転生者は破壊したい   作:ヒブナ

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第21話 -撹乱-

 

 

 

私達が団結するのは、権力のためではない

 

私達の愛するレースのために

 

私達のファンのために

 

私達の夢のために

 

互いに尊重し

 

互いに協力し

 

互いに切磋琢磨し

 

互いに邁進する必要があるからだ

 

それぞれの意志、それぞれの道、それぞれの夢、それぞれの経験

 

私達が持つもの、得たもの一つ一つがろうとなり、羽となり、やがては翼となることを信じて、私達は走り続ける

 

──ある元トレセン学園生徒の生徒手帳より。

 

 

 

 

 

 

────────────────────

 

 夏合宿を直前に控えたある日、トレセン学園のトレーニングコースの側で、4人のトレーナーが話していた。

 

「ねえ皆、夏合宿に向けての準備は、もう済んだ?」

「勿論」

「僕もバッチリです!」

「右に同じく」

 

 この4人は黄金世代の中の、エルコンドルパサー、スペシャルウィーク、グラスワンダー、セイウンスカイのトレーナーである。彼女らも、“彼女”や白子と同じく、夏合宿のための準備を進めていた。

 

「マヴェリッククロウと白子…あの二人は、三冠とダービーと距離が同じのジャパンカップを狙ってくるはず……皆、それぞれのところで勝つよ!」

「もちろんだ!」

「夏合宿で、あの二人に追いつけ追い越せ、やるぞ!」

「これまで、あの二人の力を見せつけられて来ましたが、いよいよ反撃開始です!」

 

 追われる立場となった“彼女”と白子の二人、黄金世代とそのトレーナーは、夏合宿を利用しての反撃という、単純明快かつ、有効な対策を打ち立てたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『さあ、最後のストレート、ここで後方で粘っていたマヴェリッククロウが進出!!』

 

 ブロックしてくる者はいない。

 

『ものすごい加速だ、外から来ている!中団から差していって前に出たホッコーチラン!振り切れるか振り切れるか!』

 

 必死に逃げるクラスメート、彼女は初の重賞、だけど容赦はしない。

 

『しかしマヴェリッククロウが並びかける!抜け出した!外から一気に薙ぎ払うかのようにゴールイン!!』

 

 怪我が治って初めてのレース、函館記念を、私は無事、白星で終えたのだった。

 

 

 

 

 

「悔しいなぁ…でも、無事に復帰できたってことだね、おめでとう、クロちゃん」

「ありがとう、今日の勝負、楽しかった。またこんな風にチランちゃんと走りたいな、また、一緒に頑張ろう」

 

 私は、今日の対戦相手であり、クラスメートのホッコーチランと握手をする。

 

「うん…!」

「まだまだライブが残ってる、私達のステージは、ターフだけじゃないよ」

「そうだね……翼のため!」

「うん、翼のため!」

 

 翼のためというスローガンは、有効に機能している。これは、ウマ娘達の中に『個であり全』という意識、まあ、細かく言うと『私達一人一人の力は少ないかもしれない、でも私達は銀翼という集まりの一員なんだ』という意識を起こすためのものなのだ。

 

 ライブを終え、白子の車に乗り込む。

 

「ご苦労だったな」

「うん、どうだった?私の走り」

「洋芝でも、特に乱れは見られない」

「それは良かった」

 

 自分では出来ているつもりでも、外から見れば全然駄目なケースもある、だが、うまく感覚を取り戻せていたようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『……以上で、本夏合宿の大まかな説明は終了だ。最後にもう一度言っておく、我々が使用する合宿施設は、一般の人々が利用する海水浴場の目と鼻の先だ。トレーニングを行う際は、絶対にその海水浴場に入らないように、各々、注意してほしい、以上だ。』

 

 夏合宿の初日、朝早くにバスで学園を出て、バスに揺られること数時間、私達は合宿施設へと辿り着いた。そして食堂に入り、昼食をとる前に、シンボリルドルフから説明が行われたというわけだ。

 

 説明を聞く限り、白子の言っていた通り、この夏合宿で行うトレーニングは強度の高いものだ。学園でやる基礎的なものがレベル1か2とすれば、こっちのはレベル5ぐらいである。

 

 まあ、強度とか、気候とかはどうでも良い、最も重要なのは、いつもと違い一部屋に4、5人が押し込められることにある。これじゃあ、ゆっくり日記が書けないじゃないか。一人部屋だから書ける内容もあるのに。

 

 ただ、クラスメート達と同部屋なので、寝るのを邪魔される心配が無いのは安心できる。

 

 

 

 

「ふぅーっ!!疲れた!」

「ですが、良いトレーニングとなりました」

「マナー講習まで時間があるから、少しゆっくりできるね」

 

