戦姫絶唱シンフォギア 戦え!戦闘メイド長!? 作:桐野 ユウ
「それでは、翼様・・・・・・今日の仕事なのですが。」
「・・・・・・えっと?」
風鳴 翼は困惑をしていた。彼女の目の前に眼鏡をかけてスーツを着た女性が立っているからである。
しかも、彼女はどうみてもメイド長事アルべリアスなので、なぜ彼女はスーツを着て緒川のような格好をしているのだろうかと思い聞くことにした。
「あ、あのメイド長さん?」
「なんでしょうか?」
「どうして、今日はマネージャーを?」
「実は、緒川様に頼まれまして、今日は奏様の方にマネージャーとしていくようなのですが。翼様の方を頼まれまして承諾をしましたのであります。」
「な、なるほど・・・・・・」
翼は納得をして、メイド長は今日の仕事の内容を説明をしてから移動をして車に翼が乗ったことを確認をして、扉を閉めて自分も運転席の方へと移動をする。
エンジンをかけるとアクセルを踏み車はゆっくりと動きだした。
「目的までの最適ルートを検索、以降ドライブモードへと移行します。」
メイド長は自身の装備されているナビモードを起動させて、車が混んでいない場所などを検索をしてその道を走っていく。
そして仕事をする場所に到着をして駐車場へと止めてから翼を降ろして、仕事場まで一緒に歩いていく。
「始めまして。私はマネージャーを務めております。小倉 愛依(おぐら めい)と申します。」
この偽名も緒川によって用意されたものを使用をして、彼女は自分ではそう名乗らないのでなかなかなじめないなと思いながら、名刺などを渡して翼は仕事モードへと切り替えて仕事をしていた。
マネージャーである彼女は、翼が仕事をしている様子を見ながらテレビ局には始めてきたのでじーっと録画をしていると監督さんが困っている様子だ。
「何!?今日来る予定だった子が怪我をした!?」
「はい・・・困りましたね。翼さんの相手をするメイドさんがいないんですから。」
「・・・・・・・・・・・・」
メイドという単語を聞いてうずうずしていると監督さんはメイド長に気づいた。
「おや、あなたは確か風鳴 翼さんのマネージャーさんですか?」
「はい、小倉 愛依と申します。」
「・・・・・・いい!」
「?」
「君!早速準備をしてくれ!」
「はい!」
「え?あの?」
メイド長は突然として、連れていかれていき翼の方も一体何をするんだ?と思いながら、次に現れたのはいつものメイド服とは違うが、メイド長だった。
「え?」
「・・・・・・・・・」
まさかメイド長も、自分がいつもつけているメイド服を着ることになるとは思ってもいなかったので彼女はメイドさんのお料理教室のメイドとして、翼のサポートをする番組なのだが、本来のメイド役をする子が怪我で来れなくなってしまったことで急遽来ていたメイド長にやってもらうことになった。
「というわけで!愛依ちゃんよろしくね?」
「はい、翼様よろしくお願いいたします。」
「あ、はいよろしくお願いします。」
こうして番組は始まり、メイド長は翼のサポートをする感じなので楽にしていた。普段やっていることを逆にしている感じなのだ。
そして番組の収録が終わり、メイド長は翼と共に監督に挨拶をしてから帰ろうとしたが・・・・・・
「あの、メイド長さん着替えは?」
「・・・・・・そうでした。ついいつもの癖で着たままおりました。」
彼女は急いでメイド服を脱いで、スーツに着替えて次の仕事場へと向かい彼女の一日が終わった。
それから数日後、響と未来は寮のテレビをつけていると翼の番組が始まったので見ているとメイド長の姿を見て二人は驚いている。
「うええええええええええええええ!?」
「え?メイド長さん!?」
テレビに翼と共に写っていたのは、メイド長だったので響達は驚いてしまう。それはクリス、奏たちも驚いており、なぜ彼女がテレビに出ているんだろうと思いながら見ていた。
一方でその本人は何をしているのか?潜水艦にてアキヒサの両腕を開発を行っていた。妹たちの手をベースに明久の両腕に合うように改良をしているところである。
場所が変わりアメリカ、ピンクの髪をした人物は日本のテレビを見ていると翼とメイド長が映っているのを見て目を見開いた。
「!!」
彼女はメイド長を見てから、さらに涙を流していた。かつて自分の妹を救った後世界を知るために旅をするといって去っていく、かつての家族を・・・・・・
「マリア姉さん、ってメイド長さん!?」
「セレナ・・・見て頂戴。日本のテレビに彼女が映っているのよ。」
「本当だ・・・・・・来ている服は違うけど、メイド長さんだ。元気そうでよかったよ。」
セレナと呼ばれた少女はホッとしており、彼女が元気そうでいるのでよかったと思い、数か月後に新たな事件が始まることに、まだメイド長達は知らない。
次回 フィーネ事櫻井 了子が起こした事件から三か月が経ち・・・・・・メイド長はナーベ、シズと共にツヴァイウイングと共に会場へと来ていた。
この日は世界の歌姫と呼ばれる人物「マリア・カデンツヴァナ・イヴ」が来日をしてツヴァイウイングとの合同ライブが行われるからだ。
メイド長はマリア様・・・か、と呟き、あの時の少女が綺麗な女性になっているのでホッとした。
だが突然としてライブ会場にノイズが現れて、さらにマリアがガングニールを纏い宣言をする!
次回「再会と新たな事件」
「私達はフィーネ!」