再会した幼馴染が引きこもり寸前だったから面倒見る 作:たーぼ
電子あるけど紙版コミックがどうしても欲しくて書店梯子してようやく全巻揃えた。
アンソロも買えたし穴場ってあるもんですね。カバー裏の四コマ見れるのが紙版の良い所。
今から今週のアニメ神回確定してるから震えてます。
あれから一週間弱が経過した。
後藤さんの作詞に何日か付き添いながらも、俺は俺でやりたい事があったのでここ三日は後藤家にお邪魔していない。
あくまで作詞をするのは後藤さんであり、俺は見ている事しかできない。関わると言っても踏み込むべきラインと引き際は弁えている。
今回は彼女がどれだけ集中力を切らさず作詞に取り組めるかを見ていたのだが、そこはやはり後藤さんだった。
俺がトイレ行ってる間に部屋に戻ってきたらなんかハートのグラサン掛けて謎の小躍りしてたり、本屋に出掛けて帰宅しまた部屋に行くといつ買ったのかも分からない自撮り棒を持って陽キャになりきっていたのだ。
単純にこの子はもうダメだと思った。ナニかが憑りついていないとああはならないはずだ。
お札代わりに本屋で買った作詞本を投げつけて興味本位に部屋を覗いていたふたりちゃんと一階に避難した。あれはお子ちゃまにはまだ早い。目に毒である。
その日から後藤さんを見ていないが、ある日俺は虹夏さんに呼ばれ後藤さんと一緒に下北沢駅までやってきたのだったー。
「ゆゆゆ許してくださいっ!」
「で、こうなったって訳」
「何が!? てかぼっちちゃんどうした!?」
下北沢駅の集合場所で後藤さんは見事な土下座をしていた。丁寧に『私は約束通りに歌詞を書き上げられませんでした』とプラカード的な物まで首から提げている。
往来の場で何やってんだろねこの子。階段辺りでトートバッグから何を出したかと思えばそれかい。その努力をもう少し違う方に使ってほしかったかな。
「ぜ、全然歌詞書き上げてこない私を吊るし上げる会では……?」
「そんな外道な事しないよっ」
被害妄想の化身かよ。こんなに優しい虹夏さんがそんな事するはずないでしょうが。
「じゃ、じゃあ今日集まったのは……?」
「そうだ、俺も目的聞いてないですよね。何かあるんですか?」
「あれー? 優人くんにもロインで伝えてなかったっけー?」
「いや、下北沢駅集合でとしか……」
何だ。妙にわざとらしい言い方なのがとても気になるんですけど。
てててっとほんとに高二かと思うほど可愛らしくこちらに寄ってきた虹夏さん。その顔はにこにこしていた。
「そうだっけなー? ごめん優人くん、ちょっと優人くんのスマホ見せてくれない? ちゃんと送ったと思ったんだけどな~」
何やら引っかかる言い方だが本当に気になってるだけという可能性もある。ロインもたまにメッセージ遅れてくる時もあるし。
俺は言われた通りのまま自分のスマホを虹夏さんに渡した。別に見られて困るようなものは何もないしな。
「ありがと~。……えーっと、これをこうしてこうっと……」
ん? メッセージ見るだけのはずが何か操作してない?
気付けば虹夏さんが自分のスマホと俺のスマホを交互に見ながらタプタプ(タップの事)している。え、何してんのマジで。
「ほい、招待完了承認オッケーっと。ようこそ優人くん結束バンドグループロインへー!」
「いや勝手に何してんだアンタ!?」
「いやぁ、せっかく色々協力してもらう事になったんだしグループ入れた方が便利かなって」
「だからっていきなり……え、じゃあ、メッセージの件は噓って事ですか?」
「うっそー♪」
ちくしょうっ、ふざけんなよ。
可愛い言い方しても俺は騙されんぞ。絶対許してやるだけだかんな! 笑顔可愛いかんな! はしもとかーんなっ!
