ようこそ未熟者がいく教室へ   作:にやまな

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金で解決できる問題は話が早い
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 学年末試験が終わって数日が経ち、遂に三月となった。思い返せば四月からここに来るまで本当に様々なことが起こったと思う。この学校が滅茶苦茶だっていうのを嫌って言うほどに教えられた一年だった。

 

 きっと次の学年に上がっても同じことを思うんだろうな、もしかしたら新一年生たちを憐れむ可能性すらあるのがこの学校である。

 

 清隆が言うには、ほぼ確実にホワイトルームからの刺客がくるという話なので、そこは不安であると同時に楽しみな部分でもあった。百人くらい来て欲しいよね。

 

「先生、今日から発表っすよね!?」

 

 テストの点数が気になったのか、池が教室に入って来た茶柱先生に食い気味で問いかけている。赤点を取れば退学なのでどうしても気になっているのだろう。

 

「手ごたえはあったのか? 池」

 

「そ、そりゃまぁ。一生懸命勉強しましたけど……」

 

 確かにしていたな。鈴音さんが須藤と一緒に凄く面倒を見ていた。ここ最近はAクラスの背中が見えて来たこともあって、クラスメイトたちのやる気が凄いことになっているので、池だってそれは変わらない。

 

 環境が人を育ててくれる。或いはこれこそがこの学園の教育方針の一つなのかもしれない。

 

「毎回最下位を争っている須藤。お前はどうだ」

 

「少なくとも自信は持ってるぜ。赤点は絶対に取ってねえ」

 

 あの須藤ですらこれほど頼もしい言葉を言えるようになったのだ。この一年間の全てが詰まっているようにも思えるセリフであった。

 

「ふッ……子供の成長は面白いな。誰が伸びてくるのか読み切れない。私の予想を簡単に裏切ってくる。さて、それではお待ちかねの学年末試験の結果を発表するとしよう」

 

 茶柱先生が黒板に張り出したのはクラス全員の点数である。誰がどの位置かよりも、まず赤点を出した者がいないかを確認して……どうやら一人もいないようだな。一安心である。

 

 次に視線が向かうのは一番上、そこには俺の名前があり、鈴音さんと啓誠と高円寺が続いているのが確認できた。

 

 清隆は……80点前後で点数を散らしているようだな。流石は地味な参謀的ポジションである。

 

「貴方は今回も満点のようね」

 

 俺の右斜め後ろから鈴音さんがそんなことを言って来る。どこか楽しそうに。

 

「調子が良かったみたいだ」

 

 高校で出て来る範囲は全て師匠から教えて貰ったので不思議はない。大学に上がっても変わらないだろう。

 

「鈴音さんも良い点数じゃないか」

 

「でも全教科満点は取れなかったわ」

 

「次も頑張ればいいさ」

 

「えぇ」

 

 とても落ち着きと余裕が感じられる声色である、須藤もそうだが彼女も随分と成長したと思う。後一カ月もすれば四月になるけれど、あの頃の鈴音さんはハリネズミモードが基本だったからな。

 

 まだ一年だけど、なんだか遠い所に来たような気分になってしまう。

 

「お前たちも薄々予想しているとは思うが、筆記試験を終えて、それで終わりではない。この後に大きな特別試験が行われることになっている。例年通り、三月八日に開始予定だ」

 

 一年の集大成となる試験が迫っている訳か。おそらく対規模で複雑なものになるんだろうな。それこそクラスの総合力が求められるような何かが。

 

「この一年でDからBまでクラスを上げたお前たちの力を見せてくれ、期待しているぞ」

 

 まさか茶柱先生からそんな言葉を貰えるとは、この人は試験の範囲が変更になったことを伝えないような教師だったというのに。成長しているのは俺たちだけではないということだろう。

 

「とにかく次の特別試験で最後だ。みんなで力を合わせて頑張ろう。そうすれば、誰も退学することなく、このクラスでAクラスを目指せる筈だよ」

 

 平田からの激励を受けて、男女を問わずやる気が広がっていくのがわかった。

 

 茶柱先生もどこか微笑ましそうな表情で、俺たちを見守っているようにも思える。

 

 良いクラスになったと思う……本当に。

 

「お前たちなら、本当にこのまま三年間、誰一人退学者を出さずに卒業することが出来るかもしれない、そう期待している」

 

 最後にそう締めくくられてホームルームは終わりとなった。それと同時に俺のスマホには一通のメールが届く。差出人は坂柳さんとなっている。

 

 どうやら話があるらしい、以前に君を守ると言う約束を結んだコモンスペースで待っているという内容だ。

 

 目前に迫った特別試験の打ち合わせだろうか? 別に釘を刺さなくてもしっかりと挑むと宣言しているんだが。

 

