ラブライブ!鑑賞中に思いついた妄想100%で出来ております。
あふれるにこにー愛200%でお送りいたします。
にっこにっこにー!
プロローグ ―夕焼けに誓う想い―
空が燃えるような赤に染まり、町の向こうにある地平線の先に沈む紅の太陽が見える家の近くの丘の公園。
「…私ね、アイドルになる。世界一有名なアイドルになって、世界中の人を笑顔にする!」
その公園で夕焼けを見ながら、隣に座る少女が此方を見ずに、紅い太陽を見つめながら言う。
「…そうか、なれるといいな」
「あ、冷たーい!アンタも手伝うのよ!2人で世界一になるのよ?」
そう言ってこちらに顔を向ける。夕陽のせいなのか、頬が少し赤い。
「私達は、ずっと一緒。そうでしょ?」
「…そうだな。2人で、だ」
俺の言葉に満足したのか、綺麗な黒髪を持つ少女はにっこりと笑うと俺の前に右手の小指を突き出してくる。
「じゃあ、ゆびきり!」
「…ん」
ゆーびきーりげーんまん!と明るい声で約束のおまじないを紡いでいく少女。それは夕焼けの景色にとても映え、綺麗だった。
「うーそついたら、針1000本とデコピン1000発とげんこつ10000回と―――――――」
「まてやコラ」
明らかにおかしい罰の内容に俺は反射的に少女のデコに指での攻撃―――――所謂デコピンをくりだす。
「あいたっ」
「…調子に乗るな」
空いている左手でデコを擦りながらもゆーびきった!と言い切り勢いよくつないでいた俺の手ごと振りあげる。
「…宜しくね、キョウ」
「…途中でやめんなよ?にこ」
これが俺、御ヶ月響弥と矢澤にこの幼い日、夕焼けに誓った夢。
『世界一のアイドルになる』夢と『それを支える』夢。
色褪せた記憶の先の夢。しかしてその夢は色を失う事はなく、想いをさらに募らせて色鮮やかに顕在する。
☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆
「…んで、音ノ木坂に行きたいと。」
「そうよ!」
中学3年生の夏。夏休みを昼寝という方法で満喫していた俺は、にこの突然の家庭訪問という形で邪魔された。
そして家にやってきたにこの言葉が「音ノ木坂に入学するわよ!」だった。
「…そりゃまた、どうして」
「ここなら、まだスクールアイドルが活動してないから私が活動を始めるのにふさわしいでしょ?それに、今年から共学になるからキョウも入学できる。これ以上の優良物件はないわ!」
不動産か。
と、突っ込みたくなる気持ちを抑え、にこの言葉を反芻する。
スクールアイドルというのは、最近高校生の中ではやっている物である。女の子の憧れである、それまで雲の上の存在だったアイドルに気軽になれる、という事で瞬時に日本中に広がったアイドル。
初めの方こそ世間の風当たりが強く、あまり良い目を向けられていなかったが、スクールアイドルの中にはプロ顔負けの歌唱力やパフォーマンスをする者も現れ、段々とスクールアイドルに向ける目も変化してきた。
『世界一のアイドルになる』夢を持つにこにとって通るべき道であるのは間違いないだろう。
そして先にやっている先輩がいない、というのも好条件ではあるだろう…と、考える。
「…ふむ、確かに良いな」
「でしょでしょ!だから!進学先は音ノ木坂に――――「だが」―――って、なによ!」
言葉を途中で遮られ、不機嫌な顔を晒すにこ。しかし言っておかなければならない事がある。
「…お前、学力足りるのか?」
「…………そ、そう言えば今日は月刊スクールアイドルの発売日だったわね。さ、早速買いに行かないと………」
そう言って踵を返すにこの襟を掴む。恐る恐る後ろを降り返るにこ。
「………勉強、しような?」
「………に、にっこにっこにー………」
未だ反省の色を見せないにこを家の中へ引きずり込む。
「だ、大丈夫だ!問題ないにこっ!」
「…それ、死亡フラグだから」
何を間違えたのかいきなり死亡フラグを設立するにこを引きずりながらため息をつく。
――――――まったく、手のかかる幼馴染だ―――――――
過ぎてゆく日々は、二度と戻らないからこそ美しい。
これは、幼き日の夢を追い求める少年少女の物語。
夕焼けに誓った想いを胸に、さまざまな困難に立ち向かえ。
今この時は、今しか楽しめないのだから。
先に投稿しているリリなのの方はキッチリと完結させますのでご心配なく。
こっちはゆるゆると更新していけたらいいと思ってます。
気付いたら更新してますのでちょくちょく除いてやってください。
因みに好きなキャラ順に並べて…にこにー>>>>>>>越えられない壁>>>>えりちー>>>にゃーにゃーりんちゃん>>ツンデレまきちゃん>>>ラブアローシュート>>すぴりちゅある>>とろけることり>>リーダーほのか>>ダレカタスケテーの順です。
別にほのかちゃんやかよちんが嫌いな訳じゃないですよ?