「リョウさんどうしよう! 俺虹夏さんに押されると弱いかもしれない!」
「良い事聞いた。私も押してく」
「そこは自重しろよ」
「きゃーリョウ先輩! 私にも押してくださいー!」
「オメーもだよ」
そして後藤さんは一人突っ立ったまんま放置されていた。会話に入ってこれない疎外感オーラを出しまくっている。主に俺に。
いやごめんて。全部俺のスマホを勝手に操作した虹夏さんが悪いんだって。ついでに可愛いのも悪い。
返されたスマホには結束バンドのグループロインに自分が追加されている画面が表示されていた。
支えると言ってもこんな直接的にグループ内に入るのはどうかと思っていたのだが、今更退出しようものならもっと面倒な事になりそうなので止めておく。全方位から攻撃されてもおかしくない。
後藤さんのためにも話を本題に戻す。
「で、結局今日の目的って何なんですか?」
「んとね~、この前思いつかなかったけどまだあったんだよ。バンドらしい事」
「ああ、グッズを作る以外にあるんですね」
「うん」
虹夏さんは両の手をそれぞれLの形にして長方形のように繋げてこちらに向けてきた。
「アー写を撮ろう!」
「アー……?」
「ああ、なるほど」
確かにそれはバンドらしいな。後藤さんはいまいちピンと来てないけど喜多さんがフォローしてくれた。
「アーティスト写真だって」
「あぁ」
「今ある結束バンドのアー写にはぼっちちゃん写ってないしね」
「今ある?」
「前のも一応撮ってたんですね」
ちょっと気になるなそれ。
今後の参考にしたいから見せてもらえないだろうかと思ってたら、リョウさんがスマホを操作して見せてくれた。
「これ、この前ライブ出る前に撮った」
「うっ……」
あれ、この前のライブって喜多さんが逃げ出した時のやつ? 本人も少し気まずそうにしてるし図星か。
どう撮ったんだろうとリョウさんのスマホ画面に目を向けると、
「……行事写真で欠席した子みたいになってるな」
カメラからあえて目線を外しそれっぽくしてるリョウさん。元気よく体全体を使ってカメラ目線のままピースをしている虹夏さん。そして画面左上に生徒手帳の写真みたいにワイプ抜きされてる真顔の喜多さん。
うん、こりゃひでぇや。目も当てられねえ。いや逆に興味持たれるかもしれないけど。
「そんな訳で今日は天気も良いしアー写撮っちゃおー!」
「そっ、外でですか!?」
後藤さん、当然の反応である。いや普通は当然でも何でもないけどね。後藤さんを知ってる人ならまあそうなるわなって感じ。
「スタジオで撮るのはお金ないから無理。良い、ぼっちちゃん? アー写ってのはバンドの方向性とかメンバーの特徴を一枚で伝える大切なものなんだ」
「確かに、アー写によってパッと見ただけでこのバンドかとか、この人達かって覚えてもらえる可能性はでかくなりますね」
「その通り、ライブハウスのサイト告知やフライヤーや雑誌……どんな所で使われてもインパクトがある感じにしないと!」
「バンドやってく上では大事な事だってさ、後藤さん」
「……わ、分かりました。覚悟決めます」
「そこまでなのね……」
彼女はそういう生き物なんです。許してあげてください。
一応今までと比べたら成長してる方なんで!
