コーヒーを準備しておきましょう。
sideフリスク・ユメミル
アンダインが電力を修復し、僕達はエレベーターに乗って1階に戻った。
「おいらは引き続きパピルスを探すが…お前らは何処で泊まるつもりだ?アンダインはココが家だし答えなくていいぜ」
「(あ、はい)」
「誠華とフリスクは私の家で泊めるよ。2人はソレでいい?」
『異論なし』
「よし…あれ、サンズは?」
「おいらは2回死んだからか寝る必要がないみたいだ。多少休めば体力が回復する」
「便利な身体ですね、貸して貰っても?」
「ダメだぜ」
「…ケチ」
「言ってろ…んじゃおいらはもう出るぜ。またな」
そう言ってサンズはラボの奥側の出口から出た。
「私達もスノーフルに向かおっか…ほら、私と手を繋いで」
ぎゅっ
誠華は左手で、僕は右手でキャラと手を繋いだ。
「(…しれっと恋人繋ぎしてますね)」
シュッ
ーーー
「よし、着いたよ」
目の前にはキャラやアズリエルの家があった。
「ココが貴女の家ですか…何故3月にリースが?」
「さぁ?」
ピンポーン…ガチャッ
「キャラ、帰って来たんだ!…ん?フリスクと…ニンゲンがもう1人?」
ドアを開けて出てきたアズリエルが誠華を見てはてなを浮かべる。
「嶺宮誠華です、よろしく」
「誠華…僕はアズリエル!よろしくね!」
「(元気そうな子ですね)」
「(でしょ?)」
「2人を今晩泊めたいんだけど、大丈夫そう?」
「うーん…僕には分からないや。とりあえず上がってよ」
「ただいま~」
『失礼しま~す』
リビングに案内されると、そこにはアズゴアが座っていた。
「フリスク君?メタトン王には勝ったのかい?」
「うん。実は…」
アズゴアと、少し後に来たトリエルやアズリエルに事情を説明する。
「なるほどね。大丈夫だよ、一泊ぐらい。そこのお嬢ちゃんもね!」
「…ありがとうございます」
二つ返事で了承してくれた。本当にありがたい。
「夕飯はもう食べたの?」
「まだ食べてないね」
「なら丁度いい。キャラ~、みんなで夕飯食べよ~!」
「えっ、いいの?」
「いいよいいよ、トリィが手一杯になったら私も手伝うさ」
「……(優しい、方々ですね。私もこんな人達に会っていれば…)」
ーーー
トリエル(一部アズゴアも)の手料理は家庭的な味がして美味しかった。
「1人はアズリエルの部屋、もう1人はキャラの部屋で布団を敷いて寝る事になるけどいいかい?」
「大丈夫です」
「じゃあ僕はフリスクと「待って」…え、キャラ?」
「フリスクは、その…私の部屋で寝るの!」
「ええっ!?なんでさ!」
顔をほんのり赤く染めながら言うキャラに理由を問うアズリエル。
「だ、だって…」
あ、もしかしてココでバラすの?僕は構わないけど…
「だって、何?」
「フリスクは私のか、彼氏だもん!」
『ええっ!?』
僕とアズゴア以外その事実に驚愕する。
「は、え!?いつから!?」
「フリスクが、父さんと戦った後ぐらいから…」
「全くそんな雰囲気を感じませんでしたよ!?」
「そんな雰囲気が出るようなタイミングじゃないでしょ?」
「…確かに」
「私からも質問いいかな…もしかして回廊で告白したのかい?」
『…うん』
「君達、やるねぇ!」ハハハ
大笑いするアズゴア。
その後もしばらく質問責めが続いた。いつ好きだと自覚したかとか、会って数日でそこまでいくのかとか、何処までやったのかとか……最終的に僕はポーカーフェイスで全部答え、キャラは顔を真っ赤にして頭から湯気を出していた。
ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー
ー
ドサッ
「あの、キャラ…?」
「…ふふっ」
質問責めがやっと終わり…僕はキャラの部屋のベッドで押し倒されていた。
「なんで僕を押し倒して──」
「昨日みたいにさ…キスしない?」
「──えっ」
こ、恋人ではあるけど、今はちょっと…
「そ、それは…「しよ?」…うん」
上目遣いで言われたら断れるワケがなかった。
「んっ…」
キャラが僕の背中に腕を回し、キスをす───んっ!?
「んむっ!?」
「ちゅ、れろ…っ///」
ちょ、キャラ、ベロが入って…!?
「ん、んんっ……///」ギュッ
「(あっあっあっ)」
口の中がキャラに、あっ───
「ぷはっ……気持ち良かったね///」
「あ、ぁ……///」
成すがままにディープキスをされてしまった僕は、全身から力が抜けて動けなく…キャラに蕩け切った表情を晒していた。
「またそんな顔して…可愛いね♪えいっ」
ぽふっ
頭を膝に乗せられ、撫でられる。ひ、膝枕…!
「今日のフリスクは頑張ったね、偉い偉い」
「………」
レッド、アズゴア、メタトン、パピルス。今日だけで4人の強敵と戦った。
…でも。
「出来れば…バリアを今日破壊したかったな」
「…責任感じてるの?」
「うん。僕が来た目的だしね…」
一刻も早くやらないとみんな死ぬ、とかそういうのじゃないけど…今日できたハズ、という事実で悔しくなる。
「大丈夫だよ、サンズは明日絶対パピルスを見つけるから」
「確証はあるの?」
「勘だよ」
「…そっか。僕も、そんな感じがするんだよね…明日この地下の冒険が終わるって」
パピルスを説得できれば、実現できる。
「明日、頑張ろうね?」
「あぁ」
ぎゅっ
ベッドに入り、僕はキャラと抱き合って寝るのだった。
ーーー
「すぅ…すぅ…」
「寝るの早くない?まだ10時だよ?」
「(疲れてるんですよ)すぅ…」
*終わりは近い。
次回もよろしくおねがいします。
この中で登場しそうなのは?
-
フリスク、クローバー以外の5人
-
ベティ・ノワール(ノア)
-
DELTARUNEのキャラクター
-
インクサンズ
-
上記全員
-
その他(DMで)