ジョルノの姉として転生したオリ主の館生活 作:アルトリア・ブラック(Main)
・無駄親子+オリ主が館生活してます。
・DIOの娘がいます。
・ジョルノの姉がいます。
プロローグ『DIOの子供』
皆さんは転生というのは知っているだろうか
本来ならあり得ない前の人生の記憶を持って生まれ変わるという意味だ。
言っている意味が分からないかもしれないが、私も分からない。
「へへへ…一回ぐらい良いじゃねぇか」
もう獣かと言いたくなるぐらい最悪な義理の父親に吐き気を催してしまう。
「やめっ…」
前世自分が何かしたかと言いたくなるぐらい、この世界では母親と義理の父親に虐待されていた。
「姉さん…!」
ジョルノが前に立ち塞がり、守ろうとして来る。
「退け!!」
そう言ってジョルノが彼に殴られる。
「ハルノ!!」
駆け寄ろうとしたが、服を脱がされかける。
「やめっ…」
次の瞬間、義父が吹き飛ぶ
「ぶふっ!!?」
「…え?」
自分の影から出てきた自分と同じ身長のモノ
「…もしかして…」
この世界……ってもしかして
「(…いや、何となく想像してたけど…)」
ジョルノという名前に既視感があったのだ。
偶然の一致の可能性も考えたのだが、どう考えても偶然とは思えない点が多々あった。
弟の肩と自分にある星形のアザ
最低な母親曰く、自分は実の父親譲りの容姿らしく『化け物みたいな目まで似る必要ないのに』とまで言われた事があった。
そこまで来れば最早、答えは出ており、自分はDIOの娘じゃないかという判断になった。
(…いや、原作には娘はいないから…勘違いの可能性が高いな、ウン!!)
ぶん殴って伸びた義父を他所に弟の手を取って家の外に出る。
「姉さん…だいじょうぶ…?」
不安そうにするジョルノに「大丈夫だよ」と答えるが、本心はこれからどうするか悩んでいた。
あの家にいたら身が持たない。
かと言って子供二人が生きれる状況ではない。
「…母さんが帰って来たら家に入ろう」
「うん」
DIOは部下のスタンド使い達を増やす為に、出かけたりする中、一つの噂を耳にした。
それは逃げた食糧の女が身籠った状態で逃げたということを
「可能性を考えなかったわけではないが、こうも面白くなるとは思わなかったが」
食糧の女が暮らしている場所に行けば、身知らずの物言わぬ物になっている男と、二人の子供
そして、顔面蒼白で震えている食糧の女
その物になった男をバキバキに叩いている黒い影のようなスタンド
(…出しているのは娘の方か…)
黒いスタンドには目がない分、些か怖い風貌だが、それに見合っただけの能力を有しているように見えた。
バキバキという音が響き渡る。
すると…
「ほぅ…」
「!」
その声に驚いたのか、少女が見て来る。
「ふむ、殴っているように見せて殴っていないのか…」
よく見れば影は殴ってはいるが"殴打された痕がない"
「…DIO…様」
食糧の女の言葉を無視して、スタンドを出している娘にザ・ワールドを見せると男の子の方もザ・ワールドを見て来る。
(見えているな、二人とも)
黒髪の方はジョナサンに似ているのだろう
しかし、スタンドを使える娘とスタンドが見える息子なら将来使えるだろう。
優しい笑みで二人の下に行く
「…は?」
思わずそうこぼしたのはDIOの館にて執事をしているテレンスであった。
ある日突然、主人が出かけ、戻って来た時には二人の子供を連れていた。
しかも、主人は「私の子供だ、面倒を見るように」と言ってくる始末。
片方の男の子の方は主人には似ていないが、片方は明らかに主人にそっくりな見た目をしていた。
「よろしくお願いします」
「え?あ、はい、こちらこそよろしくお願い致します…えっと」
主人を見ると「ダイアナとジョルノ」と答えてくる。
「ダイアナ様、ジョルノ様」
そう言って二人は新しい館の人間になった。
子供というからには心底手を焼くかと思ったが、全く手を焼かなかった。
特に長女の方など自分で何でもこなしてしまう為、困った事と言えば女性物の服のことや身体的悩みについてだった。
そこら辺はマライヤに頼めばなんとでもなるので、本当に何にも手が掛からなかった。
弟のジョルノの方は何を思っているのか分からないぐらい無言なことが多く、姉にベッタリであったが、こちらも手を焼くことはなかった。
「本当に手のかからないお子様方です」
本を読んでいる主人に血入りのワインを出す
(…本当にDIO様のお子様なのかな)
そう思っているとDIOがジト目でこちらを見て来る。
「今何か失礼なことを考えただろう?」
「いいえ」
「……」
キッパリと言うテレンス
「弟の方は知らんが姉の方は優秀なスタンドを持ってるぞ、お前も気をつけるんだな」
そう言って笑う主人
「失礼ながら、ダイアナ様のスタンド能力を伺ってよろしいでしょうか?」
そう言うと主人は本を閉じ立ち上がる
「ちょうどいい、ヴァニラとンドゥールはいるか?」
「はい、館におりますが…」
「他の者はいるか?」
「マライヤとミドラー、エンヤ婆とホルホースはおりますが…」
「ならば全員呼び出せ、話はそれからだ」
「はい、かしこまりました」
背を向けるDIOが歩いて行く
【登場人物】
ダイアナ・ブランドー
ジョルノの双子の姉、DIOの館から離れて母親が結婚し、その結婚相手から虐待されて育っていた。
原作知識はあるが、虐待のせいで常識人から逸脱している部分もある。義父から性的虐待をされた事もある。そんな中、スタンド使いの子供がいると興味を持っていたDIOに発見され、子供であるという事も判明した為、結果的に館に連れて行かれる。
ジョジョの知識はあるものの、3部までしかないが部分的にDIOに息子がいるというのは知っている。
【容姿】
ジョルノと違い最初っから父親譲りの金髪で、父親譲り、しかし、目元はジョナサンのような感じ
【スタンド能力】
真っ黒い姿のスタンドでイメージは黒桜の使役する影を人型サイズにした感じ、人間の中身を作り替え、自分の意のままに操る事が出来る(自分の願ったモノを叶える能力)もう一度触れれば元に戻る
【性格】
生きる為なら何でもするタイプ。
義父達よりもDIO達の方を信頼してはいるが、無条件に気を許したワケではない。
特段父のようになるつもりもない、平和に生きたいけど、スタンドを持ってしまった以上ロクな未来にならないと俯瞰してる部分もある。
ジョルノ・ジョバーナ
ダイアナの双子の弟
母からはネグレクトをされ、義父からは虐待されて育った。しかし、姉から庇われたりした事もあり原作より姉という存在に依存している。
それでも原作ジョルノに近い性格をしているが、途中でDIO達に拾われたため、ギャングに会わなかった為、自分に自信がないのは変わらない
オリ主のみハルノと呼ぶ
DIO
逃げた食糧の女が二人の子供を産んでなおかつ、上の娘がスタンドを使えるという報告を受け、ジョースター一行が来る前にジョルノ達を見に来る。
息子の方もザ・ワールドが見えていたので、将来使える可能性があると見込んで館に連れて行った。