 トレーニングが一段落し、私達は部屋へと帰って来た。ただし、まだまだ続きはある。ここからマナー講習だ。これは、アマリイーグリーナが加入したことにより行うことができるようになったものだった。

 

 時刻は夕方……よし、まずはここで決行だ。

 

「皆、ちょっと大事な話をしたいんだけど、良いかな?」

「クロちゃん?」

 

 私は、部屋にいるメンバーを自分のところに集める。

 

「私、今後の進路について、色々と考えてみたんだ、それで、この間、やっと決心がついたから皆に言っておこうと思ってね」

「決めたんですね、でも、大事…とは?」

「聞いたら分かるよ、ワールドちゃん、それと、これは私達だけの秘密……皆、私は──」

 

 その時のクラスメートの顔ときたら、鳩が豆鉄砲を食ったようだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そのことを話したのは、函館記念からの帰りだった。もちろん、相手は白子である。

 

「今後はどうする?私は君の意見を尊重しよう」

「夏のレースについては、あんまり考えて無いんだけど、1つ決めたことがあるんだ」

「…む?興味深いな、聞かせてもらおう」

「菊花賞、出ない」

「……!」

 

 私がそれを伝えたとき、ルームミラーに映る白子の目は、見開かれていた。まるで、後部座席からでかいハサミが出てきた時のようだった。

 

「…もしもし?」

「……フフフッ…ハハハッ!!」

 

 そして、白子は笑った。今まで見たことが無いぐらいに。

 

「否定しないんだ、初めての育成ウマ娘が、無敗の3冠を捨てるってのに」

「君は今まで、十分な功績をあげてくれている、むしろ、これ以上暴れられると、私も命を狙われるかもしれないな」

「冗談きついよ」

「ああ、命というのは、不適切だったな。だが、私達への警戒は、最高潮になっているだろう。だから、他のウマ娘が菊に備えたトレーニングを行っている間に、銀翼のウマ娘達のトレーナーは、こちらの味方となるよう、取り計らっておきたい」

「まあ、敵を増やすのは良くないしね」

 

 ウマ娘にはウマ娘のネットワークがあるように、トレーナーにもトレーナーのネットワークがある。私には進出しづらい領域なので、ここのところは、白子に任せておくしかないのが実情だ。

 

「そこで…だ、君に頼みがある。私は今まで、他のトレーナーとは対戦相手の情報共有のみを行ってきた、だが、現在の状況を分析すれば、彼らを味方につけるためには、それだけでは力不足なのが否めない……君ならば、理解できるだろう?」

 

 私は他のトレーナーを手懐けるためには、共有する情報の質をワンランク上げる必要があるいうことだと解釈した。

 

「うん、続けて」

「了解した、そこで、君のトレーニングやレース経験をまとめ、それらの中から機密にあたらないものを選別し、他のトレーナーと共有することを、私は考えたのだよ」

 

 白子の言うことは最もだった、確かにそれならば、トレーナー間の関係は進むことだろう。

 

「まぁ、トレーニング方法については、常にブラッシュアップしてるから問題無いね、でも、レース経験は、マイルレースを中心に共有して欲しいかな。私、これからは、中距離と長距離をメインに走っていきたいから、なるべくかぶらないほうが良いと思う」

 

 もちろん中距離と長距離をメインに走るのは、黄金世代と被るからである。

 

「成る程…では、協力してくれるな?」

「善は急げ、帰ったら早速やろう」 

「了解した、面白くなりそうだな。君のお陰で、私は人生を他人の倍楽しめそうだ」

「それは良かった」

「それで、菊を捨てる事を、君はいつ発表する?」

「正直悩んでる」

 

 これは本当の気持ちだった、前世の私はアスリートとは無縁の世界にいたし、政治家にも興味はなかったから、この世界においても、そういった重大発表を行う駆け引きをやったことはない。故に、これには他人の知恵が必要だった。

 

「ならば…夏合宿の終わりあたりにしてはどうだろうか?」

 

 そして、白子はそう提案してきた。

 

「どうして?」

「君の意思は、恐らく世間に大いなる影響を与えるだろう、そしてそれは、学園のウマ娘達もそうだ。君は世間の意見など気にはしないだろうが、学園のウマ娘となれば、話は別だ。君に失望するウマ娘も出てくるだろう」

「それはそうだね」

 

 彼が指摘してきた点に関しては、ある考慮していた。私は菊を捨てることを、銀翼のウマ娘が増えすぎないためのふるいとして使おうと考えていたからだ。 

 

 しかし、ふるいを使うタイミングが、まさか夏合宿の終わりだとは…

 

