LM!MIXTALE   作:Lcrcl (エルマル)

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ややシリアス。予定より早いですが書きます。


誠華の躊躇い

sideフリスク・ユメミル

 

「ぐへぇ…」

 

「かひゅ~…」

 

「今から傷治すからじっとしててね!」

 

マイクが誠華に、アリザが僕とキャラに弟子入りしてから数日。今日もいっぱいボコられた2人はエミリーに治療されている。

 

「フリスク」

 

「?」

 

「マイクを鍛えるのもいいですが、偶にはガチバトルもしたいと思いません?」

 

「…一理あるね。やろうか」

 

久々に強敵を相手にするし軽くストレッチでもしよっと。

 

「ん、戦うの?そういや見たことないね、このマッチアップは」

 

「確かにそうですね…ふふっ、楽しみです」

 

この戦闘狂め。

 

「審判は巻き込まれても何とかなる私がやるね。時間制限付きでやる?」

 

「えぇ。とりあえず30分で、降参ありにしましょう」

 

「僕が降参するとでも?」

 

「逃げ道を用意してあげたまでです」

 

「「ふっ…」」

 

軽口はここまでにしよう。僕は剣を抜き、誠華は体勢を整えた。

 

 

ーー

 

ーーー

 

ーーーー

 

ーーーーー

 

♪STORYSHIFT - KIZUNA DRIVE

 

「それじゃあ……始めっ!」

 

「「ッ!」」

 

次の瞬間、足と剣が激突した。

 

「ドロップキック」

 

「Xバスターッ!」

 

「っく、水流連打!」

 

僕の大技に対し、誠華は流れる水のような動きで連続蹴りを放った。まさかのポ〇モン!?

 

「確定急所までは再現できませんでしたが、有用ですね」

 

「そこまでやったらもう何でもありじゃないか、なッ!」

 

剣を振りまわし、レッドスラッシュを大量に放つ。

 

「スターフラッシュ…からの───」

 

「っ!」

 

鋭いサツイを感じ、咄嗟に横跳びした。するといた所は地面が若干抉れていた。

 

「チッ、避けられましたか」

 

「刀…?」

 

「本職はバレーではなくコイツなんですよ」

 

「にしてはそんな素振りは…」

 

「奥の手は隠すものです───参る」

 

「ッ…!」

 

突っ込んできた誠華の斬撃を剣で受け止めるが、かなり重い。脚力だけじゃなくて腕力もあったとはね…っ!

 

「Xスラッシュ!」

 

「フン。隙だらけですよォ!」

 

「ぐぁっ」

 

あっさり避けられ、カウンタに蹴りを入れられた。

 

「刀だけに注目すれば足を見逃しますよ?」

 

「分かって、いるさ…」

 

僕もギアを上げるべきだね…試してみようか。手にエネルギーを集め、凝縮する。

 

「クリムゾンスフィアですか。1人で出来るようになったのです?」

 

「威力は下がるし、試した事はないけどね…ハァッ!」

 

「…面白い。私も未完成のこの技で行きましょうか」

 

誠華は地面を蹴る体勢で刀を構えた。所謂抜刀術かな?

 

 

 

side嶺宮誠華

 

今高ぶってる私なら出来るハズです、お父様から託されたあの技を。

 

「行くよ誠華……クリムゾン──」

 

「ッ!!」

 

フリスクが技を発動しようと動いたその瞬間、地面を蹴った。そして刀を…

 

「──スフィアッ!」

 

「めい───」

 

 

 

『お前のせいだ、お前のせいで誠二郎は死んだんだ!!!』

 

 

 

振ろうとした、致命的な瞬間にあのクソババアが脳裏をよぎった。

 

「(なんで今───ぁ)──っぐ!」

 

「誠華…!?」

 

一瞬固まってしまった私は、技をモロに受けてしまいました。

 

ーーーーー

 

ーーーー

 

ーーー

 

ーー

 

 

sideフリスク・ユメミル

 

「いっつ…クソッ」

 

誠華が技を不発したのか、僕のクリムゾンスフィアを正面から受けてしまった。

 

「ッ、またトラウマを刺激されたのか!」

 

「クローバーさん、それって…?」

 

「実はな…」

 

 

ー説明中ー

 

 

「そんな事が…」

 

少し前にクローバーさんが誠華に剣術を見せてくれよと頼んだ所、同じようにトラウマを刺激され失敗したらしい。

 

 

「畜生っ、あのクソババアはいつまで私の邪魔をすればいいんですか!?」

 

 

『………』

 

誠華本人は技が直撃した割には元気そうだが、珍しく冷静さを失っている。

 

「なぁ、誠華」

 

「クローバー…」

 

「いい機会だし教えてくれないか?お前の過去。少しは気が晴れるかもしれないぞ?」

 

肩に手を置いてクローバーさんがそう言うと、誠華は俯き…しばらくして顔を上げた。

 

「…分かりました。つまらない話ですが聞いて下さい」




水流連打
青(セイジツ)属性 攻撃技 TP40
ポ〇モンから持ってきた。流れる水の如く連撃を放つ。

めい──────
青属性 攻撃技 TP??
未完成の技。完成すれば誠華がアオイ町長と対等にやり合えるようになる。

次回もよろしくおねがいします。

Undertale Last Breath Inc.をご存じ?

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