 そんなことを考えながら指定された時間にそちらに向かう、授業の合間にある休み時間ならば、学校の片隅にある寂れた自販機前に人は集まらないだろう。

 

 俺がコモンスペースに着くと、既に坂柳さんはベンチに腰を下ろしていた。手下の姿が見えない辺り、他には聞かせられない話であるらしい。

 

「お待ちしていました」

 

「ごめんね、待たせてしまったかな」

 

「お気になさらず、ほんの僅かな時間でしたので」

 

「なんだかこのやり取り、デートの待ち合わせあるあるっぽいよね」

 

「フフ、確かにそうかもしれません」

 

 いつも通りの不敵な笑みを浮かべる坂柳さんの隣に座ると、彼女はさっそくとばかりに自分のスマホを俺に見せつけて来る。

 

 そこには綾小路清隆を退学させる為に協力するようにという、意味不明な内容のメールが映し出されていた。

 

 誰がこんなメールをと考えていると、その答えは坂柳さんから教えてくれることになる。

 

「実はつい先日、父が理事長を停職となりました。このメールを送って来たのは新しくその座に就いた人物でしょう。わざわざこのような内容を送りつけて来たのです、十中八九、彼の関係者かと」

 

「ん……なるほど、来るとしたら来年かと思ってたけど、強引に突っ込んできたのか」

 

 俺は懐からスマホを取り出して、清隆に状況説明のメールを送った。

 

「相手の容姿や年齢、性別は? 保有する戦力は? 泳ぐのは得意かな?」

 

「詳しくはなにも……しかしそのようなことを訊いて、何をなされるつもりですか?」

 

「特に何も……」

 

 そう言えば東京湾が近いと思っただけだ。ただそれだけのことで別に他意はない。

 

「このメールには細かな方法は書かれていないようですが、おそらく何らかの形で今後、特定の生徒を退学させやすい試験が行われる可能性があります」

 

「今朝のホームルームでは茶柱先生が最終試験があるみたいなことを言っていたけど、それかな」

 

「かもしれませんね」

 

「因みに訊いておくけど、坂柳さんは協力するつもりなのかい?」

 

「まさか、そんなつもりは欠片もありませんよ」

 

「そりゃそうか、清隆と戦いたいんだもんね」

 

「えぇ、証明の為に」

 

 天才がどうのこうのと言う奴か、けれど清隆に関しては普通に天才の部類だと思うんだけどな。

 

「清隆は普通に天才なんじゃないかな、ホワイトルーム関係なしに」

 

 天才に滅茶苦茶な教育環境を与えたらああなりました。特別な例なので注意してくださいと、そんなことを俺は思うのだけれども。

 

「それならそれで構いませんよ」

 

「そうなのかい?」

 

「あの場所で、あの環境で、作り上げられた存在ではないという話で終わりですから、私は満足です」

 

「なるほど、だからこその証明か」

 

「その通り……ですので、勝っても負けても、私は満足するのかもしれません。勝利すればこの人は私には届かなかった、敗北すればこの人はただの天才だった、そう納得するでしょう」

 

 凄く前向きな考え方と言えるのかもしれない。清隆は付きまとわれてちょっとげんなりしているけれど。

 

 坂柳さんはやはり不敵に笑って杖を片手に立ち上がる。話は終わったとばかりに。

 

「どうかお気をつけて、綾小路くんにも危機が迫っているとお伝えください」

 

「情報提供ありがとう。相手の出方はまだ不明だけど、心構えだけはしておくよ」

 

「そうしてください」

 

 思わぬ形でホワイトルームからの刺客が迫っていることを知ることができたな。黙っていることもできただろうに、彼女なりに配慮してくれたということだろうか。

 

 坂柳さんを見送ってから俺もベンチから立ち上がり、とりあえず理事長室に向かって顔だけでも確認しておこうかと考えていると、その途中で何やら話し合っている堀北先輩と南雲先輩の姿を発見する。

 

 せっかくなので声をかけると、南雲先輩からは滅茶苦茶嫌そうな顔をされてしまった。ちょっと酷いと思う。

 

「南雲先輩、まだ賭けに勝った分のポイントが支払われていないんですけど」

 

「おいおい笹凪、億単位のポイントを動かせるってのに、随分と細かいことに拘るんだな」

 

 いやいや、自分から持ち掛けて来てそれはないだろう。

 

「龍園なんかは学校側に訴えようとしているんで、そうなる前に払った方が良いですよ。因みに俺も連名で訴えます」

 

「たく、抜け目のない奴らだ」

 

 南雲先輩はスマホを操作して俺にポイントを送ろうとして、画面からこっちに視線を向けた。

 

「そう言えばお前の連絡先は知らないな」

 

「あぁ、ならついでに交換しましょうか」

 

 この人とメル友になれるとは思えないけど、交換して困るようなこともない。暇な時にでも美術品の写真を送って採点してもらおうかな。

 

