sideフリスク・ユメミル
王宮直通のエレベーターに乗り、回廊付近まで歩く。
「コレは…?」
骨っぽい素材でできた剣と盾が落ちていた。拾ったけど、新品同然のようだった。
「誰か落として…『使え』…えっ?」
謎の声が話しかけてくる。
『ソレはおいらのだ。使ってくれると助かる』
「そう、なんだね…分かった。使わせてもらうよ」
クローバーさんと僕が写った写真を大事にしまい、剣と盾を装備する。
*これで全部そろった。
*そうび
ボーンブレード:骨の剣。かなり鋭い。ATK55
ボーンシールド:骨の盾。かなり硬い。DEF55
*ステータス
LOVE:1
HP:65
ATK:20(55)
DEF:20(55)
「…進もう」
ーーー
回廊を歩く。
小鳥のさえずりが聞こえてくる。
そして……目の前に、僕が好きな女の子が現れた。
「キャラ…?」
「やぁ、フリスク。私の本職は…ココの裁判官なんだ。だから、判決させてもらうよ?」
「………分かった」
好きな人であろうと、仕事の邪魔はダメだ。僕が表情を引き締めると、キャラも同じようにした。そして…キャラは話を、始めた。
ついにココまで来たね…君の旅はもうすぐ終わる。この先へ進めば君は王と相まみえる。
王と君が…この地下の運命を決する……っ
だけどその前に、まずは審判の時だ。
君がコレまでにとった行動全て…LOVEを基に、判定が下される。
LOVEは省略されたもの……正確には『LEVEL OF VIOLENCE』、暴力レベルだ。
LOVEを得れば得るほど、サツイは増し…殺すことへの躊躇いが薄れていく。
「でも、君は一度も殺す事はなかった。サツイではなく、ケツイを強めた」
キャラは優しい笑みを浮かべそう言った。
「君の心はいつも、暖かかった……だから私は君に惚れたんだよ?…以上、フリスク・ユメミルの通行を許可する。……それで、何か言いたい事はある?」
…もちろんだ。
「キャラ」
「…うん」
「僕は……」
キャラに近付き、手を取る。
「君の事が好きだ。多分……一目惚れだったと思う。キャラの仕草一つ一つに、僕は無意識に惹かれていた」
今思えば初めて会った時から『可愛い』って思ってたね。
「だから、僕と……付き合って下さい」
「…フリスク」
キャラは腕を広げる…僕はそれを見てすぐに彼女を抱きしめた。
「彼女ができたんだから、絶対悲しませちゃダメだよ?」
「…!あぁ、もちろんさ…!」
しばらくキャラと抱き合って……僕は生きて帰る覚悟を決めた。
ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー
ー
回廊を抜け、王座の間に入る。
「………ついに、来たか」
ピンク色で、王冠を被った幽霊……メタトンがいた。
「名前は確か…フリスク・ユメミルだったか。モンスターの解放を目的としている少年…正直、僕は君の目的に賛成したかった」
「…どういう事だ」
「そのままの意味さ。僕は前のニンゲン…クローバーと戦った際、後一発でも受ければ負けていた。しかしその一発を受ける事なく、彼は力尽きて倒れた……でもね、僕は彼の意志、そのセイギに感銘を受けた。だから弟子である君に会う際、戦わずして解決する方法があるのかと模索しようともした」
「………」
「だが、僕はモンスターの王だ。モンスター達の代表として、君と戦う義務がある。だから……すまないが、僕と戦ってくれ」
「…そのつもりで来たんだ、今更言う事はないよ」
「そうか…ならば、付いてきたまえ」
メタトンに連れられ、地下を覆うバリアの前まで来る。そこには人型の機体が置いてあって、メタトンはその中に入る。
ギュィィン
大きな駆動音が鳴り、メタトンはロボットの身体を動かす。
「僕の準備は万端だ。……君は?」
「……とっくに出来てるよ」
「そうかい。なら……」
ガシャン
タマシイを収納する容器……既に入っている容器が6つ、空き容器が1つ。それらが地面から現れる。
「覚悟はいいね?」
*ケツイをかためろ。
次回もよろしくおねがいします。
この中で登場しそうなのは?
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フリスク、クローバー以外の5人
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ベティ・ノワール(ノア)
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DELTARUNEのキャラクター
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インクサンズ
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上記全員
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その他(DMで)