LM!MIXTALE   作:Lcrcl (エルマル)

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何故ホットランドに入ってから恋愛要素が強いのかって?
理由は3つ…

①尺の都合
②タイミング的にココしかない
③この方が筆が進む

からです。


ホットランド~お料理タイムアタック!?

sideフリスク・ユメミル

 

真っ赤な顔もやっと収まって、蜘蛛地帯を通り『撮影中』という看板が掲げてある建物に入る。中は……キッチンだった。しかし何故か大きなタイマーが二つある……えっ、もしかして料理とタイムアタックを同時にやるの?

 

「やぁ、フリスク君!待ってたよ。キャラはカメラの向こう側で座ってて」

 

「はーい」

 

キャラが用意されてる椅子に移動する間に、アズゴアはカメラの最終調整をした。

 

「…よし、それじゃあフリスク君。撮影開始するよ?」

 

「はい」

 

●録画開始

 

「LADIES AND GENTLEMEN!どうも、コックのアズゴアです!準備も整ったので、三つ目のお題を説明します!」

 

パチパチパチパチ

 

撮影スタッフ一同が拍手する。今回は解説じゃなくてコックなんだ。

 

「三つ目のお題は……なんと!二つ合体させた、お料理タイムアタックです!」

 

あっ、やっぱり?

 

「ルールは簡単。私とフリスク君がお題の料理を作り、早く完成させた方の勝ちです!そして最大のタイムリミットは30分……ちなみに今回は完全な個人戦なので、お助けはなし!」

 

ーーー

 

「ええっ!?私手伝えないの!?」

 

ーーー

 

「それじゃあフリスク君、このエプロンとコック帽を」

 

「うん」

 

ガサッ、カポッ

 

エプロンはちょうどいい大きさで身体にフィットした。コック帽は…ちょっと邪魔かな?

 

「それでは、スタッフが料理を発表します!ドラムカモン!」

 

ダララララララ…パーン!

 

 

 

『カレーライス』

 

 

 

かなり無難な料理がお題になった。僕は別室に移動し、具材はスタッフに箱詰めで渡される。

 

「それでは、タイマースタート!」

 

30分のタイマーが開始され、すぐ野菜切りに取り掛かる。あっ、その前に米!

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

ーー

 

sideキャラ・ドリーマー

 

フリスクがエプロンを着ているうちに、私は解説席に座った。

 

「実況はこの天才セールスマン、モーがお届けします!」

 

「解説役のキャラ・ドリーマーです、よろしく」

 

数日前、父さんに解説役を頼まれたけど……コレの事だったんだ。

 

「フリスクは米炊き、アズゴアは野菜を切る事から始めたぁ!」

 

「どちらも最初にやるような手順ですね」

 

えっ、私?チョコ食べるよ?(答えになってない)

 

「米を研いで、もう炊飯開始!野菜切りに取り掛かるフリスク!しかしアズゴアも負けじと野菜を同時に複数切ることで効率化!」

 

「どちらも速いですね、手慣れてるのかな?」

 

父さんは帰って来た時料理してるけど、フリスクは見たことなかった…当たり前か。

 

「さぁコレで10分が経ち……おおっと!どちらも野菜を3種類切り終えているッ!」

 

「父さんは玉ねぎ、にんじん、ジャガイモ…一方フリスクはにんじん、ジャガイモ、キャベツ。ベーシックカレーと野菜カレー、ですかね?」

 

「ココでコンセプトの違いを出してくるとは、素晴らしい勝負だ……おお、2人は鍋に水を同時に投入!コレは少しのミスが負けにつながりそうだぁ!」

 

この人のテンションずっと変わってないんだけど、大丈夫なの?

 

ーーー

 

「20分経過!残り10分の所でフリスクは具材、アズゴアはご飯を混ぜている!」

 

「どちらも9割方完成と言った所ですかね」

 

後はしっかり煮込んで、盛り付けだね…あれ、コレ9割以上終わってない?

 

「むっ、2人とも盛り付けに入ったようだぞ!後は見栄えを考慮してから、ストップボタンを───押したぁ!」

 

「同時にボタンを押しましたね、気になる判定は……」

 

カシャッ(ボタンに触れる直前)

 

カシャッ(ボタンに触れた瞬間)

 

カシャッ(ボタンを押した瞬間)

 

「コレは…!」

 

「な、ななななんと!全く同じタイミングッ!引き分けだぁーっ!」

 

ーー

ーーー

ーーーー

ーーーーー

 

sideフリスク・ユメミル

 

判定はまさかの引き分け。アズゴア曰く味での勝敗は適当じゃない限り判定しないらしいので確定だ。

 

「まさかお料理もできるなんてね、凄いよフリスク君!」

 

「あ、ありがとう」

 

「君が作ったカレーは後でスタッフが美味しくいただくから、安心してね?」

 

このフレーズを言われる時が来るとは。少し感動してると、アズゴアはマイクを持ってカメラの方を向く。

 

「ココでお知らせ。えー…最後のお題、バトルは明日の昼頃、コアのライブ会場で行います!生中継です!」

 

明日の昼頃……万全の状態でやりたいのかな?

 

「それでは、最後のお題でまた会いましょう!バイバ~イ!」

 

一瞬で着替えたアズゴアはラボの時と同じように大きく手を振りながらキッチンを出た。

 

「お疲れ様、フリスク」

 

キャラが解説席から戻って来た。

 

「キャラこそ、お疲れ様」

 

「うん…実況がずっとテンション高くて疲れちゃったよ」

 

分かる、偶に実況のテンションについていけなくなるよね。




モー:UNDERTALE YELLOWで登場する。いろんなエリアでアイテムを売ってくる。使えるアイテムが多いので実際いいセールスマンかもしれない。

次回もよろしくおねがいします。

この中で登場しそうなのは?

  • フリスク、クローバー以外の5人
  • ベティ・ノワール(ノア)
  • DELTARUNEのキャラクター
  • インクサンズ
  • 上記全員
  • その他(DMで)
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