「龍園の分はお前から渡しておけ、そっちのスマホに渡った時点でそこから先のことには責任を持たないからな」

 

「了解しました。俺が責任をもって渡しておきましょう」

 

 訴えられたくはないからな。

 

「それで、お二人は何の話をされていたんですか?」

 

 有名人である二人の会話である。気にならないと言えば嘘になった。

 

「ちょっと堀北先輩に相談事があったのさ。そうッスよね?」

 

 そんな確認に堀北先輩は静かに頷いた。

 

「一年や二年より先に、堀北先輩が無事にAクラスで卒業できるかどうかの重要な戦いの前哨戦が明日から始まる。そのことで直接話を聞いていたのさ。お前も興味があるだろう?」

 

「確かに、上級生の特別試験がどんなものなのか気になりますね。ただ堀北先輩のクラスは独走状態ですよね? 一番近い位置にいたBクラスが勝手に自爆したんですから」

 

 混合合宿でAクラスは救済用のポイントを積極的に稼いでいた。無傷とはいかなかったが被害は最小限に収められた筈だ。対してBクラスは壊滅状態であり得る物が一つもないままクラスポイントを大きく下げて、噂では士気が崩壊したらしい。

 

 そんなクラスをテコ入れしようにも、南雲先輩自身もあの合宿で猪狩先輩と朝比奈先輩の救済に4000万ポイントと400クラスポイントを消費したので余裕もそこまでない。たとえ学年中から徴収できる立場であるとしてもだ。

 

 そもそも卒業が迫ったあのタイミングで、あれだけの失態だ。Aクラスのように試験でポイントも稼いでいなかったので、3年Bクラスは本当に夢潰えるといった状態であるとは、一年生にも広がっている話だ。

 

 もう勝てないから受験勉強に専念しよう、大半がそんな様子である。

 

「そこが残念だ。今からどれだけテコ入れしようが堀北先輩には迫ることもできない……本当に、最後のチャンスだったんだがな」

 

 残念そうにそんなことを言う南雲先輩も、どこかやる気を無くしているようにも見えてしまう。堀北先輩に勝つことを夢見ていたようだが、Bクラスの士気崩壊によってそのチャンスすら得られなかったらしい。

 

 そう考えると少し悪いことをしてしまったと考えなくもないが……いや、ダメだな、誰が悪いのかと言えばこの人が悪いんだから。

 

 もしかしたらBクラスは南雲先輩を恨んでいるのかもしれない。話が違うと。

 

「まあ、だからこうして妹さんを交えて話をしようと思いましてね」

 

 妹さん? 鈴音さんを巻き込もうと言うことだろうか? 確かに堀北先輩への嫌がらせとしては最高の方法なのかもしれない。

 

 丁度、タイミングよく鈴音さんが姿を現したからな。この分だとわざわざ呼び出したのか?

 

「お前が呼び出したのか、南雲」

 

 堀北先輩も鈴音さんの登場に、ほんの僅かにだが苛立ったようにも見える。よく観察しないとわからないレベルであるが。

 

「先輩の妹に声をかけておくのは当然でしょう。来年は、俺が生徒会長として後輩たちを引っ張っていくんですから。笹凪もそうは思わないか?」

 

「何か面白いことをしてくれるのなら、一学生として俺は楽しむつもりですよ」

 

「はは、意外にノリの良い奴だな……俺との勝負には興味を向けない癖に」

 

「その時が来れば俺の方から挑ませて貰いますって。生徒会長らしくどっしりと待ち構えていてください」

 

 その時が本当に来るかどうかはわからないけれど、別にこの人と戦うのは嫌な訳ではない。

 

 挑発を交えながら会話をしていると、そこに鈴音さんが意を決したように割り込んでくる。

 

「私にメールを送ってきたのは、南雲生徒会長ですか」

 

「正確にはちょっと違うが、そんなところだ。お前が堀北先輩の妹だな?」

 

「はい、堀北鈴音です」

 

「まさか堀北先輩の妹が入学時はDクラスに配属されていたとはな、意外だった」

 

「何が目的だ南雲」

 

「ただ会いたかっただけですよ。先輩とその妹にね」

 

 品定めという目的でもあったのかな。嫌がらせの相手としては文句ないんだろうけど。

 

「先に言っておくが、妹を使ったところで俺から譲歩を引き出せると思わない方がいい」

 

「譲歩? まさか。俺が先輩の妹かつ可愛い後輩に、手を出すとでも?」

 

「勝つ為なら手段をえらばない。それがお前の筈だ」

 

「別に責められるようなことでも無いと思いますけどね。笹凪もそう思ってますよ、きっとね」

 

 どうなんだと言いたそうな、二人の視線がこちらに突き刺さる。後輩に圧力をかけるのは止めて欲しい。

 

