ジョナサンは五月が握っていたペンに自身の手を被せて
カチャカチャと芯を出そうとしたが出なかった。
中を見ると芯が入っていなくその事を言うと五月は目を泳がせて誤魔化した。
その日の帰り道、五月はジョナサンにジュースを奢った。
「ジョースターさんが、いつも飲んでるものですよね」
「そうだがどうしたんだ?」
「私も飲むんです!」
コーヒーを飲むジョナサンは五月が
大人な味のコーヒーを飲めるのか心配だった。
「五月ちゃん、大丈夫?」
眉間に皺を寄せる五月だったがコーヒーを何度かに分けて飲み干した。
苦そうな顔を一瞬だけ見せたが何時もの表情に戻ると片手を上げた。
「美味しくは…なかったです」
「はいこれ、口直しになればいいんだけど」
ジョナサンは五月に甘いカフェラテをご馳走した。
幸いなことに五月の舌に合ったのか美味しいと言って喜んでいた。
「ジョースターさん!あれも美味しそうですね」
肉と書かれた看板に目を輝かせる五月はジョナサンが奢ってくれることも
期待していた。ジョナサンはそこのお店に行き、唐揚げを何個か買った。
「僕はいいから五月ちゃん食べて」
「何言っているんですか、さぁ食べて下さい」
割り箸に唐揚げを挟みジョナサンの口元まで運んだ。
「私にも食べさせて下さい」
口を開ける五月にジョナサンは唐揚げを冷ましてから口に運んで上げた。
美味しそうに口を動かす五月にジョナサンはもっと食べさせてあげたくなった。
「五月ちゃんって唐揚げ好きなの?」
「お肉が好きなんです」
「そうなんだね!どんな肉料理が好きなの?」
「豚肉、鶏肉、牛肉、馬肉、鹿肉、羊肉ですね!」
「肉って、色々あるんだね」
「そうですね、どれも、美味しいですよ?
あっ、今度、カレーを作りましょうか?」
「うんっ!五月ちゃんのカレーライス
楽しみにしておくよ!」
「えぇ、楽しみにしておいてください」
「五月ちゃんは、勉強に付いてきている?」
「当然です!理科や化学が得意ですから、
それを中心にやっています!」
「そうなんだね!僕も理科とか、数学とか、
古文は、得意だよ!」
「風太郎さんと比べると優秀ですね、
補佐にしては、もったいないくらいです」
「でも、僕はパソコンやプリンターとか、使えないんだ…
機械音痴だから…」
「そう言えば、ジョースターさんの携帯電話は?」
「パカパカする、ガラケーだよ?
ブルーの携帯電話なんだ!
写真機能まで、あるなんて、驚きだったよ」
「そうだったんですね…
だから通りで、風太郎さんと同じ、
問題用紙が、手書き…」
「手書きの方が、気楽だからね」
「そうなんですね…」
「じゃあ、家まで送るよ」
「ありがとうございます」
「どういたしまして」
こうして、家まで送るのだった。
誰をヒロインにしたいですか?
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