「ぃよーし! それじゃあアー写撮影の旅に……レッツラゴー!!」
「おー!」
「お、お~……!」
「虹夏さんそれちょっとふる」
「ん?」
「何でもありませんですすいませんごめんなさい」
危ない危ない、もう少しで埋められるとこだった。
人間、深追いは禁止って言うものね。言わないか、言わないな、うん。
そこから俺達は下北の街を回った。
商店街を初め、乱雑に並べられた自転車の横、外に曝け出されて売られている古着屋、誰も通らなさそうな薄暗い路地裏、スプレーで落書きされたシャッター達、階段、フェンス、植物の前、そして公園。
虹夏さん曰く金欠バンドマンの定番所は大体見終えた。
今は俺の提案で休憩がてら自販機で飲み物を買っている。もう夏も近づいてきてるしそろそろ熱中症や脱水症状には気を付けなければならない。
「あとは良さげな壁とかかな~」
「っぽく見えますもんねえ」
ペットボトルの飲料水を飲んでいた虹夏さんが呟いた。
何となく言いたい事は分かる。退廃的な壁を背後に立ってるジャケ写とかたまに見るからな。要はバンドっぽく写っていたらいい訳だ。
「今日ギター持って来れば良かったわね」
「あっ、た、確かに……楽器持ってた方がさらにかっこよくなりそうですけど……」
「君達はね!」
君達はと強調したところで察しがついた。
「絵になるのはギターとベースだけでドラムは可哀想な事になるんだよ! 手に持つのはドラムスティックだけだよ!? みんなにこの気持ちが分かる!?」
分かりませんと答えたらどうなるんだろう。という興味が一瞬湧いたけどすぐに消す。
俺だってまだ長生きしたい。だが我らがリョウさんはそんな事もお構いなしにこう言った。
「可愛いじゃん」
「じゃあ今日だけ楽器交換しよ!」
「カッコ悪いからやだ」
一瞬で本音出てるじゃん。一ミリも可愛いとか思ってない言い方だったよあれ。
真顔で矛盾していくのほんと良い性格してるなリョウさん。ある意味一貫してて凄いと思う。全然憧れないけど。
そしてこのまま俺達は休憩を終えて続きの散策に向かった。
いくつかの候補は見つかったものの、これだと思ったものがなくただひたすら道を歩いていく。
その途中。
後藤さんの気配が消えた。
「……あれ、後藤さんどこ行った?」
半径十メートル以内なら後藤さんの気配を感じられるのに、それが突然消えたのだ。
後ろに振り向くも誰もいない。俺の前には虹夏さん達が歩いている。気配が消えてすぐだから近くにはいるはずだと思い、虹夏さん達から少し離れる。
また自分の世界に入ってどこかで座り込んでるか灰になってるんじゃないだろうな。
全身ピンクだから見つかりやすいはず。曲がり角に来て見渡すと、普通にいた。後藤さんが一人で知らない場所なのに自然と立てている……だと……?
彼女はある一点をじっと見つめていた。
こっちから見ても角度的にちゃんとは見えないが、何かある訳でもなくただの壁しかない……よな? 壁?
まさか。
「後藤さん、勝手にいなくなったりしたらダメだろ」
「……あっ、ゆうくん……これ、この壁なんですけど」
「ああ、やっぱりただの壁じゃなかったのか」
彼女に近づいて壁面を見る。
そこには誰かがスプレーで落書きでもしたのだろう。大木のようなものが描かれていた。壁一面にではなく端に描いてあえて大木全体を描かないところが無駄にアートっぽさを出している。何故壁に描くのかはまったく理解できないけど。
「後藤さんはこれが良いって感じたのか?」
「あっその、良さそうかなとは思ったけど……他にも良いとこあるかもしれないしやっぱ」
「よし、じゃあ俺はここにいるから虹夏さん達呼んでこい」
「えっ、えぇ!?」
「たまには自分の意見を言うって事もバンド内じゃ必要になってくるんだ。こういう時くらいバシッと行ってこい」
言葉のままに後藤さんの背中を強めに押すと、後藤さんは「あっうっあぅ……」と呻きながらもそそくさと走って行った。
支えるという事は甘やかす事ではなく、時には厳しくする事も含めて成長を促し支えてやるのだ。特に後藤さんの場合はその塩梅が難しく加減を間違うとこの前みたいになってしまう可能性もあるが、そこは俺の腕の見せ所である。
俺がここで待機しておく事で、後藤さんが上手く提案できなくても虹夏さん達がとりあえずこちらへ来るよう差し向ける事ができる。
これからは俺を孔明と呼んでほしい。パリピの方でも可。
しばらくすると後藤さんが虹夏さん達を連れてやってきた。
「うんうん、確かに悪くないね。よーし、じゃあここでアー写撮ろう! あ、優人くん撮影お願いしてもいい?」
「もちろん」
スマホ用の三脚を立てて壁をバックに四人が並ぶ。
髪を直したりしてる喜多さんや既にポーズを取ってるリョウさん。少しの沈黙のあとリョウさんの肩を組む虹夏さんと、横に一歩離れたとこで身動き一つせず俯いてじっとしている後藤さん。幽霊じゃないよね?
