幽霊のせいには、したくないならどうすれば良いのか。
「あの除霊してくれるんですよね?」
「……」
正直いい幽霊ぽいから除霊したくない。
「黙っていないで何か言ってください?」
「あの、どんな運が悪いんですか?」
「何度も転んだりして困っているんです。その内車に轢かれたら大変ですからね」
なるほど。幽霊は何も言わないのか。遂に一言言った。
「このおじさんはね、何度も転んだりするんだ。足の力で必死に転ばないよう、僕がね支えているんだ。凄いでしょう」
幽霊は、身体能力を向上する良いところもある。ただ力を悪に使う幽霊が多いのが残念だ。
にしてもこの幽霊幼さが目立つ幽霊だけど大丈夫か。
こんな幼い幽霊を除霊するのは、嫌だな。まだ子供だからさ。大人になり美女幽霊と結婚したりするのかな。又成長したりするのかな。
でも幽霊は人間と仲良く共存出来ない。悩むから解決方法をマジカルバナナをしてみるのは良いかもしれない。
「幽霊のせいと言ったら人間」
「人間と言ったら親父」
「親父と言ったら横綱」
「横綱と言ったら横綱を超える祖父」
「祖父と言ったら、幽霊と仲良し」
「幽霊と仲良しと言ったら取り憑かれる」
事件解決だな。
全ての鍵は祖父にある。
この解決方法は、その問題を他人に与えればいい。つまり除霊をするのかは考えて欲しい。
「ちょっと電話を、悩みは解決します。貴方の幽霊はいなくなる方法です」
「そうですか?宜しくお願いします」
俺は祖父に電話をした。
「プルプル、爺ちゃん」
「なんだい、何か買って欲しいのか?」
「いいや、そうじゃなくて、???するにはどうしたらいい」
「幽霊と霊力を使って会話する事じゃ。きっと助けてくれるはずじゃ。だってカッコいい孫じゃからな」
おいジジイ、孫バカはやめた方がいいぞ。後イケメンじゃないから。目がおかしいのじゃないか?眼科に行け!
霊力での会話
「こんにちは」
「こんにちは」
よしいい感じだ。
「あのな頼みたい事がある」
「何かな、おじさんを助けてくれる。さっきから困っているの!!おじさんは何を話してるのかが分からない」
さっきのは偶然なのか。もの凄いタイミングで意味が合っていた。
この幽霊に日本語を理解する力はない。ただ霊力で話していただけだ。幽霊が霊力で話すなんて親父には教わっていない。
「実は君が取り憑いているのに気がついたみたいなんだ!!どうか俺に、取り憑いてくれないかな!!」
「ウンウン、おじさんのためだから仕方がない。時々会いたいな」
「取り憑いても、多分会えると思うよ」
「分かった、君に取り憑くよ。宜しくね、お兄さん」
こうして除霊せず事件は解決した。マジカルバナナの想像力が凄いのと祖父は、幽霊に詳しかった。
「除霊は終わりましたよ」
「ありがとうございます。また次回も宜しくお願いします」
「2200円です」
「アレ、格安ですね」
いつもなら1万円だから安い。
「少し、時間をかけてしまったお詫びです」
「ハイ、どうぞ」
「ありがとうございます」
「じゃあね、おじさん。又会おうね」
俺はこの家から立ち去った。
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