今回は俺が幽霊と向き合う話である。どうやって向き合えばいいのかを話そう。なぜ考えるかを少し振り返る。振り返る理由は俺が幽霊に取り憑かれている事である。
幽霊に取り憑かれて困ることは無い。家族の問題以外では。それは分かるはずだ。
「これはどう言う事だ佐為。幽霊を連れて帰ってこいなど言った覚えはないぞ。俺を怒らせたいのか?はっきり言え」
そのよていだが、振り返る時間を与えないそうだ。
「親父、幽霊には良い幽霊がいるんだ。その幽霊は良い幽霊だから助けたやったそれで良いじゃないか?」
「良くない。幽霊は簡単に変わったりするんだぜ。期待と夢をかけて裏切られるんだ。俺の親父とは違ってな」
その理屈はあっているようで間違っていないの反対だ。どいつもこいつも悪いなんて考えるのは間違っている。そんな考えは良くないと分からないだろう。何故なら嫌いになるほどショックの体験をしたのだからだ。
ならどうしようもないと言うしかないが、それでも間違っているのは間違いだ。それを正すのが子供のお仕事である。いやただ単に俺がしたいだけなのだが。
「大変じゃ、大変じゃ」
「親父、何があった。俺が守ってやる」
「ダメじゃ。力は未知級だからお前一人で勝てる相手じゃないわい」
俺の親父が更に渋く真面目な顔になった。これは横綱に磨きがかかった。多分当分はエロジジイにはならないだろう。
「じゃあ誰なら相手出来るんだよ」
俺はもう逆ギレするしかなかった。残念ながら未知級なんて恐ろしい相手と勝負したくないのだ。ドラゴンボールのセルVSサタンくらい戦闘能力が離れているはずだ。
「ワシなら少しは戦える自信があるのじゃが年とったからの。それでもここはやはりワシがなんとかするつもりじゃ。後は頼んだのう」
そう言い残し俺と親父から目で見えなくなる程速く走り立ち去った。
「親父追いかけるぞ」
「おう俺の運転テクニックを舐めるなよ」
そう言って親父と俺は車に乗り爺ちゃんを追いかける。一応幽霊を連れてな。
「おいガキ、能力でもなんでもいいから強力な霊力は分からないか?」
俺はガキの幽霊に聞いた。俺らが車に乗った時に分かったらしい。
(うん左かな?そして右だよ。)
「だそうだ。親父しっかり指示聞こうぜ」
「ッチ仕方がない。信じるとするか?」
そして俺はあたりを見たが同じ道を何度も通っている。そんな気がした。俺は時間を確認しようとしたら本当に驚いた。何故なら時間が全く変わっていない。3秒くらいしたら戻っていた。
俺と親父は幽霊の指示通りに向かった。幽霊が何人も取り憑いているから爺ちゃんの足が速い。
「クソ親父生きてくれよ」
「親父時間が動いていない。」
親父も驚いていたがどうしようもなく絶望的だった。俺らは結局時間が進むまで何にも出来なかった。
「親父時が動いた」
(もう幽霊はいない)
幽霊のガキからもういない状態と聞いて爺ちゃんはどうなったのだろうか?俺らは探しても見当たらず何日も過ぎても見つかる事はなかった。
親父がどうなったのかは不明だ?
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