性格は他のヤツらも変わってたりしますが。
sideフリスク
僕が着地したのはゴミの溜まり場だったようで、辺りには見覚えのある製品のガラクタなどがあった。
…ココを登ったら多分地上に出られるのかな?汚いけど。
「…ん?」
ボロボロの箱に、油性ペンで名前が書かれていた。
『Chara』
キャラ…?
「キャラもココを通ったのかな……いや」
…機会があったらきいてみよう。
スタスタ
「それにしても、歩きにくいな…」
ゴミの溜まり場だから当たり前なんだけど。
「………」
「…ん?」
そこにはマネキンがいた。
あった、のではなくいたのだ。
「おい、お前!」
「ど、どうも?」
「ココは俺のナワバリだ!」
「ココに落ちてしまって…」
「落ちた?…まぁいい。ココに入ってしまったからには、俺と勝負しろ!お前が勝ったら、いつでもココに来る権利を与えてやる」
ええ…?
でも断りようがないし、うーん…
「分かったよ。勝負だ!」ギュン
ケツイの剣を出す。
「行くぞ!」
ヒュゥゥン…!
ーー→
♪UNDERTALE-Dummy!
*マネキンだ。
「まずは…とりゃ!」ヒュン
ぐるぐるとした弾幕が飛んでくる。
「…せいっ!」ズバッ!
僕はそれを剣で斬った。切れ味いいね、コレ。
「な、何ぃぃ!?」
弾幕を斬られて相当ショックだったようだ。でも流石にオーバーリアクションな気がする。
「俺の自慢の弾幕を斬られるとは…クッ、さてはお前強いな?」
「いやいや」
ロイヤル・ガードの隊長を相手に逃げるぐらいだし。
『戦おうと思えば戦えたよな?』
謎の声、うるさいよ。
「こうなったら…俺の必殺技を見せてやろう!」
「必殺技…?」
速くない?一体何が…
「これだ!」スッ
マネキンが出したのは…ナイフだった?
「ナイフ。君の必殺技は。ナイフ?」
「その通りだ!くらえぇぇぇぇい!」
ヒュゥゥン!
「うわっ、割と速……え?」
スゥ…ッ
ナイフは…僕の横をすぅっと通り過ぎていった。
「はぁ…?」ポカーン
「」( ゚д゚)
投げた本人が1番ビックリしていた。
「ぬわぁぁぁぁにぃぃぃぃッ!?」
もはやリアクション芸人でしょ、このマネキン。
「えっと…僕の勝ちでいいのかな?」
ーー→
「クソッ…手も足も出なかったぜ…」
「うん、君は手も足もないからね?」
ついでに言うと頭も足りないよ?
『容赦ねーな』
「…お前に、俺のナワバリにいつでも入る権利をやる!」ふんすっ
「ありがとう…?」
でも、ココにまた来る理由は…あるか。
スタスタ
僕はそのままゴミの溜まり場の出口に向かったとさ。
「…ん?」
出口付近に油性ペンで名前が書かれた箱がもう1つあった。
『Betty』
ベティ?学校の後輩にそんな名前の子がいたような。多分別人か。
よし、伏線っと。
次回もよろしくおねがいします。