sideフリスク・ユメミル
…ガシャン
「ぐっ…運が悪いですね、こんなタイミングでエレベーターが故障するとは」
「進もう」
ボロボロになったエレベーターを出て、道を進む。
♪UNDERTALE - Here We Are
ピッ
「?」
壁に画面が数個付いており、それぞれに何かが表示されている。
「コレは、記録…?」
「そのようですね……む?この年は…!」
『196X年』
「50年ぐらい前だ…!」
読んでみようか…
『報告書1
先日地上に近いエリアを探索してると、ニンゲンの白骨死体を発見した』
『報告書2
何年も放置されていたハズの死体は何故かタマシイが消えていなかった。赤いタマシイ…この死体のケツイが相当強かったのだろうか』
『報告書3
タマシイは所謂冬眠と似た状態のようだ。エネルギーを観測しても低い数値しか表示されなかった』
『報告書4
死体を持ち帰り、試しにタマシイを刺激した。すると死体は白骨死体の状態で蘇った……まるで我々、スケルトンのように意識を持ったのだ』
『報告書5
蘇った者はサンズと名乗った…身元の無いサンズを私は養子にした』
「サンズ…!?」
「白骨死体が蘇ったって、まるでホラー映画ですね」
「タマシイって冬眠できるものなの…?」
情報量の多さに僕達は混乱した。コレは…
「…一旦、"そういうものだ"って受け入れようか」
「そうですね…」
「…うん」
道を進む。床や壁はホコリまみれで、老朽化が進んでいた。ホントに70年以上前からありそうな感じだ…
「コレは……」
曲がり角を左に曲がると、先には大きな扉があった。赤、青、黄、緑の4つのスロットが付いている。
『──、─』
『───』
「っ、中から声が聞こえるよ!」
「なら、入り……開きませんね」
「鍵でもあるのかな?探そう」
ーーー
「今、外から声がしなかった?」
「…フリスク達が来たみたいだな。恐らくおいらのタマシイを探知したんだろ」
「だ、大丈夫なのソレ?君の真実が…」
「大丈夫だ……アイツらには、知って貰う価値がある」
ーーー
大扉の右側の道の奥には赤いスロットのある扉があった……ココも行き止まりか、消去法で左に進もう。
「また報告書があるね…」
「読みましょう」
『報告書6
サンズを連れ帰り、息子のパピルスと会わせた。2人はすぐ意気投合し、兄弟のようになった』
『報告書7
元ニンゲンであるサンズは私やパピルス……そして王のメタトンにニンゲンのあれこれを教えてくれた』
『報告書8
我々はサンズの話に関心し、特にパピルスは"ニンゲンに会ってみたい"と言い出した。……私の研究が進めば、バリアを容易に通りその願いは達成できるだろう』
『報告書9
最後の報告書から数年が経った…私生活を楽しみ過ぎたようだ。しかし、その間も"ある施設"を建造する計画は進めている。ホットランドの熱を利用して、地下全体のエネルギーを賄える施設だ』
『報告書10
サンズが……重い病気を患った。地下ニンゲンにしか発症しないウイルスがあったのだ。気付いた頃には…病状がかなり悪かった』
「不穏、だね…」
報告書9までは優しい雰囲気だったのに…サンズが病気、か。
次の報告書はココにはないようだし、早く進もう。
「…おや」
道の奥に小さな部屋があり、そこには赤いスイッチがあった。
ポチッ…ゴゴッ
少し離れた所から何かが動く音がする。
「戻ってみる?」
「えぇ…恐らく赤いスロットだけあった扉が開いているでしょう」
*『わすれないで』
次回もよろしくおねがいします。
この中で登場しそうなのは?
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フリスク、クローバー以外の5人
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ベティ・ノワール(ノア)
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DELTARUNEのキャラクター
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インクサンズ
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上記全員
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その他(DMで)