戦姫絶唱シンフォギア 戦え!戦闘メイド長!? 作:桐野 ユウ
機動二課の研究室、メイド服を着た人物が何かの作業をしていた。そのその人物こそ、メイド長であった。
彼女は、小さい人形のようなものを作っていた。その姿は・・・・・・小さい自信と言った方がいいだろう。
「さて、この施設で作れたのは奇跡なものですね。では起動。」
スイッチを起動をすると二体の人形の目が点灯をする。二体は立ちあがると辺りを見てからメイド長の方を見ていた。
「メイ?」
「ドドド、ドドドド。」
「メイメイ、メイメイメイ!」
「ドー・・・・・・」
白いメイド服を着た人形に黒い服を着た人形はため息をついていたのを見てメイド長は、名前をどうしたらいいのかなと思いながら見ていたが、すぐに名前を決めた。
「白い服を着た子、あなたは今日から「メイ」です。」
「メイ!」
「そして黒い服を着た子、あなたは今日から「ドー」です。」
「ドー!」
二人の人形、メイとドーと名付けたメイド長、彼女達の能力はメイド長自身が使っている能力の人形タイプだが、それでも力などは本人と同等の力を持っている。
二人は彼女の肩に乗るとメイの方は嬉しそうに、ドーの方は顔を赤くしながらも甘えている感じなので、普段はクールに徹しているのですねと思いながら、メイド長は歩きだした。
「そういえば、この頃二課では忙しく準備が進められていますね。弦十郎さま曰く完全聖遺物の起動実験をするライブ会場の設置、ツヴァイウイングの二人も歌など忙しそうにしておりましたね。」
「メイ?」
「ドー?」
「あー二人は今日初めて起動をしましたからね。その弦十郎さまのところへと行きますよ?」
彼女は司令室の方へと移動をすると目的の人物が立っていたので挨拶をする。
「おはようございます弦十郎さま。」
「メイド長君、その方にいるのは?」
「はい、紹介します。メイとドーです。」
「メイ!!」
「ドー」
「何て言っているんだい?」
「よろしく!とよろしくお願いしますだそうです。」
あおいや朔也は、さっきの言葉わかるんだと思いながら、仕事を続ける。メイド長は次の場所へと移動をして、アキヒサの様子を見るためにやってきた。
彼は、メイド長が使用をしていたマスクとは違うのを装着をしており・・・・・・義手のマジックハンドを器用に使い掃除を続けていた。
「頑張っていますねアキヒサ。」
「メイド長、ってその方にいるのは?」
「メイとドーです。」
「メイ!メイメイメイ!」
「ドー、ドードードー。」
「よろしくねメイちゃんとドーちゃん。」
アキヒサは二人の言葉がわかっているみたいなので、二人は今度は彼の肩に乗り移りすりすりとしていた。
「メイメイメーイ。」
「ドードードー!」
「いや大丈夫だよドーちゃん、僕は気にしないよ。」
っと話をしている彼の様子を見た後、メイとドーは再びメイド長の肩に移動をしてアキヒサと別れて、ツヴァイウイングの二人の様子を見に行く。
おそらく、練習をしているので何か飲み物を持っていった方がいいと判断をしてスポーツドリンクを買って、トレーニングルームへと行くと二人は曲を踊り終わったところである。
「失礼します二人とも、スポーツドリンクを持ってきました。」
「お!ありがとうなメイド長さんって・・・・・・」
「メイメイメイ!」
「ドードードー!」
「可愛い・・・・・・」
翼はメイとドーの二人の可愛い姿を見て呟いた。メイは何かを察したのか翼に駆け上り、彼女の肩に乗った。
「ちょっと、私は今汗を。」
「メーイ!」
メイの右手が変形をしてうちわになり手を動かして彼女に風を送った。ドーも同じく奏の肩に乗り左手を変形させて同じように風を送る。
「ありがとうな、えっと・・・・・・」
「白い服を着た子がメイ、黒い服を着た子がドーですわ。」
「メイ!」
「ドー!」
それから数日が経ち、ツヴァイウイングの大型ライブ及び二課の完全聖遺物「ネフシュタンの鎧」の起動実験が行われる。
メイド長自身は裏方としてステージの裏側におり、何が起きてもすぐに行動がとれるようにメイ、ドー、アキヒサにはステージの入り口に待機をしているように指示をしている。
彼女自身、完全聖遺物とは因縁な感じがしており嫌な予感がしていたので、三人に指示を出していた。
ステージを見ているとツヴァイウイングの二人が歌を歌っているのを見て、彼女たちの歌は何度聞いていても綺麗だなと思いながら感じていると突然として叫び声が聞こえてきたので、何事かと見ているとノイズが現れたのを見て驚いている。
(どういうことですか?なぜノイズが・・・・・・まさかネフシュタンの鎧が暴走をしてノイズを引き寄せたというのですか?)
