LM!MIXTALE   作:Lcrcl (エルマル)

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注意:前回と同じ注意です。


〇〇のラボ~キセキ

sideフリスク・ユメミル

 

「よっ、来てやったぜ「クローバーさん!」…うおっ!?」

 

ギュッ…ドサッ

 

クローバーさんがラボに入ってくるや否や、カナコが駆け寄って抱きしめ…勢い余って押し倒した。

 

「カ、カナコ。久しぶりだな!」

 

「うん!また会えてよかったよ…ふふっ…」

 

押し倒したまま、カナコはクローバーさんの胸に顔を埋める。

 

「(うわ、湿度が…)」

 

「ちょ、流石に離れてくれ。お前の母親が見てるんだぞ?」

 

「えっ?…あ、お母さん」

 

「…まさか娘がニンゲンを押し倒すなんて思わなかったわ」

 

クローバーさん(入って来た時)の後ろには3人のモンスターがいた。

キツネのモンスター…カナコの母親がこめかみに手を当てる。

 

「ほら、離れろ」

 

「うん…(後で、2人きりの時に…)」

 

「(あの顔、絶対後でやるつもりだ)」

 

さっきからキャラがカナコを凄い目で見てるけど、なんでだろう…触れてはいけない気がするから訊かないけど。

 

「フリスク、ちょっとこっち来てくれ。紹介するから」

 

クローバーさんに呼ばれたので近くまで行く。

 

「コイツが俺の弟子、フリスクだ…番組で出たらしいし知ってるだろうけどな」

 

「フリスク・ユメミルです。よろしく」

 

「メタトン王をタイマンで倒したんだってな?凄いじゃねぇか。俺はスターロ、普段はとうもろこし農家をやってるが偶にこんな格好をしてる」

 

頭が星形で、ウエスタン映画に出そうな恰好をしてるモンスター…スターロが僕の頭をポンと撫でる。アズゴアのクイズで名前が出たね。

 

「アルフィー団長やレッドから聞いたよ…身体も魔法も、心も強いって。私はマートレット、こんな見た目だけどロイヤル・ガードのナンバー2をやってるよ」

 

青い鳥人で、服装はほぼ一般人のモンスター…マートレットがドヤ顔で言う。

この人がナンバー2だったのか。確かにこのちょっとアホそうな態度とは裏腹に隙が全くない。

 

「クローバーの復活は貴方が原因って聞いたわ。私は決鐘セロバ、そこにいるカナコの母よ」

 

巫女装束っぽい恰好をしたキツネのモンスター…セロバがカナコをジト目で見ながらそう言った。何というか、母親より姉貴という雰囲気を感じる。

 

「………」

 

「どうしたんだ、セロバ?」

 

「…あそこの子、何でいるの?貴方同様生き返ったのかしら?」

 

誠華を見てセロバがクローバーさんに問う…が、答えたのは誠華だった。

 

「えぇ、そうですよ」

 

「…そう。誰も傷つけないのなら気にしないけど…もしやったら、分かるわね?」

 

「心得てます…と言っても、サツイを向けられたらどうなるか知ったこっちゃありませんが」

 

『…フンッ』

 

空気は一瞬ピリついたが、すぐ元に戻る。ただ2人の仲は悪いようだ。

 

「…っと、そういやカナコは何処まで説明したんだ?」

 

「私が昏睡状態になるまで」

 

「話って、カナコのタマシイの?どうしてソレを…」

 

「話した方がいいと思ってな」

 

「…ソレもそうね」

 

数分後。

 

「それじゃあクローバーさんも来たし、話を続けるね?」

 

場は落ち着いたのでカナコは話を再開した。

 

ーーーーー

 

ーーーー

 

ーーー

 

ーー

 

 

side決鐘仮名子(回想)

 

私が昏睡状態になって、お母さんは心が病み…その結果、ワイルド・イーストの酒場に入り浸ってしまっていたんだ

 

でも、そんなある日…スターロがニンゲン、クローバーさんを連れてきた。

 

クローバーさんの濁りのない、純粋なセイギを見たお母さんは……私を助けると偽って彼のタマシイを手に入れる事を画策するの。

 

私の代わりに、モンスターの未来の為の事をやろう…って。

 

…結果から言うと、ソレは失敗した。しかも、お父さんがやってた実験の内容を全て知られてしまった。

 

 

 

「キセキでも起きなきゃ、コレ以外の方法がないのよ…!私にはもう…後がない!」

 

 

 

最終的にお母さんはクローバーさんと戦って………そして、負けた。…でも。

 

 

 

「お前の娘を助け、ついでにモンスターの未来を明るくする事も出来る方法がある………って言ったら、どうする?」

 

失ったものを取り戻せると、知った。

 

「そんな、事………ありえるの……?」

 

「キセキが起きさえすりゃあ、他に方法があるんだろ?コレがそのキセキだ」

 

「…成功する保証は?」

 

「大いにあるさ」

 

お母さんはクローバーさんを連れてラボに向かい、その場にいたアンダイン博士に頼んで当時の……今にも死にそうな私を見せてもらった。

 

「身体が、溶けてやがる…!」

 

「タマシイの負荷に耐え切れなかったのよ…」

 

モンスターがニンゲンのタマシイのエネルギー…私の場合、セイジツを注入されると…肉体の質量が原因で大体は負荷に耐え切れない。…だけどクローバーさんはその治し方を知っていた。地上のある書物に載っていたらしい。

 

「なぁ、アンダイン…精神世界に入る装置とかあるか?」

 

「30分だけ入れるものならあるけど…どうして?」

 

「その方がやりやすいんだ。出来れば俺と、セロバの分で2つ…頼めるか?」




年齢設定(本作)
12歳:カナコ、アズリエル
15歳:フリスク、キャラ、誠華
17歳:クローバー

次回もよろしくおねがいします。

この中で登場しそうなのは?

  • フリスク、クローバー以外の5人
  • ベティ・ノワール(ノア)
  • DELTARUNEのキャラクター
  • インクサンズ
  • 上記全員
  • その他(DMで)
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