sideフリスク・ユメミル
「カナコ!?」
まさかその名前も2回も聞くとは思わなかった。
「クローバーも彼女に会いたいでしょう?」
「まぁな…でもまずは他のヤツらに会いたい。後から合流するから、先に会ってきていいか?」
「どうぞご自由に」
「それじゃ…フリスク、また後でな」
「はい、また」
スタスタ
「…ほら、さっさとカナコに電話でもしなさい。どうせ連絡先を持っているのでしょう?」
「なんで分かるの!?」
「勘です」
「…そ、そっか。じゃあ電話するね」
プルルルル…ガチャッ
『もしもし、フリスク?メタトン王とはいつ戦うの?』
「もう戦ったよ『ええっ!?』…一応バリアを破壊する事はいつでもできるんだけど、ちょっと一悶着あってね。今からラボで会えるかな?」
『今から?会えるけど…どうしたの?』
「ちょっと訊きたい事があってね」
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sideクローバー
「俺が死んで半年の間に『UGPS』は廃業したっぽいんだよな…」
UGPSっていうのは、所謂郵便サービスだ。結構便利だったんだが、携帯電話の電子メールに置き換えられたらしい。
「アイツらが居そうな所と言えばな…"あそこ"だな」
王座の間付近のエレベーターに入り、ボタンを操作して"あそこ"…ニューホームの町に向かった。
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♪UNDERTALE YELLOW - Flock Together
「ココも変わってねぇな…」
時間帯が夕方だし人通りは多いようだが…お?
「青い羽根…間違いない、マートレットのだ!」
道中の所々に落ちてある…絶対にいるな。
期待を胸に、俺は道を進み…奥にある桜の木がある展望台に向かった。
「……っ、誰かいるな」
目的地についたので、一旦身を隠して観察する。居たのは…青い鳥人、頭が星形…そして
キツネの3体のモンスターだった。
「昼の番組、見た?」
「見たぜ…フリスク、だっけか。アイツがクローバーの言ってた弟子だよな?」
「あの子のケツイ、凄かったわよね。あのアズゴアを倒すだなんて」
「クローバー…今天国で何してるんだろうね」
…へへっ、答えるか。
「さぁな、冒険でもしてるんじゃないか?それとも……」
『っ!?』クルッ
全員が一斉に俺の方を向く。
「…お前らに会いたすぎて生き返ったんじゃないか?」
俺の姿を見て、3体は茫然としている。
「夢、じゃないよね…?」
「そんなお前に朗報だ…現実だぜ?マートレット」
「~~っ、クローバー!」
ギュッ
真っ先に青い鳥人のモンスター…マートレットが抱き着いてくる。
「お前、メタトン王に殺されて…」
「色々あって生き返ってな。帰ってくるって約束、果たしたぞ?」
「ッ、ははっ…そう、だな…!」
ギュッ
次に頭が星形のモンスター…スターロが抱き着く。
「貴方、また…キセキを起こしたのね」
「起こしたのは、俺の弟子だがな。…来ないのか?セロバ」
「…そんな事、言われたら……っ!」
ギュッ
最後にキツネのモンスター…セロバが抱き着いた。
「ただいま、みんな……っ」
『おかえり』
俺はしばらく抱き着かれたまま、また会えたという感情を噛みしめるのだった。
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「そういや、フリスクには会ったのか?」
やっと解放されてすぐ、スターロにそう尋ねられる。
「会ったぞ。ついでにと"あるヤツ"を一緒にぶっ飛ばしてやった」
あるヤツ、とはもちろんパピルスの事だ。
「そりゃよかった…ん?フリスクはモンスターを解放するとか言ってたよな?ソレはどうなったんだ?」
「そのあるヤツに逃げられてな。ソイツをどうにかしてからバリアを破壊する」
「なるほどな…っと、カナコは?」
「まだだな、後でラボに向かうつもりだ…そこにフリスクもいるけどお前らも来るか?」
多分来るだろうが、とりあえず誘ってみる。
「あぁ、もちろんだ!」
「…えぇ、貴方の弟子に直接会ってみたいしね」
「私も会いたい!」
へへっ、予想通りだな。
「んじゃ決まりだな。行こうぜ!」
感動の再会。
次回もよろしくおねがいします。
この中で登場しそうなのは?
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フリスク、クローバー以外の5人
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ベティ・ノワール(ノア)
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DELTARUNEのキャラクター
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インクサンズ
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上記全員
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その他(DMで)