ジョルノの姉として転生したオリ主の館生活   作:アルトリア・ブラック(Main)

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番外編と本編と一応分けました。

次章に出て来るリキエルが「誰これ」という現象起こってるかもしれないので、一応彼らがどう暮らしているかの話になります。

リキエルって誰かが導けばジョナサンのような爆発力を持ってたんじゃあないかと期待して書きます。リキエルのパニック障害がだいぶ早い段階で来てますがお許しください。


番外編2話『異母兄弟』

ーアメリカ・コロラド州ー

 

リキエルは義理の家族から異母姉であるダイアナに引き取られてから半年後、悩まされていた疾患が治りつつあるのに安堵していた。

 

過去にまぶたが急に閉じる・汗が止まらない・息が苦しくなるというパニック障害を患っていた。

 

12歳の時に初めて発症し、以後も周囲の冷ややかな対応が更に症状が続いて重くし、生活に支障をきたすようになっていた。

 

今はだいぶ緩和され、昔より発作の頻度はだいぶ減った。

 

「姉さん、今日は遅いな…仕事でも長引いてるのか?」

 

高校から帰り、自宅に荷物を置く

 

義家族の元にいた時とは明らかに違う生活

 

姉との二人暮らしは寂しいが、それでも、姉は家族を大事にしてくれいると思う

 

スピードワゴン財団での仕事は世界のあちこちを回る仕事らしく、かなり大忙しとの事だった。

 

「…アイツら、姉さんに無理難題言ってないかな」

 

リキエルはスピードワゴン財団の存在はあまり好きではなかった。

 

DIOの子供ということ姉がスタンド使いだという事だけであちこちに連れ回しているんじゃあないかと思った事もあった。

 

(…まぁ、チベットに行ったのは完全に姉さんの趣味だというのは驚いたが…)

 

一緒に波紋の修行場に行ったが、その時の姉の戦い方が無茶苦茶だった(良い意味で)のを見て、自分の悩んでいた事が小さな事だと思えるようになってきたのだ。

 

普通に考えて、めちゃくちゃつらいであろう修行に楽しげに参加してたりしてたのを見て『この人みたいに強くなれるんだろうか…』と思ったのは懐かしい話だ。

 

姉はとにかく家族思いだ、それと、俺や姉さんが引き取られた花京院家の悪口を言われたらコンクリートの壁を殴って破壊するぐらいキレてるのを見て、この人は絶対に怒らせたらいけないと思った事もあった。

 

(…コンクリート破壊する腕力で、瓶割れるんじゃあね…?)

 

ジャムの蓋を開ける時に苦戦していた姉を思い出して「ん…?」と首傾げる

 

(あれか?腕力強すぎて瓶破壊するから苦戦してんのかな?)

 

冷蔵庫から出したジュースを飲みながらテレビを付けようとすると…

 

「あら、リキエル。宿題終わったの?」

 

「!?」

 

突然聞こえて来た姉の声にビクつき、飛び跳ねる

 

「…そんな猫みたいに驚かなくても良いじゃあない…」

 

「お、おかえり…いつのまに帰って来てたんだ…」

 

バクバク心臓が動く

 

姉は荷物を置き、整理し始める

 

「今日、仕事が終わらなかったから、ちょっと部屋で打ち合わせするわね」

 

そう言う姉の後ろには承太郎と花京院がおり、花京院は笑顔で「お邪魔します」と言って来る。

 

承太郎の方は相変わらず仏頂面だった。

 

「姉さん、花京院()()荷物、部屋に持って行くよ」

 

「え?良いの?ありがとう」

 

「………」

 

承太郎だけ放置して2階に上がって行くリキエルを見て承太郎が不満げな空気を出す

 

「…嫌われてますね、相変わらず」

 

花京院の声に「うるせぇ…」と返す承太郎

 

「なんでかしらね」

 

「お前のせいだろうが」

 

ダイアナの方を見て言うとニコッと笑い

 

「無愛想なのが悪いと思うのだけど」とニコニコ笑う

 

 

 

 

 

 

杜王町での一件が終わり、仕事部屋で今後の打ち合わせをある程度し終わる。

 

承太郎が先に帰ったのを見て、花京院と二人で話していると…

 

「姉さん、花京院さん、コーヒーとお茶持って来たよ」

 

「あら、ありがとう」

 

「ありがとう」

 

二人に出すリキエル。

 

承太郎が帰って行った後を見計らい出すなんて、本当に承太郎の事が嫌いなのだろう。

 

「仕事無理しないでね、姉さん」

 

尻尾が生えているように見えるぐらい嬉しそうにするリキエルに花京院は笑いそうになる。

 

「リキエルも早く寝るのよ?」

 

「分かってるよ」

 

階段を降りて行く音を聞き、花京院は笑みが溢れて来る。

 

「どうしたの?典明」

 

「…いや、彼、本当に君のことが大好きなんだね」

 

そして、露骨に承太郎のことが嫌いなんだねと笑うとダイアナは首を傾げる

 

「そうかしらね、反抗期らしい反抗期がなかったから不安なのだけど、仲良いと見える?」

 

「そりゃあ見えるよ(コンクリートの壁割った人間に反抗なんて出来るはずなんてないんだろうけど…)」

 

リキエルの悪口を言って発作を引き起こさせた学生にガチギレしたのを思い出す。

 

さすがに自分より年下の人間に手を出せなかったのか、コンクリートの壁を破壊して威圧していたのを見て『承太郎と血縁関係なだけあるな…』と引き気味な感心したのは懐かしい話だ

 

もうここまで来るとスタンドがおまけとなるのも無理はない。

 

お茶を一口飲み、気持ちを切り替える。

 

「イタリアに本当に行くのかい?」

 

「えぇ、行くわ、康一くんや典明に任せるのも気が引けるし、私の問題もあるから」

 

「……」

 

ダイアナの言葉に『無理だけはダメだよ?』と言うと微笑み「ええ」と言う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギィィイイと扉が開く

 

「ボス。スピードワゴン財団との連絡がつきました」

 

「………」

 

銀髪に赤いスーツ姿の男性の言葉にボスと呼ばれた男は、自分の膝に腕を乗せ

 

「… 今回来る客は絶対に傷つけないで欲しい。特に、この女性に関しては」

 

そう言って写真を見せる

 

「はい」

 

「…このノイズの中にある記憶が本当なら、彼女と会って話がしたい。本当にこの記憶が正しいのなら…」

 

「はい、わかりました」

 

そう言って赤いスーツの男性が部屋から退出する。




本編投稿しても、番外編描きたくなったら番外編を割り込み?かなんかで投稿しているので話数増えたりしてるかもです。
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