全部幽霊のせいにしてしまえば、解決するお話   作:神熱

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幽霊の除霊

 さて今回は、いい幽霊である。前話で分かったと思うが全て幽霊のせいに出来る。

 

 もし幽霊がいい奴ならどうする。超有能でご主人様を守るために動く幽霊。最高に良いやつ。そんな優秀な幽霊をどうするのか。

 


 親父から依頼をされた仕事を引き受けた。だが走っても遠いから予定には間に合わない。どうしようかと思って輝くのがメイドの蜜だ。

 

「準備できたから行くよ」

 

「あ、了解だ。今から行くから行くから。それよりメイド服着替えなかったんだな」

 

「時間がなかったから。それよりしっかり捕まって」

 

 そう、車である。親父がプレゼントした車である。親父は蜜と結婚しようと企んでいるから色々なプレゼントをしている。

 

 そして見事なスタートで上手に運転をする。もう、タクシーの運転手さんじゃないなと思うほど上手だ。育てたのはデブ、親父が鍛えたからきっと抜かされて泣くだろう。

 

 あれ親父も隣で走って泣いている。いい師匠愛だと思ったら急に顔が変わる。

 

「なんでお前がいる。ここは俺の場所だと」

 

 言いたそうな顔である。

 

ならお前が行けよと思ってしまう。

 

親父には悲しいだろうけど俺のメイドである。この事実は変わらない。だから蜜はたまに、俺で良かった顔をしている。

 

 そして丁度1時間で到着した。

 

「ありがとうな。愛しているぜ蜜」

 

「バカ、バカ佐為」

 

「俺何か言ってしまったのか。後俺の名前は悪口じゃない」

 

 そう言って依頼人の家に着いた。

 

 さてとチャイムを鳴らして俺の名前を言う事いつものごとし。ドアに入って幽霊と対面する。

 

「どうですか?やはり幽霊はいるんですか?」

 

 まるで幽霊がいて欲しいみたいに言う。これは、幽霊がいたほうが言い訳が出来るからか!!なんか嫌だなと思う。人間らしき個性が消えてしまい、全て幽霊のせいにされる。何かが違う気がする。

 

 本当に幽霊が悪いのか。例えばが思いつかないけど、何かが違う。

 

「幽霊はいます」

 

「よかった、ここ最近運が悪いんですよ」

 

「それは、幽霊のせいではありません。幽霊は運までは悪くならないので」

 

「そんな、勘違いですよね。やはり幽霊のせいですよ」

 

 幽霊のせいにすれば、やはり楽に生きていけるのか。確かに幽霊のせいに出来れば良いけどならない事もある。例えば犯罪で

 

「幽霊のせいなんですよ」

 

なんて言ってみろ。「バカがいる」とか「頭がおかしい」とか「言い訳」だ言われてしまうぞ。きっとそう思う。でも俺の仕事は幽霊のプロだから幽霊はいると知っている。

 

 だから俺は幽霊のせいにされて悲しい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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明日も午後7時に投稿するので是非読んでください。

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