sideフリスク
「君は…誰かの弟子だったりする?」
「……ッ!?」
そのセリフを聞いた瞬間、僕には衝撃が走った。
落ち着くんだ、僕…
「…やっぱり、ね」
「キャラ…君は何を知っているんだい?」
「そうだね…貴女の師匠に会ったことがある、というか…」
そう。実は言うと僕には師匠というか、尊敬する人がいた。
…1話から勘づいていた人もいたかな?(メタい)
「会ったことがあるのかい?」
「うん…アズリエルはその頃もニンゲンを探していたけど、その人は別ルートを通ったんだ」
別ルート…まぁ、あり得なくもないか。
「その人は…カウボーイハットをかぶっていたよね…?」
「………」コクッ
やっぱり…!
「クローバーさんだ…!」
「あの人、そんな名前だったんだ。名前訊いたら『名を名乗る程の存在じゃない』とか言ってたから」
クローバーさんらしいね。
「いつ会ったの?」
「半年ぐらい前ね…会ったのは2度だけ」
「2度…?」
「1度目はココ、スノーフルで会って、2度目は…王宮の近くだね」
「………」
つまり、クローバーさんはもう…ッ。
「キャラ、クローバーさんは…」
「貴方が思ってる通り。王にタマシイを奪われてしまったよ…」
つまり、死んでしまったんだ……ッ。
「そんな…「でも」……でも?」
「彼の体は王宮の棺桶に保存されているハズ。だから…タマシイを戻して力を与えれば、生き返るかもしれない」
「…根拠は、あるのかい?」
「タマシイも肉体も死んでいない。それだけだよ、根拠は」
「………」
僕、いや僕達が地下に来た目的は…
「キャラ」
「?」
「君には話した方が良さそうだね…」
僕は地下に降りて来た目的をキャラに話した。
「…なるほどね、それだと納得できる。でも貴方の師匠は…志半ばで殺されたんだよ?」
「それでも、だよ。話をしてくれてありがとう、おかげでケツイが固まった」
「………(師匠の死を知っても意思を曲げないんだね…君は強いよ)」
「…そうだ!キャラ。話をしてもらってなんだけど、少し頼まれてくれないかい?」
キャラ「?」
「──を探して欲しいんだ」
「…うん、分かった。その頼み、引き受けるよ」
「ありがとう。それじゃあね」タタッ
僕は店を出て、次のエリアへと走っていった。
「あ、忘れてた」
売店で見かけたバンダナ…
「多分必要だから買おう」
*どちらもあと5つだ。
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sideキャラ・ドリーマー
「………」
私が2度目…つまり最後クローバーに会った時、彼は…
『もし俺の弟子が来たら、戦う姿を見ててやってくれ。アイツは…俺より強いから』
と言っていた。
さっきまでのフリスクを見て、少し理解できた気がした。
クローバーという名前は俺が作ったものではありません。
元ネタは『UNDERTALE YELLOW』の主人公です。
他のニンゲン達との関連性を持たせたかったんですよね〜
…回収が早すぎる?そんなことないですよ?
次回もよろしくおねがいします。