sideフリスク・ユメミル
手がかりを探そうと、しばらく書庫を探し回った…が、結局見つからなかった。
「無いか…一応あっちの禁書庫に入ってそうなんだけど」
「禁書庫?そんな物まであるの?」
「うん、そこの扉にあるんだ」
実は書庫の奥に小さな扉があり、ソレを開けると禁書が封印されている小さな空間がある。その名の通りかなりヤバい書物が入っており、中には効率的な殺し方が記された本もあるらしい。しかし鍵は父さんが持ってる…そしてその父さんは今町で仕事中だ。
「父さんが仕事から帰って来たら訊いてみるよ。今日はこれぐらいでいいかな」
「充分だ…ありがとよ、先輩」
「いいって事さ。また手合わせしたいなら来なよ」
「おう!」
ベティが帰ってからは公園に戻って少し特訓し、日が暮れてまた帰宅する頃には父さんも帰ってきていた。今日は大事な話がしたいのでキャラはドリーマー家に帰っている。
「おかえり、フリスク。今日も特訓したのか?」
「うん。でも今日は少なめだったよ」
「そりゃどうしてだ?」
「後輩と書庫で調べ物をしてたんだ」
「…ほう」
父さんは目を細め、脳内で何を調べていたか予想している。
「その後輩ってのは…何年だ?」
「9年だけど」
「…なるほど、あの子か。ベティ・ノワールだな?」
「知ってるの!?」
学年だけで当てられるとは思わなかったし、そもそも知ってるとは思わなかった。
「あぁ、なんせあの子の苗字がノワールだと孤児院の寮母に教えたのも私だからな。さては例の本で滅んだ家系について知ったんだろう?」
「うん…ベティが自分のタマシイとかについての手がかりを知りたいらしいんだ」
「そうか。フリスクも既に気付いてると思うが、キョウフの始まりは禁書庫に保管されている…今はお前が当主な以上、そろそろ鍵も渡すべきだろうな。でもまずは夕食を食べようか、私も仕事で腹が減っているんだ」
「分かった」
ー食事中ー
一通り夕食の後片付けも終わり、僕と父さんは書庫に立っていた。
「この鍵を渡す前に、禁書庫における禁止事項を伝えておく…と言っても常識の範囲内だ。くれぐれも信頼できる人以外に書物を見せないように、そして絶対持ち出さないように。いいね?」
「…はい、父さん」
「よろしい。コレがその鍵だ、無くしても魔法で戻ってくるが無くさないようにな」
鍵の見た目は至って普通だが、少しの魔力を感じられた。早速鍵を使って扉を開け、ノワール家についての書物を取り出し鍵を閉める。
「コレが…」
『The beginning of FEAR』
「だでーまー」
「おかえり、ベティ。貴女の晩御飯は部屋に置いてるわよ…チョコプリンと一緒にね」
「マジで!?ありがとな、おばさん!」
「いいって事よ…ふふっ」
フリスク母
髪型が凡そ原作フリスク。穏やかで少し天然。
フリスク父
真面目だが頭は柔らかい。禁書庫の書物は全て読んでいる。
次回もよろしくおねがいします。
Undertale Last Breath Inc.をご存じ?
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知ってる
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知らんがな