sideフリスク・ユメミル
昨日吹っ切れた誠華は、今日登校して来て開口一番にこう言った。
「マイク、死なない程度に鍛えるので覚悟しておいてください」
「お、おっす…」
昨日も言ってた気がするのは考えないでおこう。
「………」
時間は経ち、昼休み。キャラが作ってくれた弁当を食べるお楽しみタイムだ。
「今日の弁当は何かな~」
「それは…こちらです!」
今日のはオーソドックスな感じで、小さなハンバーグやたんこさんウィンナーが入っていた。
「おぉ、ハート形のハンバーグもある…」
「昨夜作って寝かせておいたんだ。召し上がれ♪」
「(今日も甘いですねコイツら…)」
ー食事中ー
「ごちそうさま、美味しかったよ」
「えへへ~」
褒めながらキャラの頭を撫でると、子猫のようにふにゃっとなった。可愛い。
「…ちょっと席を外しますね」
「?」
「クローバーに撫でられてきます」
「え?…うん」
いきなり行っても無理だと思うけどなぁ…と思ったがイチャついてる僕達も悪いし言わないことにした。
「………」
「…あれ?あの子、さっきからずっと見てない?」
「ん、どれどれ?」
キャラに言われてふと教室の外に目をやるが、そこには誰もいなかった。
「誰もいないけど…」
「素早い動きでどっか行っちゃった」
「そっか。どんな見た目だった?」
「ピンク髪で目つきが悪かったよ。でも顔は若干私に似てたかも」
「ピンク…目つき……あっ、ソレ1年下のベティさんだ。ほら、不良っぽい感じの」
目つきが悪いのを利用してチンピラを蹴散らすのは知ってるけど…そんな子が僕達に何のようだろ。
「…おい」
『!』
放課後、教室を出た所でピンク髪の少女に呼び止められた。
「君は?」
「ベティ・ノワール、9年だ。そこの青紫パーカー先輩と黄緑パーカー先輩に用がある」
「目的は何です?」
「………」
ベティは
「…別に教えても問題ないな。ちょっと来い」
『?』
連れられて来たのは、いつもの公園だった。
「ここで黄緑せんぱ「キャラ」…キャラ先輩と「フリスクだよ」…フリスク先輩と一戦交えたい」
僕達と戦いたい、か。
「それは、どうして?」
「シンプルに強者なら誠華がいるけど…」
「…最近、あたしは変な夢を見るんだ」
sideベティ・ノワール
あたしは出生が不明で、記憶がある所からずっと孤児院に住んでる。
その不明な出生に関する夢を最近見たんだ。
『貴女は───、そして貴女は───』
母親らしき人に名前を付けられたようなシーン。
『ごめ──、──た───────』
その母親らしき人が赤ちゃんであろう私に泣きながら謝ってるシーン。
『ベティ』
そして名前の書かれた段ボールに入れられ、夢はそこで終わった。
「その時ふと思い出したんだ、そういやアンタらは夢で見たあの人に似てるってな」
ベティ・ノワール
Glitchtale Season 2 という賛否両論なAUで登場する敵。作者はごっちゃりした設定がやや苦手。本作では一部設定以外かなーり変わっている。原作サンズと二次創作サンズぐらい違う。
次回もよろしくおねがいします。
Undertale Last Breath Inc.をご存じ?
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知ってる
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知らんがな