「撮りますよー。はい、アー写」
「……んんんんいや何その掛け声!?」
ちゃんと撮り終わるまでツッコミを耐えてた虹夏さん偉い。
「写真どうですかね?」
「ん~、メンバーのキャラは出てるけどいまいちバンド感が……。バンドっぽさを感じる要素がほしいなあ」
「バンドマンのお手本たる存在こと、私の表情の真似をしてみて」
「こういう事になるとめちゃくちゃ前に出てきますねリョウさん」
どこから来るんだその自信。無表情でそれ言えるのメンタル強者か?
「でもリョウ先輩の言う通りにすれば間違いないですよ! ねっ、後藤さん?」
「あっはい」
「虹夏さん、全肯定マンとイエスマンしかいません」
「そうなるとは思ってたよ~。まあ仕方ない、やってみますかぁ」
大正義エンジェルの許可が出たのでもう一度撮ってみる。
パシャリと音がしてスマホを確認してみると。
「何かお通夜みたい」
「俺には修羅場で殺される五秒前の人視点にしか見えません」
怖えよこの人達。何でそんな器用に真似できんの。目に光がないもの。殺る気満々の人にしか見えない。後藤さんは幽霊のままだし。
ひとまずここで撮り直しする事にして、一旦他の場所で撮影したものも確認する事になった。
「にしても喜多ちゃんはどの写真でも可愛いね~」
「そんな事ないですよ~」
俺には分かる。そんな事あるって思ってる反応だこれ。満更でもない表情してるし。
「あるある! 何ていうか、写真慣れしてるっていうか。ねっ、優人くん?」
「まあ、そうですね。普段から色んな人と仲良くしてるの見てるので、いっぱい撮ってんのかなって」
「ああ、それはよくイソスタに写真とか色々上げるからかも。ほらっ!」
言って喜多さんはスマホを見せてきた。
これが今若者の間で流行っているというイソスタか。トゥイッターとはまた違うのな。イカスパゲッティの略みたいだとしか思ってなかった。
何つうか……すげえな。この前のバイトでのメイド姿だったりタピってる写真だったり友人との自撮り、一番新しい写真にはピンクの頭がチラッと……あれ、見覚えあるなこのピンク頭。
これ後藤さんじゃね。知らんところで勝手に撮られてる感じか。まともに撮ろうなんて言ったら元の形保ってられないもんな。
いや、ていうかこんな青春真っ盛りな画面を後藤さんに見せたらヤバいんじゃ、
「おお~さすがSNS担当大臣」
「ゔぅッ!?」
「うわあ!? ぼっちちゃんが瀕死状態に!?」
「後藤さんどうしたの!? 死なないで!」
「あーこれは青春コンプレックス発動してますね」
「優人くん冷静すぎて頼もしいけどちょっと怖い!」
怖いのはうねうねしてる後藤さんの方では。およそ人間の動きじゃないぞ。
「こうなるとしばらくは元に戻らないですね。諦めずに声を掛けてあげましょう。声が届けば多少なりとも正常に戻るかもしれないかもしれないかもしれない」
「それどっち!?」
「あばばばばあばばばばばあばばああばばばばばばあばばッッッ!!」
「やだ後藤さん戻ってきて~!!」
十万ボルト喰らってるみたいな声してるな。変な思い出フラッシュバックしてそう。
「私が……私が下北沢のツチノコです……のこのこ、のこのこのこ……」
「いやー! 後藤さんが変な事言ってるー!!」
