に手に入るもんじゃないんだよ···」
「ナナ、そっとしておいてやれ、この先輩は使えないんだ。」
「うーん、分かった。」
「二人してひでぇ!!」
俺の性分みたいな物ですからー☆
「今の質問はラケル先生とかの方が詳しいぜ!じゃあな!!」
「逃げたな···」
「逃げたね···」
まぁ面白い先輩で良かった。ブラッドはクセが強いってのも分かったが。
しばらく部屋で休み、ミッションを受けようとしてフランさんに声をかけた。
「フランさん、ミッション入ってないですか?」
「今は······無いですね。あ、さっきラケル博士からお会いしたいと連絡が入っていました。
研究室でお待ちしているようです。」
「ありがとうございます。では、行ってきます。」
「行ってらっしゃいませ。」
と言うことでラケル博士の所へ向かう事にした。
「確かラケル博士って最後の試験でアナウンスしてた人···だよな?」
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少年移動中···
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「ここが研究室···!」
ドアがでかい。驚いたがすぐに気をとりなおし、ドアをノックする。
コッコッ
「お入りなさい。」
ラケル博士の声だ。入ろう。
「失礼します。」
中に入ると、車椅子に座ったラケル博士がいた。聞いたことはあるが、会うのは初めてだ。
俺はラケル先生に声をかけた······
どうでしたでしょうか?
これからも読んで頂ければ幸いです。