LM!MIXTALE   作:Lcrcl (エルマル)

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情報のオーバーフロー回。

注意:今回で出る歴史的な出来事は、現実の出来事との関わりが一切ありません。全て架空の出来事なのをご理解下さい。


王宮~ M E G A L O L A Z I N G

sideフリスク・ユメミル

 

ヒュン、ドゴォ!

 

「何でイヌが爆弾とかぶっ放せるの!?」

 

『やろうと思えば出来たのさ、ニャハハハ!』

 

キャラはショートカットで攻撃を避けながら隙を伺う役をやってるけど、今の所隙が全然生じない。

 

「(さっき、ドギーは僕やキャラのせいでそんなに干渉できないって言ってた。ケツイが解決策になるかもしれない)クローバーさん、時間稼ぎをお願いできますか?」

 

「…何をするつもりだ?」

 

「ケツイを強めたいんです」

 

「ケツイを?…分かった、任せろ…キャラ!交代だ」

 

「へっ?」

 

 

 

ーーー

 

…バゴォ!

 

「やっと壊れましたね、それでは王を「待て」…何です、邪魔するおつもりですか?」

 

「王を殺したら、お前のセイジツさに反するぜ」

 

「…ほう?」

 

ーーー

 

 

 

「………」

 

その場に座り、ケツイを強める…ドギーを倒す、ケツイを。

 

『ショートカットすら持ってないカウボーイ野郎に交代だァ?何かやるつもりだな…』

 

シュルル

 

獣の腕のようなものが僕に巻き付こうとする。

 

「フリスク、狙われてるぞ!」

 

 

 

「邪魔だ」

 

 

 

ズバッ!

 

しかし僕は剣でソレを切断。

 

『は?…ならもっとだ!』

 

シュルルル!

 

今度は複数の腕が僕を囲い込む。

 

「ッ……」

 

流石にコレは──

 

 

 

♪STORYSPIN - Megalolazing Election Day

 

 

 

「おいおい、じゃれ合いにしちゃぁやりすぎだぜ?」

 

 

 

ドスッ

 

 

 

「えっ、消えた…?」

 

腕に鋭い骨が突き刺さり、一瞬で消えた。

 

「よう、フリスク」

 

縞の入ったジャンバーを着たスケルトンが僕を呼ぶ。この声は…!

 

「謎の声!?」

 

「あぁ、おいらはW・D・サンズ。最初に落ちてきた"元"ニンゲンで…そこにいるイヌの兄だ。お前のケツイのおかげで蘇れたぜ、ありがとよ」

 

「ちょ、ちょっと待って」

 

いきなり大量に情報をぶっ込まないでほしいな!?

 

 

 

『な、ななッ……何故お前がココにいるんだッ!』

 

 

 

サンズを見て、ドギーはあからさまに動揺していた。

 

『お前は…50年以上前ッ、俺様の目の前で…死んだハズッ…!』

 

「そうだな、おいらは確かに病死した」

 

50年以上前?それって…

 

「でも、ほぼ同じ時期で一回死んだハズなのは…お前もそうだろ、パピルス」

 

『っ……』

 

「それに、お前を殺したニンゲンは───」

 

 

 

『黙れッ!!!』

 

 

 

何かを言いかけたサンズにドギー…パピルスは激昂した。さっきから一人称も変わっている。

 

『"あの時"まで、俺様はニンゲンに憧れていたのだッ!それなのに、それなのに…っ!』

 

ゴォォォォ!

 

 

 

『俺様は殺されたんだッ!何も反応する時間もッ、与えられずッ…!』

 

 

 

パピルスは怒りに身を任せ、半ば暴走したような状態で攻撃を繰り出す。

 

「…こりゃマズいな。クローバー、下がれ」

 

「お、おう…後でお前に色々訊くがいいか?」

 

「構わねえ」

 

「(50年以上前…殺された…反応する時間も与えられない………まさか)」

 

戦争中…?僕が住んでる小さな町の、イビト山を挟んだ反対側はそうだったハズだ。

そこから逃げてきた住民がそのまま町に住みついたのも、実際に会ったことあるから知っている。どうも、逃亡成功は奇跡だったらしいけどね…

 

 

 

『いくらサンズでも、俺様のこの恨みを…否定するのは、許さんぞッ!!!』

 

「お前の怒りも分かる。だから…ちょっと痛くするぜ?」

 

ギュィィン…ドゴォ!

 

そう言ってサンズは、何かの頭蓋っぽいランチャーから光線を放った。

 

 

 

『がはっ!?』

 

 

 

「攻撃が効いてる!?」

 

「冷静さを失ってセーブ&ロードが出来なくなってんだろ」

 

そうか、確かに冷静じゃないと扱えなさそうな能力だ…今なら!

 

「Xバスター!」

 

シュバババ…ザンッ!

 

『ギャァァ…ッ、このカス野郎がァ!』

 

一旦暴れるのを止め、パピルスは僕を集中攻撃する事にしたらしい…さっきと比べて数倍腕が僕を囲い込んだ。

 

「フリスク!」スッ

 

シュッ

 

キャラのショートカットのおかげで難を逃れ──

 

『逃がすかッ!!!』

 

──てないね!

 

「フリスク、ちょっと止まれ…ガスターブラスター」

 

ズドォォン!

 

サンズは僕を助けようと二度目の光線を放つ…が、腕の本数が多いせいかあまり効果はなかった。

 

「チィ…フリスク!Xスラッシュとかで何とかならないか!?」

 

「なってるなら、とっくにやってるよ!」

 

『ニャハハ、そのまま死ねェ!』

 

腕は僕を囲って…嬲るように攻撃する。

 

「ぐっ、がっ、ごふっ…!」

 

コイツ、わざと急所を、避けて…ッ!

 

「フリスク…お前ェッ!」カッ

 

 

 

ザシュッ!

 

『うおッ!?』

 

 

 

キャラの怒りが込められた攻撃で、腕の攻撃は一瞬止まる。

 

「キャ、ラ…!(今の内に、コレを逃れ─)」

 

『ニェッ、意味はなかったな!』

 

しかし本当に一瞬だけだった。腕は僕をまた嬲る──

 

「ッ──!」

 

「フリスクーッ!」

 

 

 

メギャッ

 

 

 

ハズだった。

 

『…は?』

 

「え…?」

 

腕は消え…パピルスの顔面に強烈な蹴りが入っていたのだ。

 

『ギャァ!か、顔がァ…ッ!』

 

 

 

「やれやれ、攻撃するなら普通本体でしょう?」

 

 

 

スタッ

 

チュチュを着て、バレエシューズを履いた少女が着地する。

 

「遅かったな、嶺宮(れいみや)誠華(せいか)

 

「来てやっただけマシでしょう?」

 

「お前……誠華、生き返ったのか!」

 

「ん?…あぁ、クローバーですか。話は後にしましょう」スッ

 

ピカッ!

 

そう言いながら、誠華は──青いタマシイを光らせた。




アズリエル→パピルス

赤:W・D・サンズ
空:──
橙:──
青:嶺宮誠華
紫:──
緑:──
黄:クローバー
決:フリスク・ユメミル

誠華については、UNDERTALE YELLOWの考察をちょっとだけ参考にした感じです。詳細な設定は俺のオリジナルとなっております。

次回もよろしくおねがいします。

この中で登場しそうなのは?

  • フリスク、クローバー以外の5人
  • ベティ・ノワール(ノア)
  • DELTARUNEのキャラクター
  • インクサンズ
  • 上記全員
  • その他(DMで)
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