「いつもこんなんだよ」
「さすが虹夏さん、分かってきましたね。後藤さんがこうなった時は慌てないのが大事です。冷静に状況を分析して今もっとも後藤さんに投げかける最適な言葉を言ってあげるんですよ」
「最適な言葉?」
「そうです。今の虹夏さんなら彼女が言ってほしい言葉も分かるはずです。さあ、言ってあげましょう。後藤さんを元に戻すために」
ちょっと異世界転生モノの神様っぽく言ってみる。意外と違和感なく聞いてくれるから逆に恥ずかしいのは内緒。
虹夏さんは言ってほしい言葉というのを少し考えてから、首を縦に振った。
「うん、分かったよ優人くん! 結束バンドのまとめ役として、ぼっちちゃんを理解するためにあたしやるよ!」
「その意気です。今こそ後藤さんを目覚めさせる時!!」
「ぼっちちゃんもイソスタ始めてみたら?」
あ。
「そうよ! 友達になりましょう! バンド活動していくなら、メンバー個人のアカウントあった方がいいと思うし!」
「ああぁぁぁあああぁぁぁああぁあああっぁぁあぁああぁああぁあああぁあああああっぁぁぁぁぁあああぁぁああぁあああッ!!」
後藤さんがスパークした。文字通りの意味で。
「後藤さん!?」
「ぼっちちゃん!? 優人くんどうしよう! あたしもしかして間違えちゃった!? ぼっちちゃん死んじゃったけど!?」
「そうですね……」
しばし考える。耳をつんざくような叫び声でスパークしている後藤さんを元に戻すのは至難の業だ。
俺もここまでになるとは予想外だった。だってまさかトドメさして追い打ちかけるとは思わなかったし。死体蹴りやオーバーキルってこういう事を言うんだね。
仕方ない。
こうなったらアレを使うしかないだろう。
「でぇじょうぶだ。死んでもドラゴンボールで生きけぇれる」
「そんなのないよ!?」
ないのか。
そりゃ困った。
ぼっちちゃん役の人あの叫び声完全無加工でやってるから本当凄いんだなって。
うわあ!総合評価10000超えてる!?みんな好きだ!!
本当にありがとー!一つの目標が終わったら次の目標を目指すのが必然。
そんな訳でお気に入り3000と投票数500を目標にします。
高評価してくれる人の名前とかここすきしてくれてる箇所とかちゃんと見てるんで、良かったら高評価してくれーい!感想もたくさんくれーい!
では、今回高評価を入れてくださった
☆10:ArukuCEOさん、ちゅるっちゅさん、シュンカ0さん、おちつけさん、サニシキさん、のるは正直者さん、Ringseiranさん、アラフジさん、伯野さん
☆9:永遠ヨミセンさん、週休七日さん、如月慶人さん、ぽこらとさん、タンポポ雲さん、ATA999さん、ヘカトンケイルさん、けいちゃんこ鍋さん、妖しい妖さん、チュートンさん、ユウキG9さん、逆真さん、松の倒木さん、うっつんさん、ヨミタカさん、激甘麻婆さん、煎茶555さん、ハマディアンさん、アベンジさん、K.Irvingさん、廻りメグレさん
☆8:Financerさん
本当にありがとうございます!!
貴重な☆10をこの作品に入れてくださってありがとうしかない。そして☆9いっぱいくれるみんなのおかげでモチベ維持できてます。
どうにかして早くアニメに追いつきたい気分。