彼女はメイ、ドー、アキヒサに扉を壊すように指示を出して三人に観客を避難をするように指示を出して、彼女はノイズが襲い掛かろうとしているのを見て加速装置を起動をして右手に剣を生成をしてノイズを切り裂いた。
「さぁはやく!お逃げください!!」
「は、はい!!」
彼女は振り返るとノイズがうじゃうじゃと現れて人々に襲い掛かろうとしたので左手をつきだしてロケットパンチを放ちノイズを貫通させていく。
ノイズもメイド長に気づいたのか彼女に襲い掛かろうとしたが、先手必勝で目からビームを放ちノイズを次々に倒していく。
ステージのほうを見るとツヴァイウイングの二人もギアを纏いそれぞれでノイズと交戦をしていた。
だが奏の様子がおかしいのにメイド長は気づいた。
(まさか、奏様・・・・・・LINKERを使用をしておられないのですか!?それでギアを纏えば・・・・・・あなたの体はボロボロになってしまう。く!メイド長一生の不覚です。ん?)
右手を変形させて二連ビームガンへと変えて発砲をしてノイズを倒しながら彼女はジャンプをして脚部を変形させてブレード状へと変わり回転をしてノイズを切り裂いてステージの中心に着地をする。
「メイド長!!」
「観客の人は、メイたちに任せております。奏様、あなたさまはギアをすぐに解くことをおすすめします。あなたはLINKERを使っておりません。」
「な!?奏!!」
「わりぃ、くそ!!」
奏が突然として走りだしたので何かと見ていると瓦礫から女の子が現れてノイズが攻撃をしたのに気づいて奏はアームドギアをまわしているが、時間がなくなりアームドギアが欠けて刺さってしまう。
翼の方もノイズが迫り、奏の方へと行くことができない。
(あの感じは、奏様・・・・・・絶唱を使おうとしているのですか!?いけません!今のまま絶唱を使えば奏様は・・・・・・いけない。そんなこと絶対にあってはいけません!!なら私がやることは・・・・・・決まりました。)
「奏様、翼様・・・・・・後はこのメイド長にお任せください。」
「め、メイド長さん?」
「な、何をするのですか?」
「・・・・・・アクセスコード・・・・・・MAID、リミッター・・・・・・解除。」
すると彼女の体から煙が発生をしていき、両目が金色へと光っていく。システムリミッターを解除をした彼女は両腕、胸部アーマーなど装着されて行きノイズ達に加速装置を使い一瞬で切り裂いた。
さらに彼女は振り返り胸部アーマーが展開をして砲塔が現れる。
「メイドビーム!!」
メイドビームが放たれてノイズを薙ぎ払いながら砲撃をして、ノイズを次々に倒していく。
だが彼女の体も火花が発生をしていた。リミッターを解除をしたことで戦闘力は上がったが、彼女の負担は大きいものである。
「一気に決めます!!」
彼女は飛びあがり背部にガトリング砲、両腕は二連ガトリング砲、両足にミサイルポットへと変形させてターゲットロックをする。
「フルバースト!!」
一斉射撃が放たれて、次々にノイズを撃ち抜いていき全てのノイズは倒された。彼女は着地をして二人は近づこうとしたが・・・・・・
「今は来ないでください。」
「「!!」」
見ると彼女が立っている場所が溶け始めている。
「今、私はオーバーヒート状態であります。リミッターを解除をした後の戦いですぐに冷却システムが起動をするようになっているのです。」
「すまない・・・あたしのせいで・・・・・・」
「いえいえ・・・・・・これも気づけなかった私のせいです。ですが・・・・・・」
メイとドーが近づこうとしたが、周りの温度が違うのに気づいたのか立ち止まりメイド長に報告をする。
「メイ!メイメイメイ!!」
「ドー、ドードードー!」
「やはり、そうでしたか・・・・・・」
「なにかあったのか!?」
「はい、彼女達曰くネフシュタンの鎧が盗まれていたと言うことです。」
「「な!!」」
ぷしゅーという音と共に彼女の体から冷却システムが起動をしており、彼女の体温温度が下がっていく。
やがてオーバーヒート状態が解除され彼女は立ちあがるが、メイド服などはなぜか燃えておらず・・・・・・奏たちは、なぜメイド服が燃えないのだろうか?と思いながらメイド長はすぐに奏のアームドギアが刺さった子のところへと行き病院へと運ぶのであった。
次回 ライブ会場での事件はメイド長達の活躍で、被害は少なかったが間に合わずに死んでしまった人もいた。
だが何者がネフシュタンの鎧を盗んだのだろうかと考えるのであった。
次回「謎」