アカメが斬る!~アカメとクロメの兄~   作:シャラシャラン

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第二十話

 

 

 

 

 

 

 

 

 やぁみんな俺はウェイブ!

 早速だが皆に聞きたいことがある!

 

 普通、好きな人に首輪ってはめるか?

 

 俺は拉致もとい連れてこられた少年鍛冶屋のタツミを見る。

 先ほどまで街で武芸会をしていたのだがそこでの勝者である。見た目通り若く、年齢もそこまでいかないらしい。セリューより下、十代半ばか後半だろう。

 

「こんにちは」「こんちは~」

 

 今日一日いなかった兄弟のブラインさんと彼の妹のリリアちゃんだった。

 

「エスデス将軍、命令通りギョガン湖周辺の調査と情報収集終わりましたよ」

「報告たのむ」

「リリア」

「はい」

 

 そう言うとリリアちゃんは大きな地図を持ってきた。それを中央の大机の上に広げた。その後俺達全員に縮小版の持ち運びしやすいサイズの地図を渡してくれた。地図の中にはすでに色々と書き込みがされていた。

 

「ここは僕たち情報屋の間でも有名な場所でしてね。最近山賊の砦ができましてね」

「聞いたことがあります。悪人たちの駆け込み寺になっているって話ですよね」

 

 セリューの話しにブラインさんは頷く。

 帝都周辺は知らん。

 

「数は多いですが一人ひとりの実力はただの山賊ですから大したことありません。エスデス将軍、全員出す必要はないと思うのですが。いいのですか?」

「構わん。ここで成果を一つ出しておくのも問題ないだろう」

「そうですね。基本的に皆さんの好きな通りに暴れてもらいます。僕は目が見えないですが皆さんと同伴して戦います」

「大丈夫なのか?」

「妹もいますしね」

「そうよ!兄さんは昔二十人ぐらいの盗賊を一瞬で倒したことがあるんだからね!」

「ははは、そうか」

 

 何かあったら俺が助けてやろう。

 その後俺たちは全員で作戦会議をしてその砦へと向かった。

 数は本当に多いらしく、遠くからでも砦の中が見える。中と外には見張りがいっぱい、わんさかいやがる。しかしさっきのセリューは怖かったな。何がいっぱい悪を駆逐できる!だよ、女の子が満面の笑みでそんな事言うなよ。タツミも驚いていたしな。

 もう一度集まる。

 

「基本的に自由ですが、ポジションだけは守ってください。まずセリューさんとボルスさんは正面から突破、ウェイブさんは二人が門を開けたら最初に突撃してください。できれば鎧もありで。ランさんは空から攻撃と逃げそうな敵を打ち抜いてください。ドクターはご自由に」

 

 全員返事をする。

 俺も剣を抜き帝具の準備をする。敵に囲まれて刺されるとかださいからな。全力で行くぜ。

 

「グランシャリォォォオオオ!」

 

 俺は剣を地面に突き立てる。すると背後から黒色の鎧が飛び出る。それは俺の背中から張り付き鎧が巻きついてくる。漆黒の鎧にフィルムのような薄い何かが浮く。

 準備完了。

 

「それではセリューさん、ボルスさんお願いします」

 

 ブラインさんの声で全員が動いた。

 

 

 俺はセリューを担ぎ走った。作戦はまずセリューが門をぶち壊すことから始まる。ちょっと恥ずかしがるセリューーを連れて飛ぶ。セリューは右腕を突きだし番号を言うと、彼女の帝具が腕にかみついた。犬が離れた時には右腕には大きな銃がついていた。セリューの腕は換装できるらしく、番号によって色々な武器に変更できるらしい。

 

「なんだコイツら!?」

「ボルスさん!」

 

 すぐにボルスさんが前に出て火炎放射気を構える。

 砦の中から出て来た兵士と、城壁の上に載っている兵士を焼き払っていく。俺はその山賊の間をすり抜け砦内に入る。

 

「かかってこいや!」

 

 一人ずつ相手をしていく。俺は単純な蹴りとパンチだけで敵を蹴散らしていく。ランに余裕があるときは空からの援護が来る。

 楽勝。

 次々と山賊たちを殴り蹴り投げていく。

 

 結果は勝利。

 敵の生存者はいなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 





武芸会の後のお話でした。
さてタツミはどうなるのか!!
ウェイブとセリューはどうなるのか!
ではではノシ
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