LM!MIXTALE   作:Lcrcl (エルマル)

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ケツイ、セイギ……


王宮~決着、邪魔、復活、加勢

sideキャラ・ドリーマー

 

「フリスク…」

 

今彼はメタトンと死闘を繰り広げているだろう。その死闘に水を差させない為にも、私は王座の間の入口で門番をしていた。

 

「…?」

 

ふと、"何か"の気配を感じる。そして視界の隅に、少しだけ白い何かを見た気がした。

 

「誰だ!」

 

……返事はない。邪魔者と認定してショートカットで相手を追跡する。

 

「……なっ、いない?」

 

まさか気のせい?いや、そんなハズは…!

 

「ッ……」

 

仮に邪魔が入られた場合、私も入るしかないね…

 

 

ーーーーー

 

ーーーー

 

ーーー

 

ーー

 

 

sideフリスク・ユメミル

 

「残るは右腕と両足…だね」

 

「くっ…LOVEを上げていない状態でどうやってソレ程の力を…」

 

うーん、原理自体はよく分かってないけど…

 

「ケツイを固めた。ソレだけだよ…っとぉ!」サッ

 

ドォン!

 

返事したのにメタトンは話を聞かずビームを放ってくる。失礼、だなッ!

 

「Xスラッシュ!」ギュン

 

ザッ、ザンッ!

 

左腕のプロテクターを破壊したXバスターは、その高い威力と引き換えに結構インターバルが長い。だから、比較的連発できるXスラッシュで削る!

……レッドスラッシュ?目くらまし用だね。

 

「もう一回、Xスラッシュ!」

 

「っ!?(威力が、上がっている…!)」

 

 

 

*ケツイが強まった。

 

 

 

「さらにっ、もう一発…!」

 

電気や光弾を盾で防御しながら突進し、もう一回技を発動する。

 

 

 

…グシャァン!

 

 

 

これで右腕のプロテクターも破壊された。

 

「すぅ…はぁ…」

 

長期戦になり、ちょっと息が上がって来た。あまり長く戦えばジリ貧だね…でも焦るのもダメだ。

 

キィン!

 

息を整え、インターバルを待ちながら冷静に攻撃を対処していると、ある事に気付いた。

 

「(よく考えてみると、足に武器は付いてないっぽいし右腕だけ破壊すればいいんじゃ…?)」

 

気付かれたら対策される可能性があるし、あくまで右脚を狙ってる事にしよう……Xバスターが溜まり次第ぶっ放す!

 

 

 

ーーー

 

side?????

 

「…っ!」

 

何故か、俺は"目が覚めた"。

 

「ココは、王宮か…?」

 

帽子と武器がない、恐らく死んだ時に回収されたのだろう。

 

「死んでから、どれぐらい経って…あ?」

 

よく見ると、俺が目覚めた場所はフタが開いた棺桶だった。周囲に閉まってる棺桶が5つ、空っぽなのが1つ。

 

「俺のタマシイは…うおっ」

 

ギュン!

 

この部屋の入口から超高速でタマシイが飛んできて、俺の身体に入り込む。

…おかしい、生き返るにしても先にタマシイが入り込んでからのハズだ。

 

「え……っ!?」

 

部屋の入口から声がしたのでそっちを向くと、焦茶髪の少女がいた。

 

「あ?……お前は!」

 

ーーー

 

 

 

sideフリスク・ユメミル

 

「───」

 

イィィィ…ッ!

 

そろそろ限界を感じ始めたのか、メタトンは僕と同じく必殺技の準備をしていた。さっきからずっとチャージ音が聞こえてくる…その間も弾幕を飛ばしてくるのが本当に厄介だ。それに…今Xバスターを叩き込んだら不発で爆発を起こしかねない。一番の懸念点はソレだ。

 

「──チャージ完了」

 

 

 

ドォォォン!

 

 

 

極太光線が僕に襲い掛かる。盾で…ッ!

 

「うおおおおっ!」

 

僕は少しずつ、押されていく。でも、あるタイミングで身体を動かせば…ッ!

 

「(今だ!)うらっ!」

 

「何!?」

 

押し切られる寸前に光線の軌道を逸らした。

コレでメタトンは反動で動けない!

 

「Xバスター!」

 

「(砲身を!?)しまった…!」

 

 

 

バゴォォン!

 

 

 

大きな音を立てて、メタトンの武器は破壊された。

 

 

 

*みのがす

 

 

 

シュゥ…

 

ーー→

 

「コレで…攻撃はできなくなったよね」

 

「…あぁ。君の勝ち──ぐ!?」

 

「メタトン!?」

 

よく見ると、メタトンの心臓部付近に小さな骨が刺さっていた。一体誰が…!

 

 

 

「チッ、外したか」

 

 

 

地面から白い……イヌが現れる。

 

「お前は…ドギー!」

 

落ちてきたばかりの僕を殺そうとした、クソ犬!

 

「お前は実に馬鹿だな、モンスターの解放だの大層な事を言いやがって……お前ら2人が戦ってる間にタマシイを盗ってしまったよ!」

 

「何だと…!!」

 

ドギーの周りを4つのタマシイが囲む……あれ?クローバーさんのタマシイと、青いのは?

 

「4つしかないじゃないか」

 

「にぇ?…あ、ホントd──」

 

 

 

シュッ、ドゴォ!

 

 

 

「そこで止まれ!」

 

「ギャッ!?」

 

ドギーが何かを言い終わる前に、瞬間移動してきたキャラによって床に押さえつけられた。しかもわざわざ魔法も使いながら。

 

「ぐにぇぁ、放せ……ぇっ!」

 

シャッ!

 

地面から骨が出てきて、キャラを襲う───ハズだった。

 

 

 

「させねぇよ!」

 

 

 

ダンッ!

 

 

 

骨は"黄色い弾丸"により、砕かれたのだ。

 

「この、弾丸は……!」

 

 

 

「よう、フリスク。半年振りだな」

 

そこには、生き返った僕の師匠……クローバーさんが、ちゃんと装備を着て立っていた。




メタトンとの決着、ドギーの邪魔、クローバーの復活、キャラの加勢。

次回もよろしくおねがいします。

この中で登場しそうなのは?

  • フリスク、クローバー以外の5人
  • ベティ・ノワール(ノア)
  • DELTARUNEのキャラクター
  • インクサンズ
  • 上記全員
  • その他(DMで)
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