エミリー:遺跡(事故)
ジャック:スノーフル(殺害)
誠華:ウォーターフェル(腹をぶち抜かれる)
バッティ:ウォーターフェル(全身を強く打たれる)
コーディー:ホットランド(大怪我&脱水症状)
クローバー:王宮(不意打ち)
side嶺宮誠華
シュゥゥ…
先程まで戦っていたモンスターが塵へと変わり、LOVEが上がった。
「………手強い相手でした、しかし───怖いですね、この感覚は」
自己防衛とはいえ、殺す度に私は…躊躇いというものが、薄れている。
「ただ、あの"クソ野郎"にまた会うくらいなら…殺人鬼になった方が、マシなのかもしれませんね」
───どうせ、私を好いてくれる者などいないのですから。
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ーーー
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「来たぞ、ニンゲンだ!」
「同胞の仇を撃つぞ!」
ワァァァァ!
火山地帯…ホットランドに入るや否や、モンスターの大群が道を阻んでいた。
「……はぁ」
出来るだけ隠れながら移動するつもりでしたが、仕方ありませんね。私はセイジツなニンゲン…
「サツイには、サツイで返して差し上げましょう」
塵が染みついたチュチュを直し、バレエシューズの履き心地を整える。
「今だ!殺れ───」
「覚悟は、いいですね?」
タン、タタン、タンと、リズム良く舞い…
メギャッ
「ぁ、え……?」
メギャッ
「ぎぃっ!」
メギャッ
「ゴハッ!?」
シュゥゥ…
気付いた頃には、辺りが塵だらけ。
「出来れば、もう襲撃しない事を祈りますよ」
私だって好きで殺しているワケではないのです、そういうスタンスってだけなので。
ホットランドを抜け、もぬけの殻な首都も抜け……やがて最後の回廊に辿り着きました。
「ん、人影が───」
「よう、誠華」
「──は?」
目の前に現れたのは…ニンゲン。カウボーイのような恰好をした青年でした。
「どうして私の名前を…というか、そもそも何故地下にニンゲンが?」
「俺はクローバー、未来から来たお前の大切な仲間だ。とある方法でココに来て……お前を止めに来た」
「……?」
自己紹介をされたが、名前と関係がナニカに阻まれ聞こえなかった。
「どうした?」
「…あ、いえ何も「俺の名前が聞こえない、とかか?恐らく時間の修正力ってヤツだ」…そうですか」
どうやら知っていたようですね。
「それで、何故私を止めようとするのです?メタトン王を倒せば私は地下を脱出できる…止めるにしても遅すぎる気がしますが」
「…さぁな。今止めても遅すぎないと俺は思うぜ?」
「………」
さっきから妙に馴れ馴れしいといいますか…どうやら未来の私とは相当仲がいいようですね。
「本題に入ろうか……持ってるんだろ?」
「…何を、ですか?」
「『リセット』ボタンだ」
「っ…!」
リセットボタン、押せばある区切り以降の出来事が全て無かった事になる代物。
「お前のLOVEはソイツを扱えるくらいまで上がってるハズだ。出来ればソレを、今すぐ押して貰いたい」
「…理由をきいても?」
「この先お前は……幸せになることがないんだ。モンスターを自己防衛とはいえ大量に殺したという業を背負って、苦しみながら生きていく事になる」
まるで実際に体験したかのように、青年は語った。
「だから、仲間として……お前にはそのボタンを今すぐ押してもらいたい」
「………」
そんな真剣そうな表情で頼まれたら、流石の私でも折れそうになりますね…
「質問があります。貴方と出会った時の私は───何歳でしたか?」
質問を聞いた青年は首を傾げたが、答える。
「15だが……どうしてソレを?」
15……
「今の私の年齢と同じですか。では、次の質問を───貴方に会うのは、二桁年後ですか?」
「あぁ。22年後だ」
…おや、何故かハッキリと聞こえましたね。22年?
「……────ぁ」
「誠華…?」
15歳でこの青年と初対面、かつ会うのは22年後。そしてリセットするように頼まれる。
「そういう事ですか……!」
あぁ───私はどうやら、一度死ぬのが最適解のようですね。
「ふふっ、はははっ!」
まさか一旦死んだ方がハッピーエンドになるだなんて、予想できるハズがないじゃないですか………!
「おいおい、まさか今のだけで察したのか!?」
「えぇ…感謝しますよ、青年。おかげで───私は決断ができる」
「……そりゃ良かった」
ボタンを押すと、じわじわと私の意識が薄れていく。
「誠華……またな」
「えぇ、また────」
チュンチュン…
「………」
また、"一周目"の記憶ですか。
「この記憶を思い出した時は本当に驚きましたよ…」
なんせ、思い出したのは地上に出てからでしたので。
「時間は…む、そろそろクローバーを起こさなくては」
……あの時会ったクローバーは、いつの彼なのでしょうね?
ドアに遭遇しないのは、一周目の誠華。本編の誠華は二周目。
二周目で無意識に別のルートを辿った結果、ドアに遭遇したという感じです。
ちなみに、ステータスは一周目のものを持ち越したと考えれば納得いく…かも?
次回もよろしくおねがいします。
書いてほしい回(票数多いものから書く)
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IF:バッドエンド
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IF:MIXSWAP
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IF:MIXSHIFT
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IF:MIXSPIN
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IF:クローバーGルート
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IF:フリスクGルート
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IF:誠華がドアに遭遇しなかったら