「勝利を目指す為にありとあらゆる手段を用意するのは当然のことですよ……けれど俺は、最終的には正面突破になると思いますけど」

 

 金だろうと腕力だろうと、何もかもを置き去りにするほどの規模でぶん殴る。それが一番だと結論を出してしまう。別に小技を否定するつもりはないし、必要なら行使もするけど、真ん中だけはブレない。

 

「お前はそうだろうな。そういうタイプの人間だ……ん、人間?」

 

 何で南雲先輩は自分の発言に首を傾げているのだろうか、俺は間違いなく人間なのに。

 

「まあなんであれ水臭いですよ。先輩の妹なら、生徒会にだって誘いましたし、俺が卒業した後に生徒会長の座だって狙えるでしょうから」

 

「血縁関係で実力を推し量るな。俺がどうであったかは妹と関係がない」

 

「辛辣な評価ですねえ……妹さんはどうなんだ?」

 

 俺たちの視線が鈴音さんに集中していく。しかし彼女は臆することも戸惑うこともなく、深く考え込んでいるようだった。

 

「そうですね……いずれは、生徒会の門を叩こうと思っています」

 

 少しだけ意外な発言である。彼女はそういったことにこれまであまり興味を向けている雰囲気はなかったからだ。

 

 堀北先輩も、若干驚いているようにも見えるな。

 

「兄が言ったように、血縁は関係ありません……ただ、私がこの学園で、そしてクラスでどんな貢献が出来るかと考えた時に、そういった立場も必要になると思っていました」

 

「へぇ、良い子じゃないですか、堀北先輩」

 

「ですが、どちらかと言えばそれは勝利の為の行動です。生徒会役員となれば、何らかの形でクラスを有利に動かせるかもしれないと考えています」

 

「打算無しに生徒会に入るヤツなんていないさ。お前さえ良ければ今日からでもどうだ?」

 

 そんな南雲先輩の誘いに、鈴音さんは首を横に振った。

 

「いずれは、という話なので……一年最後の特別試験も控えています。二年になってある程度落ち着いたその時には」

 

「あぁ、楽しみにしてるぜ。ついでだし笹凪も入れよ」

 

「あんまり興味は――」

 

「ダメよ、入りなさい」

 

 鈴音さんが強い口調でそう言ってくる。拒否権など無いかのように。

 

「優秀な人を放置しておきたくないわ。後、できれば生徒会役員の席をこちらのクラスで一つでも多く奪って他は締め出したいのよ」

 

 なんて利己的なんだ。ここまで堂々と利益を求めるとは恐ろしい人である。利用できるものは猫でも使うつもりらしい。

 

 もし生徒会に入ったら美術部を辞めないといけないな……鈴音さんのこの様子だとおそらく問答無用になる可能性もあるので、それまでに資金調達は完了させておくか。

 

 まあホワイトルームからの刺客や、俺を警戒している南雲先輩が変な横槍を入れて来る可能性もある。目立つ上に強引になってしまうけど、部屋に置いてある作品を一気に放出して纏まった資金を引っ張って来てそれで終わりにしよう。

 

 それなら美術部を辞めて生徒会に入っても問題はない。目標金額と保険の為の余剰資金は貯まっているのだから。後は完全に趣味として活動すればいいか。

 

「ははは、優秀な妹さんじゃないですか。これくらい肝が据わってないと生徒会には入れそうにないですよ。堀北先輩もそう思いませんか」

 

「……否定はしない」

 

「そんな訳だ。お前たちが生徒会に来るのを待ってるぜ」

 

 どこか上機嫌になって南雲先輩はその場を去っていく。残された俺たちの間には僅かな沈黙が広がった。

 

 兄妹は少しだけ見つめ合い、しかし会話をすることなく別れることになる。

 

「行きましょう天武くん、授業が始まるわよ」

 

「良かったのかい?」

 

「えぇ……今は、目の前に迫った試験に集中したいの」

 

「そっか……君がそれで良いのなら、俺から言うべきことはなにもない」

 

 いつかこの兄弟がしっかりと向き合う日は来るのだろうか。鈴音さんもそうだけど、堀北先輩側もかなりこじらせているようにも俺には見えるんだが。

 

 まあ未来のことはわからない。けれどあの人の卒業も目の前に迫っている。どこかで時間を作るように説得してみるか。

 

 余計なお節介かもしれないけど、一之瀬さんの時はそのお節介を躊躇してしまったからな、今度は間違えないように行動するとしよう。

 

 己の愚かさで誰かが悲しむのはもうごめんだ。

 

 

 

 

 




原作読んだ時もそうだったけど、この試験は本当に鬼畜だと思う。高校生になにをやらしてるんだと……月城さんの罪は重い。でもここにはゴリラがいるからね。
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