「……」

「どうした?」

「いや、もっと早いタイミング…夏合宿の前とかでやったら、どうなるのかなって思ってさ」

「その場合は、恐らくほとんどメリットが無いだろう。君が考えなしに物事をやるウマ娘ではないとは分かってはいるが、それはあくまで私と君の中での話、外部からはダービーの怪我で怖気づいたと判断される可能性が高い。それに、黄金世代にも立ち直りのチャンスを与えてしまう」

 

 どういうことだと、私は思った。

 

「夏合宿とは即ち、都会であるトレセン学園とは違う環境でトレーニングを行い、秋以降のレースに備えるもの…これが、君たちの中での、夏合宿だろう?」

「そうだね」

「では、これをウマ娘サポートの専門家であるトレーナーの視点で分析するとしよう。違う環境でのトレーニングは、ウマ娘に新鮮さによるトレーニングの意欲向上をもたらし、さらにコンクリートジャングルの東京との気候の差によるトレーニングの質の向上をもたらす。」

「なるほど…気候の差…」

 

 新鮮さに関しては効果はあるだろうと前々から思っていたが、気候の差に関しては、全く目をつけていなかった。こうなってしまった原因は、恐らく私が今までやってきたことにあるのだろうと私は考えた。

 

 私の地元は一口に言うと、『面倒な気候』。夏は蒸し暑く、冬は雪が積もる。湿度ランキングでは堂々の一位。そんな場所でオールシーズン滅茶苦茶なトレーニングをやってきて、作り上げたのは、気候の変化をものともしない肉体だ。厳しい気候のアラビアあたりでも耐えられるんじゃないだろうか?ともかく、こんなところでその弊害が出てくるとは、私も思わなかったのだ。

 

「そして、これはオンワードドライブ君のトレーナーから学んだことなのだが、夏合宿のトレーニングは、そういった気候の違いによるパフォーマンスの向上を見越してからか、通常よりも強度を高くする傾向があり、その効果も必然的にたかくなる………ここまで言えば、君なら分かるな?」

 

 その時の白子はニヤリと笑い、ルームミラー越しにこちらを見ていた。

 

「…あえて動かないことで、暗に三冠路線をちらつかせ、菊花賞を狙うウマ娘に私の存在を脳裏に置かせ、夏合宿中に私対策のトレーニングをさせる………それで、その終わりに出ない事を公表する事で、黄金世代を撹乱して、秋以降の戦いを有利に進めるってことだね」

「…む…その答えでは60点だ。君の仲間達のことを忘れているからな」

「…成る程ね、撹乱のついでに銀翼のウマ娘達が、割り込む隙をこっそり作ってあげるってこと?」

「そういう事だ……それと、もっともらしい理由を考えるというのが必須の条件にはなるのだが、仲間たちに菊を捨てることを打ち明けても良いだろう」

「…」

「君の仲間たちは、君を邪魔するようなことはしないだろう、彼女らにとって、君は恩人のようなものだ。…む、どうした?」

 

 白子はこちらに目をやる。言いたいこと…そんなのは決まっていた。

 

「面白そう、最高だよ、そっちの言うタイミングで記者会見をやろうか」

 

 これは、嘘偽りのない、心の言葉。だって、夏合宿を控えた私に、楽しみが増えてしまったのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「菊花賞に…でない?それって…それって……三冠を、捨てるって事だよね?」

 

 エアジハードが、こちらまで歩いてくる。理由によれば手も出るぞと言う顔だ。彼女は皐月賞を目指していたからだろう。

 

「落ち着けジハード、最後まで聞かねぇと駄目だ」

 

 しかし、そんなエアジハードを静止したのは、なんとサクラナミキオーだった。

 

「クロ、教えてくれ、どうしてその決断に至ったんだ?」

「うん、私は私なりに、競争ウマ娘にとって、どんなことが、本当に必要な事なのか、考えてみたんだ。それで至ったのが、自分の道は、自分で切り開くってこと」

「詳しく教えてください」

 

 私の言葉に対して、アグネスワールドが、そう言葉を添える。

 

「うん、もちろん。私は、幸せになるために

この学園に来た。ここに来る前は、三冠こそ至高だと思ってた。でも、ダートを走ってる娘もいれば、ハードルや生垣を飛び越える娘もいる……とどのつまり、色んな道を、ここに来て知ったんだ。だから、私は、出来る限り、誰もやらなかった事を、やってみようと思う。つまり、三冠とは違う…いや、三冠をも超える、そんな道を、探してみたい……そのためには、三冠を捨てて、研究、調整、トレーニングに集中するのが大事だって思ってる」

 

 私は、クラスメート達の目を見つつ、そう語りかける。

 

