あ、それと今日はポッキーの日なので時間はゾロ目です。
sideフリスク
スタスタ…ザッ
「来たんだね」
「………」
「それじゃあ…今から試験を始めるよ」
…ピュゥゥン!
ーー→
*ナプスタブルークが道を塞ぐ。
「まず…コレをかわしてみせて」カッ
ザーッ…
雨の弾幕が降ってくる。
(落ち着くんだ…しっかり弾幕を見る…!)
目を凝らすと、隙間が見えてくる。
「…ココだ!」サッ
その隙間に逃げ込んだ。
「お見事。じゃあ…コレはどうかな?」
ザバァ…!
弾幕の量が倍になり、隙間も減った。
「…ただ」
弾幕は避けることしかできないワケじゃない。
「弾くこともできる!」スッ
木刀を取り出す。
ヒュゥゥン
弾幕が僕に当たりそうになった。
「やぁっ!」スパッ
「!」
弾幕を木刀で弾き、隙間に逃げ込む。
「その考えがあったね…さて、次で最後だよ」
「最後…」ゴクリ
「僕に…1発でも攻撃を当ててごらん!」バッ
ザーッ!
ナプスタブルークは弾幕を放ちながら動きはじめた。
(なるほど、これは少し手間がかかりそうだ)
スパッ
自分に当たりそうな弾幕を弾きながら、ナプスタブルークに近付く。
…今だ!
スカッ
…見事な空振りだ。
「ほら、その程度じゃ当たらないよ?」フワッ
これは試験、ナプスタブルークは結構本気のようだ。
「…弾幕を弾いて当てる?」
あ、雨の弾幕は液体だった。
「うーん…」スパッ
(さて、どう動く?)
雨弾幕…雨……傘?
……そうだ!
「こうすればいいんだ!」スッ
僕はリュックを…
「…へっ?」
傘のように頭にかざした。
「これで弾幕は怖くない!」ダッ
(面白い作戦を思いつくなぁ…まるで…)
「…せいっ!」シャッ
「…あ」
…ベシッ!
ナプスタブルークに1発当てた。
「…やった!」
「あらら…負けちゃった」
ーー→
「試験は合格だよ。この扉を通れば遺跡を出られる。…気をつけるんだよ?」
「うん!」
「いい返事だ。…健闘を祈るよ」フワッ
そしてナプスタブルークはその場を離れた。
「…行こう」ギギッ
重い扉を開き、先に進む……。
ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー
ー
ゴォォォォ…
「…寒っ!」
遺跡を出た先は雪が積もった林だった。
スタスタ
「この中に防寒具あったっけ?」
歩きながらリュックの中を調べる。
「うーん…あった!」
上着を見つけた。
すぐに取り出してソレを着る。
スタスタ
「………」
…ザッ
後ろから足音がした。
「…ん?」クルッ
誰もいない。
…なんかデジャブを感じる。
「…その内現れるか」クルッ
「…おい、ニンゲン」
…!
「…何かな?」
「初対面の人への挨拶も分からないの?」
真後ろから女性の声が聞こえる。
いやいや怖いって!
「ゆっくりこっちを向いて握手しなさい」
「…う、うん」ゴクリ
下を向きながら振り向くと、手が差し出されたのでそれを握る。
すると…
ブーッ
何故かブーブークッションの音がした。
「はははははっ!」
見てみるとそこには爆笑している…ニンゲンの少女がいた。
「…え?」
なんでこんな所にニンゲンが…?
うーん、誰でしょうか?(すっとぼけ)
次回もよろしくおねがいします。