今年もやって来た、12月。クリスマスの季節だ。
11月あたりから、三玖は随分とソワソワしていたようで…
例年なら、満更でも無い感じだが、今年は違った。
何故なら…
「ジョースターさん。私、ジョースターさんと、
クリスマスを過ごしたい」
「わかった。日本で過ごすクリスマスは初めてだな…」
「どこかに行きたい」
「えっと…うーん…」
と、ジョナサンは考えだす。
しばらくして…
「じゃあ、ドーナツ屋は、どうかな?
最近、二乃ちゃんや五月ちゃんが、
オススメのドーナツ屋を紹介してくれたんだ!」
「わかった。行きたい。ドーナツ屋に!」
(今年のクリスマスは違う。
今回の今回こそ、ジョースターさんに振り向いてもらうんだから!)
と、三玖は恋心に異常に燃えていた。
ドキドキする三玖。ここまで、自分の意見を言うのは、
初めてか、オーバーヒートしそうになった。
当日。
ジョナサンはクリスマスツリーを眺めていた。
「ロンドンでも、こんな大きなツリーは無いぞ…
珍しいし、気になるな…」
「撮ってみる?」
「うん!確か…この電話って写真機能も付いているよね?
21世紀は凄いな…随分と技術が進歩したんだね。
スピードワゴンも驚いていたよ」
「そっか。そ、それじゃあ…一緒に撮る?」
「もちろん!」
ジョナサンと三玖は一緒に携帯電話で写真を撮った。
「これをスピードワゴンに送るね。
あっ、早速、返信が来た!」
(ジョースターさん。スゲーじゃねーか!
写真を送って来るなんて、驚きだぜ!
いやぁ~21世紀の技術はスゲーな!)
と、スピードワゴンから、返信が来るのだった。
そして、メインとなる、ドーナツ屋さんへ
「クリスマス限定か…食べてみようかな?」
「私もジョースターさんと同じのにしようかな…?
あっ、抹茶味もあるし、どうしようかな…?」
ジョナサンは抹茶味を、
三玖はチョコレート味と、
お互いの好きな味をシェアすることになった。
「好き…チョコレートなのに、美味しく感じる…」
「三玖ちゃんに進められた、抹茶味、美味しいね」
ジョナサンの笑顔を見た、三玖は切ない感情で沢山だったが、
これは皆やジョナサンには内緒だ。
夕方になり、イルミネーションになったが、
三玖は思い切って、こう言いだす。
「あの…ジョースターさん。言いたいことがあるの」
「えっ?どうしたんだい?三玖ちゃん」
「今日は楽しかったね。また、こうやって遊びたいな…
私…フータローよりも、ジョースターさんが好きなの!」
「三玖ちゃん…」
「…」
「ごめんね。三玖ちゃん。話しているけど、僕にはエリナがいるんだ。
三玖ちゃんの気持ちに答えられそうになくて、ごめんね。
でも、悪いとは思っているんだ…」
「そっか、わ、私の気持ちを聞いてくれてありがとう…
こ、これからも、仲良くしてくれる…?」
「もちろんだよ!」
(諦めないよ…フータローには四葉がいて、
ジョースターさんにはエリナさんがいるけど…
でも、私は負けないから!)
と、三玖はジョナサンと風太郎に対する好意を強める一方だった。
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