「もちろん、この道は、期待を裏切るもので、結構複雑に受け取られるものだってのも分かってる。でも、私はやる。新しいことをやってみるのが、応援してくれてる皆に応えるための方法だと思うから。それに、皆っていう仲間が居て、その支えがあるから……私達に翼があるからこそ、できることだと思うから」

 

 私がそう言うと、周囲には、沈黙が走る。

 

「アタシは良いと思うぜ」

 

 真っ先にそう言ってのけたのは、サクラナミキオーだった。こういうことなら真っ先にノーと言いそうな彼女がである。

 

「三冠路線が王道なのは分かってる。アタシ自身、クロが三冠を目指さないってのは、凄く残念だ……でも、それはあくまでファンやトレーナー、周囲からの視点、アタシら個人からしたら、必ずしも、目指しているものが、他人と一致するとは限らない。それに…………望まないレースなんて、走っても何にもならないだろ?」

「ナミキオーちゃん…」

「皆、アタシらは本来、様々な環境で、様々な目標を持っていた個人が集まったモンだ。仲間が新たな挑戦をするんだったら、それを尊重する。アタシらで、そう誓いあっただろ?」

 

 サクラナミキオーは、クラスメート達にそう呼びかけた。正直驚いた。

 

「ごめん、クロちゃん。クロちゃんの新しいチャレンジ、邪魔するところだった」

 

 エアジハードは、こちらに頭を下げる。

 

「大丈夫、ジハードちゃん、疑問を抱く娘も、少なくない筈だから、でも、ジハードちゃんみたいに、理解してもらえるって、信じてるから」

「胸を張ってください、クロちゃん。今の私が、ここまで頑張って来れたのは、クロちゃん、貴女がいつも、ライバルとして私達と共に歩む…いえ、走る心を持ってくれていたお陰です……教えてくださってありがとうございます。私は、クロちゃんがどんな道を歩もうとも、ライバルとして共に走っていきます」

 

 アグネスワールドは私の目を見て納得したようで、私の言葉に賛意を述べた。

 

「気持ちは同じだよ」

「私達でやろう」

 

 そうすると、同じ部屋にいた他のクラスメイトも次々に賛意を述べた。

 

 

 

 自室での告白から少し、私はマナー講習の場を借り、ウマ娘達に、自分の決意を伝えていった。もちろん、聞かれていないか確認し、内密であると約束した上である。サクラナミキオーが再び私に賛意を示してくれたこともあり、私の進路は受け入れられた。アマリイーグリーナなんて目を輝かせていた。

 

 私が狙っていたものであり、白子の言う通りの展開だ、積み重ねてきたものは、裏切らなかったのだ。

 

 大事な所だけで良い、私の言葉が心に響くように、彼女らに“翼”というアイデンティティを与えた。

 

 その“翼”はスイッチなのだ。そのアイデンティティを持ち出すことによって彼女たちの疑う心を薄めるための大事な。実際に効果はあったようで、黄金世代の調整を狂わせるといった目的に、気づく者はいなかった。これには、彼女達が元々、あまりレベルの高いクラスのウマ娘ではないことも、関係しているのかもしれない。

 

 そんなこんなで、今のところ、羽を固定するための蝋は上手く固まっている。

 

 ただ、油断してはいけない。時間をかけて、蝋をボルトに変えていかなければ。

 

 

 

 そして、私は部屋に戻った後、サクラナミキオーに、自分を支持してくれた理由を聞くことにした。私は、彼女があんなことをした理由が純粋に気になっていた。私は彼女に多少は恩を売りはしただろうけど、わざわざ弁護してもらう程のことはしていないと思ったからである。

 

「ナミキオーちゃん、今日はありがとう、でも…どうして、私を手伝ってくれたの?」

 

 私がそう質問すると、彼女は少しの間黙っていた。だが、やがてこちらに向き直ると…

 

「…クロには、アタシの姉貴と、同じ道を辿って欲しくは無いと思ったんだよ……クロ、お前は伝統に屈さないって、アタシは信じてるからな」

 

 と言い、部屋を出ていった。

 

 そうだったのかと、頷いた私とは対象的に、エアジハードは首を傾げていた。

 

「ジハードちゃん、どうしたの?」

「私さ、クロちゃんが転入してくる前、ナミキオーちゃんの実家に遊びに行ったことがあるんだよ」

「うん」

「…ナミキオーちゃん、長女だよ」

「…え…?」

 

 他のクラスメイトと同じく、私は驚いた。ただ、それならば、サクラナミキオーには何かがあるはず…詳細を知れば、使えるかもしれない。

 

 

 

 

 




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今回の最初の表現は、これまでに用いてきた未来視点からの回想とは別の方法で、後年に主人公達の足跡を振り返っていくスタイルにしています。映像の世紀を参考に『当時を生きた人々の証言』のような感じで書いています。


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