DELTARUNE 11 DAYS LATER!!!
5周年の報告
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side三人称
「………」
ここに、女がいる。
彼女はとあるルートで入手した情報に従い、ある目的で失われた土地を探していた。
手順通りに動いた、ハズだったが道に迷った。
現在地の手がかりを得るために、彼女は近くにいた老人に話しかけた。
「ブツブツ…ここは、いったいどこなのやら。どこでもない?いや、ここはどこでもある」
ボケてるの、このじいさんは。と女は思ったが、老人は話を続けた。
「ワシはおいぼれしょもつ。このわかもののちてきこうきしんにはかんしんする」
なんか関心された。
「よほどそのとちへむかいたいようじゃな。…ワシはそこへのきっぷをもっている」
老人がそう言うと、女はどうにかそれを貰えないかと頼み込んだ。
「いいぞい。はて、どこにおいたかのう…」
やはりボケているなと女は思いつつ、辺りを探し回った…
……しかし見つからない。
老人に見つからなかったと伝えると、老人は不思議そうな顔でこう答えた。
「…?それはおかしなことじゃ。わかものは───ここにきたときから、きっぷをもっていた」
は?と思い自分の手を見ると、確かに見覚えのない紙切れ…きっぷを指でいつの間にかつまんでいた。
よく見ると、赤いXマークの左を指し示す地図が書いてある。
次の手順を思い出した女は、行動を再開した。
数分後、彼女は赤いXを見つけ、その左へと進み…気付けば見知らぬ土地で、普段着で立っていた。
近くの看板には『ウェルカム トゥー マンカントリー』と書かれている。そこで女は目的地へ着いたと気付いた。そして彼女は、目的を完遂し──。
sideフリスク・ユメミル
「そういえばフリスク、クローバー」
「「?」」
コーディーの両親が経営する食堂でクローバーさんやコーディーと雑談してると、ふと質問を投げかけられた。
「ミントって、今どこにいるんだい?遠出して働いてたり?」
「「……っ!」」
兄さん、か。僕の知る限りそこそこ仲良かったらしいし、いずれは聞かれるとおもってたよ。
「…もしかして、僕達みたいに行方不明になったとかかい?」
「っすね…ちょっと俺達とは違いますが」
「そっか。ごめんね、こんな所で聞いちゃって」
申し訳なさそうにコーディーが謝る。話題が話題だし仕方ないけど…
「いや、そろそろ話そうと思ってんだ。クローバーさん、いいですよね?」
「…そうだな」
ーーー
sideクローバー
アレは7年前の、新月の日の出来事だった。当時17歳だったミント兄と、その彼女のアルミ姉がいつも通りどっかへ遊びに行った。
普段は大体夜10時ぐらいに帰ってきては、次の日俺やフリスクに嘘か本当か分からない冒険の話をしてくれた……でも、俺は覚えている。その日帰ってきたのは一人だけだったからな。
『はぁ、はぁ……っ。お願いです、あの洞窟にいるミントを助けて下さい!』
帰ってきたのはボロボロで涙を流しながら警察に電話するアルミ姉だった。警察はすぐに数人がかりで出動、現場へ向かったが…数時間後、大怪我を負った状態で発見された。
『ミント君がいると思われる場所に…到達できませんでした』
全身包帯となった警官たちの一人がそう言うと、アルミ姉はその場で蹲り慟哭した。
『私が、私が行こうとか言わなければ───ッ!』
その日を境に、アルミ姉は異常なレベルで鍛錬を積むようになった。おかげか、そのせいか、今はあんな強いんだ。
ーーー
sideフリスク・ユメミル
「そんな事が…」
「アルミ姉は今も毎日兄さんの墓参りをしてるよ」
してる時の義姉さんの顔は本当に見ない方がいい。
「それだけ心残りがあったって事だ」
「…ですね」
でも、何故だろう。本当になんとなくなんだけど…そう遠くない内に、また会える気がする。
ミント・ユメミル
フリスクの兄で、9歳年上。地下とは関係ないとある事件が原因で行方不明になっている。名前の元ネタはフリスクとブレスケア繋がりで(?)実は既にYTの方で出している。Infernolazing V3でね(宣伝)。
アルミ・キサラ
アオイの姉。24歳。元から強かったが事件が原因で異常者になった。毎朝かならず墓参りするが、日中は町外にいる事が多い。
時系列
バッティ(17)、地下行き(23年前)←ミント1歳
フリスク、爆誕(15年前)←ミント9歳
コーディー(15)、地下行き(12年前)←ミント12歳
ミント、行方不明に(7年前)←ミント17歳
次回もよろしくおねがいします。